「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

第七回 朝ドラ通信週末版 11月23日 「ごめんなすって」

2013年11月23日 | ゆるちょ!のドラマ・レビュー!
午後5時です。

僕的には、晩酌開始時間でーす!


というわけで、朝ドラ的には、土曜日は、クライマックスですから、新たな感動を呼んだりして、最近、土曜日の朝がさらに楽しくなってきました。


というわけで、「ちりとてちん」・・・こういうラストもありかな・・・まあ、シークレットゲスト・・・という言葉を聞いた時に、

「そこに草若師匠が出ちゃうってのも、ありかも・・・」

とは思っていたんですが、それを確信したのは、小草若さんが、「愛宕山」をかけずに「寿限無」をやったところ・・・。

ストーリーというのは、サゲてからのアゲが基本ですから・・・あそこで見ている側の気分をサゲる・・・小梅ちゃんが、

「これで終りですかいの?」

的に言ってましたので、サゲ決定・・・ということで、終りに向けてアゲ作業開始のはず・・・となって、ここで一番アゲ作業が担当出来るのは、

それはもう、

「草若師匠の「愛宕山」しかない」

ということになって・・・つまり、草若師匠に「愛宕山」をやらせて・・・つまり、和田家が落語会まで草若師匠の家にいた意味がここでハッキリしたんですね。


和田家は正太郎ちゃんの死の間際・・・皆、感慨深く「草若師匠の「愛宕山」」を聞いているわけですよ。

だからこその和田家・・・草若師匠復帰の「愛宕山」は当然、和田家ファミリーが聞いて、涙しなきゃいけなかったんですね。


いやあ、素晴らしい伏線回収・・・勉強になりますねー。


劇的なシーンには、こういうアイテムの使い方で、伏線を張っておく・・・これがストーリーの大事な掟なんですねー。

つまり、重要なキーアイテム・・・「ちりとてちん」では草若師匠の「愛宕山」・・・これを大事なところで、使いまくる・・・が重要なんですね。


というか、ストーリーの背骨「アイテム」になるんですね。


まあ、糸子さんのオールマイティ化と共に、ストーリーを作っていく際の、重要な事前の決定事項になるんですね。


ほんと、勉強になりますねー。


というか、僕も朝から泣いてしまいました。

草若師匠の「愛宕山」・・・そういう意味では、正太郎ちゃんの死の床・・・一緒に見てたもんな・・・そして草若師匠の「愛宕山」も何度も聞いてきて、

その草若師匠が復活する・・・ちょっと朝から感動しちゃいましたね。


涙腺、相変わらず緩いですねー。


いやあ・・・でも、今回思ったのは・・・以前、僕は指摘しましたが、

「糸子さんキャラは何でも出来る超オールマイティー」

ということで、今回も草若師匠を「寝床」に連れてくる役は、もう、糸子さんしかないわけですよ。


僕もストーリーを作る側の人間として発想しているんですけど、

「自分で書くとしたら、どうするか?」

という発想で見ているので、

「自分なら、こう書く」

という答えはあるわけですね。


で、やっぱり、嫌がる草若師匠を有無を言わさず強制的に「寝床」に連れていけるキャラとなると、これはもう糸子さんキャラしかないわけです。


もうね、やるべきことが決まると、

「じゃあ、その担当を誰にやらせるか?」

それしかないわけですね。考えることは・・・。


ま、サラリーマンの管理職と同じですけどね。


そこから考えると、大事なのは、人生のおける、自分のキャラってことになるわけです。


どれだけオールマイティに近づいているか?・・・これが成長していく上で最も大事な成長ポイントになっていくわけですね。


だから、弱っちい人間は駄目なんですね。


僕的には糸子さんキャラ・・・その上が小梅ちゃんキャラですかね・・・。


小梅ちゃんキャラはある意味ダース・ベイダーキャラですから、彼女が動いたら、それこそ超強制キャラですからねー。


だって、彼女が何かを求めたら、誰も何も言えないし、提供する以外ないでしょ?


