大河ドラマ「八重の桜」感想 乙女通信
「「男性大河ファン」の直感的で素直な感想」
●人間はキャラ立ちしていないといけません!世良修蔵、この男、やってくれそう!「負のエネルギー」は出しちゃだめ!あと、現代では、駄目な政治家もいるね!にしても、盛り上がってきましたよー!!
えー、一週間遅れの大河ドラマ・レビュー。今回は、「弟のかたき」の回のレビューになりますねー。
しかし、八重さん・・・鉄砲持って走りだしたけど、ほんと、どこへ行く気だったの?
大蔵さんが、
「あんな八重さん見るの初めてだ」
みたいなことを言ってたけど、いや、僕らも初めてですから。
まあ、焦燥感みたいなものを表現していたんでしょうね。
これから来る、会津戦争を前にして・・・まあ、何かのフリになっているんでしょうねー。あれは・・・。
しかし、今回もかっこよかったよねー。容保公。
「もう、逃げる場所など、どこにもない」
なんて言っちゃって、
「もし、敵が攻めてきたら、全藩をあげて、戦う!」
って、言っちゃったもんね。
つーか、作品は置いておいて、歴史的な考察をするとすれば、
「朝敵は非」
という価値観がまずあるわけですよ。この時代。
でも、佐川官兵衛が言ったように、
「勝てば官軍」
なんですよね。
つまり、勝てば、いいわけですよ。要は・・・。
そこに価値観が行き着いちゃったもんだから、
「戦わずして敗れるのは、武家の名折れ」
という意識につながってしまった。
これ、第二次大戦に日本が飛び込んでいく意識と非常に相似形なんですよ。
つまり、日本ってのは、普段はやさしい、気持ちのいい人達なんだけど、
祖国を守る気概の強いひとなので、攻められると敢然と立ち上がって、武器をとって、滅亡するまで、戦う人種なんですね。
それって、健さんの任侠映画でも、そういう状況って、ありましたよね?
馬鹿にされ、辱めを受けても、最後の最後まで、じりじりと我慢して、
「ここまで、追い込まれたら、もう生かしちゃおけねえ」
的に、敢然と立ち上がり、相手すべてを滅殺してしまう・・・。
日本人そのものの描写なんですよ。それは。
だから、健さんは皆に愛されるわけで、そこに皆は自分を見ている。
僕も一旦キレたら、敵を全力で、超悲惨な状況まで、追い込みますからね。
まあ、日本人がキレたら、怖いですよね。
まあ、その状況が会津に近づきつつあると・・・そういう意味では、今回三郎の死で、キレちゃったのが、八重さんということなんですね。
キレちゃったから、やる気マンマン・・・それを見せたのが、今回の八重さんの行動だったんでしょうねー。
スーパースナイパー八重さんの誕生ってことでしょうか。あれねー。
いやあ、八重さん、強いと思うよ。
「おらがいけばよかったんだ。三郎より、あたしの方が全然つええんだから」
って、八重さん言ってたけど、マジ強いからね。
で、奥羽討伐部隊なわけですけど、この世良修蔵さんが、まー、いかにもな俳優さんを当ててきますよねー。
素晴らしいキャスティングですねー。
もう、いかにも憎まれ役なら、俺!みたいな形相で、素晴らしい仕事をされております。
まあ、キャラ立ちしていますよね。
やっぱり、人間キャラ立ちしていないといけませんよ。ほんと。
僕はこういう世良修蔵さんタイプの役者さんが、大好きで、キャラ立ちしていて、女性の目で見ると、非常に魅力的な男性に映りますね。
女性はこういう強い男性に弱い。
まあ、逆に男性の目で見ると、男性能力が非常に高くて、強いタイプの男性ですから、ちょっとひるんじゃう系の男性性の高い男性ということになって、
警戒しちゃう・・・まあ、敵役って、そんなもんですねー。
僕はだから、好きですねー。こういう役者さんは。
こういう役者さんに限って、普段は、家族思いのやさしい男性だったりするんですよねー。
っていうか、役者っていう仕事は、他人にキャスティングされて、なんぼの仕事なので、人に愛される人間でないと、やってられないんですよ。
だから、演技力も高くて、能力があって、それでいて、ひとに愛される人間でなければ、役者の仕事は出来ない。
ただ、顔が「いかつい」とか、「二枚目」とか、それだけじゃあ、やっていけない仕事なんですね。
だから、世良修蔵さんみたいなタイプの俳優さんは、飲むとおもしろいと思いますよ。多分、ね、すんごい優しい男性だと思いますね。このひとは・・・。
非常に魅力を感じる、世良修蔵さんです。ま、このひとが会津戦争の発端のひとりになるわけですが。
まあ、でも、新政府なんて、言っても、寄り合い所帯だったりするわけで、薩長土肥・・・まあ、肥前の妖怪と言われた、鍋島閑叟さんは出てきていませんが、
とりあえず、朝敵を討たんという目的の元に一致しているわけですよね。
でも、所詮、寄り合い所帯なわけで、いつ崩れ去るか、わからないという、そういう脅威もまた一方で持っているんですよね。
それに対して、会津とすれば、京都を守護してきた自負もあるし、朝敵指定をされたけれど、
「俺達、悪くねえんじゃね?」
っていう意識すら、あるわけで、戦争を実際に体験してきた会津兵は、多分幕末最強の気概を持った兵団なんですよね。
このあたり、
「能力のある人間は、結果的にストーリーの一方の主役になってしまう」
という日本のお約束という気がしますね。
衆目が一致して、その能力を認められたら、絶対にストーリーの主役に踊り出ることになるんですよ。
だから、会津は強かったからこそ、朝敵指定されるし、奥羽列藩同盟の盟主になっちゃうんですね。
本来、徳川こそが、朝敵指定を受けて、攻撃されるべきだったんですよ。
でも、逃げた・・・しかし「万国公法」・・・また、出て来ましたけど、やっぱ幕末を表現する一つのアイテムとしては、絶対出てきますね。
まあ、ある種の方便なんですよ。「万国公法」も。
というか、今回、覚馬さんが、「万国公法」を知っていて、西郷にプレゼンするシーンがありますが、
あの時代に「万国公法」を知っていて、それを利用出来る者は、
「使える人間」
としての「レッテル貼り」が出来るって話なんですね。
まあ、今回そういう意味では、川崎尚之助さんが、江戸へ留学して学んできた「洋式調練」を指導していましたが、これも同じあり方なんですよね。
しかし、あの「洋式調練」を見ていて、思ったんですが・・・あれ有用?
非常に疑問を持っちゃうシーンでしたね。あれ・・・。
要は当時、「洋式」ならば、なんでも優れていると勘違いしていた、滑稽な日本人・・・という図でしたよ。あれは。完全に・・・。
まあ、しかし、完全に流れは会津戦争ですね。白虎隊も・・・あれは兵制改革後の部隊編成だったんですね。
玄武に朱雀、青龍に白虎・・・まあ、東西南北を守護する神様の名前ですけど、そういう名前の付け方だったんですね。
まあ、僕自身、小学6年生で会津に旅行して、白虎隊の悲劇はその時に聞いたんですけど、なんか、そういう時間も近づいてきていますねー。
えー、話は変わりますが、幕末の官軍の将は、髪の毛たくさんのカツラを被っていますが、あれって、本能的に畏怖を覚えさせる為なのね。
古くは武田信玄も同じようなカツラを川中島の合戦の時に着用しているのを見ますよね。
今回、乾退助が、板垣退助に解明するエピソードをやっていましたが、ってことは、武田信玄のカツラから発想して、幕末の将は、ああいうカツラを被っていたんでしょうか。
それだったら、ちょっとおもしろい感じですね。
だって、川中島の合戦の武田信玄と幕末の将ぐらいでしょ?ああいうカツラ被っているの。
なんか関連性を感じますよね。
しかし、西郷エピになりますが、要は幕軍側の好戦派が会津に集結することになるんだよね。
まあ、これは、上でも述べましたが能力のある人間は、いつのまにか、ストーリーの一方の主人公になる、という日本のお約束から来ているわけですけど、
やっぱり、強い人間と一緒に戦いたいというのは、人情ですからね。
まあ、新撰組や会津藩からすれば、京都の治安を守ってきた、という自負がある一方、
新政府側から見ると、「負のエネルギー」を浴び続けたことになるわけです。
まあ、僕は決して「負のエネルギー」は出さないと決めていますが、要は「負のエネルギー」を相手に感じさせてしまうと、
結果、敵になってしまうということを知っているからなんですね。
まあ、会津や新撰組のお話がそれを物語っているわけで、この世において、一番やっちゃいけないことこそ、
「負のエネルギー」を他者に感じさせることなんです。
例えば、現代に目を移して見ると、橋下徹共同代表は、八尾空港で、オスプレイの訓練をさせると政府に提案するものの、
肝心の八尾市と何のネゴもしていないということがだだわかりなりました。
このひと、政治って、何だと考えているんですかね?