それが人間的迫力ってもんでしょうねー。


僕も結構長く生きてきましたけど・・・修行出来ていない大人って結構多いですよ。


あと、野暮な大人ね・・・ここでそれを言ったら終りでしょーみたいな。そういう人間って、場の雰囲気が読めない・・・というか読まないんですよ。


自分は何を言ってもいい的に考えている人間は・・・だから場の雰囲気を読めない・・・結果、周囲から相手にされなくなり、その場から追放・・・そうなっちゃいます。


そういう現実を僕はたくさん見てきましたねー。


だから、とにかく、現実と徹底的に向かい合うことですね。大事なのは。


本が好き・・・とか言って本に逃げ込んじゃったりね・・・まあ、10代20代はそれでもいいですけど、


人間30代から本番ですからね。


僕がシステムエンジニア時代、先輩に教わったことで、これは大事だなと思った考え方に、


「いいか。お前が担当者なら、その2代上の立場になって考えるように特訓しろ。だから、課長の立場や、部長の立場に立って」

「部長なら、お前をどう動かしたいか、考えて・・・そういう癖をつけろ。そうやって訓練しておけば、お前は何をやればいいか、簡単にわかるはずだし」

「どう成長していけばいいかも、即座にわかるはずだ。同時に、お前が将来課長になる準備も出来る」

「いいか、トレーニングは絶対ウソをつかないからな」


というのがあります。


まあ、僕は脱サラ指向でしたから、まあ、あれでしたけど、この考えは採用していますね。


ま、物語を考える時に、いろいろな人間の立場になって考えなきゃいけないので、自然、そうなるんですけどね。


まあ、基本は相手の身になって考える・・・ですけどね。


まず、これが出来る人でないと・・・それは最低限な話ですよね。


だから、自分がどのキャラに向かって成長するか・・・それは普段考えておく必要がありますね。


例えば、小次郎おじさんキャラというのも、ひとつの到達点として大事ですよね。


割りと自由に生きながら、本当の自分たちのしあわせを考えている。


まあ、僕的には小次郎おじさんキャラに近いのかな・・・ま、それもまたよしですね。


というわけで、今週は徒然亭が本当の意味で復活した・・・そういう週になりました。


感動的でしたねー。いやあ、草若師匠の「愛宕山」・・・感動的に聞けました。


で、キーコさんの蕎麦修行・・・ただ切っただけなのね・・・まあ、この時期は修行中の時期で、とにかくドジっ子モードなのが、キーコさんなんでしょうね。


四草さんの「崇徳院」・・・というか、四草さんって、案外感動しい、なんですね。思いっきり泣いてましたからねー。


草原さんは、枕が長くなって・・・3年の間に、いろいろなネタを拾った・・・そういう話なんですね。


というか、人間・・・自分の価値を知り、自分の行くべき道を知って、修行の道に入ると・・・それはそれはいろいろな事を考えますからね。


中身濃くなりますよ。僕もそうです。この3年の間でも、僕も随分、いろいろな記事をあげてきましたからねー。


「しあわせになる為の知恵」・・・もう完全に独自な道を行っていますからね。


「ハッピーエナジー」理論とか、作っちゃって・・・独自発想ですからね。


目からビーム出してるし、猫は逃げるし、犬は吠えるし・・・動物としても強くなっちゃったからなー。


ま、いいか・・・で、小草若さんも復帰ということで、次はやっとキーコちゃんメインの話・・・落語家を目指すキーコちゃんが来週のメインテーマになるみたいですね。


まあ、朝ドラって要はひとつひとつ問題を処理していく・・・システムエンジニアの仕事のようなもんなんですね。


ぶちまけられたネガティブをひとつひとつ担当して、ポジティブに変えていく・・・ま、人生そのもののようなモノ・・・それが成長そのものなんですね。


だから、人生で一番大事なものは、毎秒の成長・・・そう言えるんですね。


ま、それが出来ている人は少ないですけどねー。停滞していたり、劣化しているひとも結構多いすよ・・・毎秒の成長・・・がんばらないとねー。


と言った感じの・・・「ちりとてちん」でした。


つーか環境整備が整ったので、やっとキーコちゃんの成長が描ける・・・そういうことでしょうね。


ほんと、システムエンジニアの仕事みたいだ・・・。



さて、「ごちそうさん」行きますか。