トップダウンで行けると考えているところがまず、知恵が浅い。
とうか、このひと、正真正銘の馬鹿です。こんなひとの言うことを聞いてはいけません。無茶苦茶になりますからね。
順番が違うんですよ。だって、普通、八尾空港をオスプレイの訓練基地にしようと考えたら、
まず、水面下で、八尾市に打診し、コミュニティの長に接触を測り、実行可能かどうかを図るのが基本でしょ?
サラリーマンの世界のそれ、常識でしょ?
システムエンジニアだったら、なおさらですよ。
ネゴして、ある程度実現性が明確になってきたから、報道への発表があるわけで、その順番間違えたら、実行出来ないんだから。
そんなシステムエンジニアやサラリーマンの常識がまるっとないのが、この女性の敵、橋下徹というダサい駄目なおっさんなわけで、
政治というものを何もわかっていない。
ただ、自分がトップダウンで言えば、世界は動くと勝手に思っている、裸の王様ですよ。
というか、自分が目立ちたいだけの、サラリーマンすら出来ない、駄目な人間です。
政治の世界にいらないんじゃないですか?政治のイロハすらわかっていない、裸の王様です。ずぶの素人。いりません、こんな人は。政治の世界に。
家族連れて、日本から出て行きなさいよ。ほんと、頭くるわね!
やばい、アイリが怒りだすと収拾がつかなくなるので、この話はこれで終り(笑)。
えー、政治というのは、だから厳しいんですよね。
ただ、会津は、敢然と戦うでしょうね。
それが日本人の気概だから。
僕もアイリも、戦う時は、徹底的に戦いますからね。
それは「負のエネルギー」じゃないんです。
正真正銘の真っ向勝負こそ、日本人の生きる証ですからね。
あとは、死ぬだけ。それだけさ。
この強い意識に辿り着いているからこそ、日本人は素晴らしいんです。
覚馬さん・・・命だけは助かったようですが、頼んだ銃はどうなってんの?
会津戦争に間に合うんだろうな・・・やっぱり・・・。
ま、そんなことに気を揉めながらも、今日も大河ドラマ楽しんじゃおうと思います。
会津戦争、近し!
●泣く人間と怒りに変える人間と!八重さん怒らしたら、超こわいぞー!会津は今ひとつになる!行けスーパースナイパー!!
というわけで、三郎さんの戦死と覚馬さんの処刑・・・の話が伝わった山本家だったりするわけです。
しかし・・・もらい泣きしちゃいましたねー。
父とは、ああでなければ、いけないんでしょうね。
人前で泣くことは許されない・・・誰もいないところで、ひとり泣く・・・そうだよな。それが日本人の男の姿だよな・・・。
なんか、こう、ほんともらい泣きしちゃいましたねー。
うらさんの気持ちがありありとわかって・・・いやあ、僕も涙腺ゆるい方ですねー。
その中で、ひとり強く復讐を誓う八重さん。
ひとは二種類なんですね。
喪失を泣くひとと、喪失に対して怒りを顕にするひとと・・・。
まあ、僕は八重さんタイプかもしれませんねー。
「はーん。それなら、奴ら全員、不幸にすれば、いいんだろ?俺にだって、考えくらいあるさ」
くらいのことを言いそうですね。
まあ、その怒りの極限状況の八重さんの前に、カモネギ状態でやってくる官軍ですから、それはもう大変なことになりますよね。
つーか、容保公のあの決意が、なんか、燃えて来ましたねー。
「その時は、全藩をあげて戦う!」
っていう決意・・・その時の為にサムライは生きているんですからねー。
死は最初から覚悟している。あとはお家のために、どう自分を役立てるかだけ・・・。
まあ、ここまで、覚悟出来ていれば、あとはシンプルに戦うだけなんですよ。
そうか・・・今回、斎藤一と八重が出会ってたけど・・・斎藤一は西南戦争にも出て行くんだよね。
元の会津兵が西南戦争で、活躍した話もやるだろうから・・・また、おもしろくなるよねー。
しかし、八重さん、迫力が違ってきたよねー。
いやあ、八重さんいいすよ・・・っていうか、川崎尚之助さん、腰が引けてない?
ちょっと八重さんの迫力に迫力負けしているように思えるんですけど・・・。
まあ、大蔵さんもびっくりしていたし・・・。
なんか、ゾクゾクしてきましたねー。
戦近しですね!
今週の喜び
というわけで、容保公も、
「皆を残し、江戸に逃げ帰った僕ちゃん、駄目でした。ごめんねごめんねー」
って、言ってましたけど、まあ、家臣とすれば、何も言えないよねー。
まあ、すべてを飲み込んだ神保修理が死んでくれたおかげで、かっこうはついたんですけど、殿のお気持ちは、苛まれるばかりでしょうから・・・ねえ。
しかし、面白くなってきましたよね。
まあ、世良修蔵さんが火をつけてしまう格好になるわけですが、奥羽列藩同盟も出来上がってくるし、新撰組もいるし、
なにしろ、スーパースナイパーの八重さんがいるわけですからねー。
戦いは頂点へ・・・まあ、会津藩は容保公の元に結集して、戦うでしょうからねー。
いやあ、盛り上がってきましたよー。
しかし、佐川官兵衛さん、相変わらず、良い味出してますよね。
男・・・その男くささがまたいいですよね。
なんかねー。元気もらえますよ。
ほんと、いい大河ドラマだよね。
元気もらって、今日も楽しく生きて行きましょう!
さ、サイクルトレーニングに行っちゃおっかな。ルンルン。
今週のあれ、どうなん?
覚馬さんの書いた手紙、全然文字読めなかったけど・・・ま、そういうもんなんでしょうねー。
「「男性大河ファン」の直感的で素直な感想」
●人間はキャラ立ちしていないといけません!世良修蔵、この男、やってくれそう!「負のエネルギー」は出しちゃだめ!あと、現代では、駄目な政治家もいるね!にしても、盛り上がってきましたよー!!
えー、一週間遅れの大河ドラマ・レビュー。今回は、「弟のかたき」の回のレビューになりますねー。
しかし、八重さん・・・鉄砲持って走りだしたけど、ほんと、どこへ行く気だったの?
大蔵さんが、
「あんな八重さん見るの初めてだ」
みたいなことを言ってたけど、いや、僕らも初めてですから。
まあ、焦燥感みたいなものを表現していたんでしょうね。
これから来る、会津戦争を前にして・・・まあ、何かのフリになっているんでしょうねー。あれは・・・。
しかし、今回もかっこよかったよねー。容保公。
「もう、逃げる場所など、どこにもない」
なんて言っちゃって、
「もし、敵が攻めてきたら、全藩をあげて、戦う!」
って、言っちゃったもんね。
つーか、作品は置いておいて、歴史的な考察をするとすれば、
「朝敵は非」
という価値観がまずあるわけですよ。この時代。
でも、佐川官兵衛が言ったように、
「勝てば官軍」
なんですよね。
つまり、勝てば、いいわけですよ。要は・・・。
そこに価値観が行き着いちゃったもんだから、
「戦わずして敗れるのは、武家の名折れ」
という意識につながってしまった。
これ、第二次大戦に日本が飛び込んでいく意識と非常に相似形なんですよ。
つまり、日本ってのは、普段はやさしい、気持ちのいい人達なんだけど、
祖国を守る気概の強いひとなので、攻められると敢然と立ち上がって、武器をとって、滅亡するまで、戦う人種なんですね。
それって、健さんの任侠映画でも、そういう状況って、ありましたよね?