つーか、指摘通りのストーリーになりましたね。師匠さんが、捨蔵さんが、やっぱり、西門家のおとうさんだった・・・いやあ、わかりやすかったですね。今週は。


あの、めいちゃんが蔵に閉じ込められて・・・上から出ようとして落ちて・・・そこから西門家の写真が出てくる・・・もう完全にお約束の世界で、


「あー、ここに捨蔵さんの写真があるわけね」


と想像しながら見ていたら、ほんと、その通り・・・。


で、台所で、茄子を発見した捨蔵さんは、


「ごめん茄子って」


としゃれこみ・・・登場・・・いやあ、最高でしたねー。


で、希子ちゃんの見合いの場所をぶち壊し・・・というか、ここでもストーリーのお約束が見えましたね。


周りからアゲられたら、強烈なサゲが来る・・・つまり、希子ちゃんが、


「わたしのようなものが、結婚なんて・・・」


と言った瞬間、見合い相手の家族の評価がやたらアガる・・・もうこうなった瞬間に、


「お、捨蔵さん突撃準備完了!!!さあ来い!」


って思って見てましたから・・・いやあ、ストーリーのお約束を知っていると、先の展開が読める読める。


案の定、捨蔵さん登場でしたからねー。


悠太郎さんは激怒するし、お静さんも、「なにあれ?」って和枝姉さんと瞬間的に休戦・・・言ったじゃないですか、


この二人を休戦させるには、捨蔵さん投入しかないと・・・そのまんまでしたから、笑ってしまいました・・・。


いやあ、来週からが観ものですよ、これは。


というか・・・めいちゃんまた怒ってたよ・・・離婚沙汰?東京に帰るの?


また、おもしろくなってきましたねー。


「ごめん茄子って」


は捨蔵さん登場シーンのセリフだったんですねー。


というか、和枝姉さん・・・目が完全に逝っちゃってましたよ・・・。


つーか、めいちゃん絡みで、捨蔵さんまで、復帰・・・和枝姉さんにしてみれば・・・どうなんでしょうねー、来週火を吹きそうな和枝姉さんです。


で、来週の通し題名が「君をあいス」だそうで・・・アイス?・・・まあ、ラブな話があって・・・どうなるんでしょう?


うーん、最後には悠太郎さんが、めいちゃんに「やっぱり、お前が一番や」的なラブな言葉を出す・・・そんな感じ?完全に当てずっぽう。


まったく予想がつきませんが、まあ、月曜日の放送を見れば、土曜日までに解決するテーマの提示がありますからね。


今回も月曜日にめいちゃんが「和枝姉さんとお静さんの仲を取り持つにはどうしたらいいかしら?」というセリフがあって、

で、結果的に捨蔵さんを呼び込んで、和枝姉さんとお静さんは瞬間休戦・・・という結果を呼び込みましたから、めいちゃん相変わらず土曜日に、

瞬間的に逆転サヨナラホームランを打つ・・・ということにつながるんですね。


ですから・・・月曜日のめいちゃんのセリフ・・・ここに注目ですね。


ここに今週中にやるべき宿題が出てきますから・・・次はここ注目ですねー。


しかし、まあ、おもしろいですね。どんどん西門の家が変わってくる・・・今まで寒々しかった西門も、ドンドン火が入り、ひとが寄ってくるようになる。


つまり、西門の夜の食卓が、東京の開明軒の朝の風景みたいに楽しい食卓になれれば、


・・・というか、3月末には、ああいう暖かい食卓になって、あるいは和枝姉さんが、


めいちゃんに「ありがとう」とか言って、どっかに嫁いでいくとか・・・お静さんと捨蔵さんの仲が復活するとか・・・まあ、いろいろネガティブを、


ポジティブに変えていく作業はたくさん残っていますからねー。


それが今後実現していく・・・そういうことになるわけですねー。


まあ、今回、希子ちゃんの梅・・・という伏線も張られましたが、それがどういう感じで回収されるか、楽しみです。


というか、希子ちゃんをやっている女優さんって・・・上手いよねー。かわいいし。


というか和枝姉さんに話しだす瞬間のあの緊張感から来る弱々しさ・・・あれ上手い表現だよね。


というか、昨日、梅干しを食べた瞬間の希子ちゃんの全力の笑み・・・胸ズドンでしたねー。いやあ、キュートキュート。


しかし、今週も楽しかったなあ・・・来週も楽しみです。


いやあ、土曜日の朝は、楽しいねー。


というわけで、朝ドラは人生を潤す賢いアイテムである・・・と思っているゆるちょでした。


ではでは。来週も朝ドラを存分に楽しみましょう。

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