馬鹿にされ、辱めを受けても、最後の最後まで、じりじりと我慢して、
「ここまで、追い込まれたら、もう生かしちゃおけねえ」
的に、敢然と立ち上がり、相手すべてを滅殺してしまう・・・。
日本人そのものの描写なんですよ。それは。
だから、健さんは皆に愛されるわけで、そこに皆は自分を見ている。
僕も一旦キレたら、敵を全力で、超悲惨な状況まで、追い込みますからね。
まあ、日本人がキレたら、怖いですよね。
まあ、その状況が会津に近づきつつあると・・・そういう意味では、今回三郎の死で、キレちゃったのが、八重さんということなんですね。
キレちゃったから、やる気マンマン・・・それを見せたのが、今回の八重さんの行動だったんでしょうねー。
スーパースナイパー八重さんの誕生ってことでしょうか。あれねー。
いやあ、八重さん、強いと思うよ。
「おらがいけばよかったんだ。三郎より、あたしの方が全然つええんだから」
って、八重さん言ってたけど、マジ強いからね。
で、奥羽討伐部隊なわけですけど、この世良修蔵さんが、まー、いかにもな俳優さんを当ててきますよねー。
素晴らしいキャスティングですねー。
もう、いかにも憎まれ役なら、俺!みたいな形相で、素晴らしい仕事をされております。
まあ、キャラ立ちしていますよね。
やっぱり、人間キャラ立ちしていないといけませんよ。ほんと。
僕はこういう世良修蔵さんタイプの役者さんが、大好きで、キャラ立ちしていて、女性の目で見ると、非常に魅力的な男性に映りますね。
女性はこういう強い男性に弱い。
まあ、逆に男性の目で見ると、男性能力が非常に高くて、強いタイプの男性ですから、ちょっとひるんじゃう系の男性性の高い男性ということになって、
警戒しちゃう・・・まあ、敵役って、そんなもんですねー。
僕はだから、好きですねー。こういう役者さんは。
こういう役者さんに限って、普段は、家族思いのやさしい男性だったりするんですよねー。
っていうか、役者っていう仕事は、他人にキャスティングされて、なんぼの仕事なので、人に愛される人間でないと、やってられないんですよ。
だから、演技力も高くて、能力があって、それでいて、ひとに愛される人間でなければ、役者の仕事は出来ない。
ただ、顔が「いかつい」とか、「二枚目」とか、それだけじゃあ、やっていけない仕事なんですね。
だから、世良修蔵さんみたいなタイプの俳優さんは、飲むとおもしろいと思いますよ。多分、ね、すんごい優しい男性だと思いますね。このひとは・・・。
非常に魅力を感じる、世良修蔵さんです。ま、このひとが会津戦争の発端のひとりになるわけですが。
まあ、でも、新政府なんて、言っても、寄り合い所帯だったりするわけで、薩長土肥・・・まあ、肥前の妖怪と言われた、鍋島閑叟さんは出てきていませんが、
とりあえず、朝敵を討たんという目的の元に一致しているわけですよね。
でも、所詮、寄り合い所帯なわけで、いつ崩れ去るか、わからないという、そういう脅威もまた一方で持っているんですよね。
それに対して、会津とすれば、京都を守護してきた自負もあるし、朝敵指定をされたけれど、
「俺達、悪くねえんじゃね?」
っていう意識すら、あるわけで、戦争を実際に体験してきた会津兵は、多分幕末最強の気概を持った兵団なんですよね。
このあたり、
「能力のある人間は、結果的にストーリーの一方の主役になってしまう」
という日本のお約束という気がしますね。
衆目が一致して、その能力を認められたら、絶対にストーリーの主役に踊り出ることになるんですよ。
だから、会津は強かったからこそ、朝敵指定されるし、奥羽列藩同盟の盟主になっちゃうんですね。
本来、徳川こそが、朝敵指定を受けて、攻撃されるべきだったんですよ。
でも、逃げた・・・しかし「万国公法」・・・また、出て来ましたけど、やっぱ幕末を表現する一つのアイテムとしては、絶対出てきますね。
まあ、ある種の方便なんですよ。「万国公法」も。
というか、今回、覚馬さんが、「万国公法」を知っていて、西郷にプレゼンするシーンがありますが、
あの時代に「万国公法」を知っていて、それを利用出来る者は、
「使える人間」
としての「レッテル貼り」が出来るって話なんですね。
まあ、今回そういう意味では、川崎尚之助さんが、江戸へ留学して学んできた「洋式調練」を指導していましたが、これも同じあり方なんですよね。
しかし、あの「洋式調練」を見ていて、思ったんですが・・・あれ有用?
非常に疑問を持っちゃうシーンでしたね。あれ・・・。
要は当時、「洋式」ならば、なんでも優れていると勘違いしていた、滑稽な日本人・・・という図でしたよ。あれは。完全に・・・。
まあ、しかし、完全に流れは会津戦争ですね。白虎隊も・・・あれは兵制改革後の部隊編成だったんですね。
玄武に朱雀、青龍に白虎・・・まあ、東西南北を守護する神様の名前ですけど、そういう名前の付け方だったんですね。
まあ、僕自身、小学6年生で会津に旅行して、白虎隊の悲劇はその時に聞いたんですけど、なんか、そういう時間も近づいてきていますねー。
えー、話は変わりますが、幕末の官軍の将は、髪の毛たくさんのカツラを被っていますが、あれって、本能的に畏怖を覚えさせる為なのね。
古くは武田信玄も同じようなカツラを川中島の合戦の時に着用しているのを見ますよね。
今回、乾退助が、板垣退助に解明するエピソードをやっていましたが、ってことは、武田信玄のカツラから発想して、幕末の将は、ああいうカツラを被っていたんでしょうか。
それだったら、ちょっとおもしろい感じですね。
だって、川中島の合戦の武田信玄と幕末の将ぐらいでしょ?ああいうカツラ被っているの。
なんか関連性を感じますよね。
しかし、西郷エピになりますが、要は幕軍側の好戦派が会津に集結することになるんだよね。
まあ、これは、上でも述べましたが能力のある人間は、いつのまにか、ストーリーの一方の主人公になる、という日本のお約束から来ているわけですけど、
やっぱり、強い人間と一緒に戦いたいというのは、人情ですからね。
まあ、新撰組や会津藩からすれば、京都の治安を守ってきた、という自負がある一方、
新政府側から見ると、「負のエネルギー」を浴び続けたことになるわけです。
まあ、僕は決して「負のエネルギー」は出さないと決めていますが、要は「負のエネルギー」を相手に感じさせてしまうと、
結果、敵になってしまうということを知っているからなんですね。
まあ、会津や新撰組のお話がそれを物語っているわけで、この世において、一番やっちゃいけないことこそ、
「負のエネルギー」を他者に感じさせることなんです。
例えば、現代に目を移して見ると、橋下徹共同代表は、八尾空港で、オスプレイの訓練をさせると政府に提案するものの、
肝心の八尾市と何のネゴもしていないということがだだわかりなりました。
このひと、政治って、何だと考えているんですかね?
トップダウンで行けると考えているところがまず、知恵が浅い。
とうか、このひと、正真正銘の馬鹿です。こんなひとの言うことを聞いてはいけません。無茶苦茶になりますからね。
順番が違うんですよ。だって、普通、八尾空港をオスプレイの訓練基地にしようと考えたら、
まず、水面下で、八尾市に打診し、コミュニティの長に接触を測り、実行可能かどうかを図るのが基本でしょ?
サラリーマンの世界のそれ、常識でしょ?
システムエンジニアだったら、なおさらですよ。
ネゴして、ある程度実現性が明確になってきたから、報道への発表があるわけで、その順番間違えたら、実行出来ないんだから。
そんなシステムエンジニアやサラリーマンの常識がまるっとないのが、この女性の敵、橋下徹というダサい駄目なおっさんなわけで、
政治というものを何もわかっていない。
ただ、自分がトップダウンで言えば、世界は動くと勝手に思っている、裸の王様ですよ。
というか、自分が目立ちたいだけの、サラリーマンすら出来ない、駄目な人間です。
政治の世界にいらないんじゃないですか?政治のイロハすらわかっていない、裸の王様です。ずぶの素人。いりません、こんな人は。政治の世界に。
家族連れて、日本から出て行きなさいよ。ほんと、頭くるわね!
やばい、アイリが怒りだすと収拾がつかなくなるので、この話はこれで終り(笑)。
えー、政治というのは、だから厳しいんですよね。
ただ、会津は、敢然と戦うでしょうね。
それが日本人の気概だから。
僕もアイリも、戦う時は、徹底的に戦いますからね。
それは「負のエネルギー」じゃないんです。
正真正銘の真っ向勝負こそ、日本人の生きる証ですからね。
あとは、死ぬだけ。それだけさ。
この強い意識に辿り着いているからこそ、日本人は素晴らしいんです。
覚馬さん・・・命だけは助かったようですが、頼んだ銃はどうなってんの?
会津戦争に間に合うんだろうな・・・やっぱり・・・。
ま、そんなことに気を揉めながらも、今日も大河ドラマ楽しんじゃおうと思います。
会津戦争、近し!
●泣く人間と怒りに変える人間と!八重さん怒らしたら、超こわいぞー!会津は今ひとつになる!行けスーパースナイパー!!
というわけで、三郎さんの戦死と覚馬さんの処刑・・・の話が伝わった山本家だったりするわけです。
しかし・・・もらい泣きしちゃいましたねー。
父とは、ああでなければ、いけないんでしょうね。
人前で泣くことは許されない・・・誰もいないところで、ひとり泣く・・・そうだよな。それが日本人の男の姿だよな・・・。
なんか、こう、ほんともらい泣きしちゃいましたねー。
うらさんの気持ちがありありとわかって・・・いやあ、僕も涙腺ゆるい方ですねー。
その中で、ひとり強く復讐を誓う八重さん。
ひとは二種類なんですね。
喪失を泣くひとと、喪失に対して怒りを顕にするひとと・・・。
まあ、僕は八重さんタイプかもしれませんねー。
「はーん。それなら、奴ら全員、不幸にすれば、いいんだろ?俺にだって、考えくらいあるさ」
くらいのことを言いそうですね。
まあ、その怒りの極限状況の八重さんの前に、カモネギ状態でやってくる官軍ですから、それはもう大変なことになりますよね。
つーか、容保公のあの決意が、なんか、燃えて来ましたねー。
「その時は、全藩をあげて戦う!」
っていう決意・・・その時の為にサムライは生きているんですからねー。
死は最初から覚悟している。あとはお家のために、どう自分を役立てるかだけ・・・。
まあ、ここまで、覚悟出来ていれば、あとはシンプルに戦うだけなんですよ。
そうか・・・今回、斎藤一と八重が出会ってたけど・・・斎藤一は西南戦争にも出て行くんだよね。
元の会津兵が西南戦争で、活躍した話もやるだろうから・・・また、おもしろくなるよねー。
しかし、八重さん、迫力が違ってきたよねー。
いやあ、八重さんいいすよ・・・っていうか、川崎尚之助さん、腰が引けてない?
ちょっと八重さんの迫力に迫力負けしているように思えるんですけど・・・。
まあ、大蔵さんもびっくりしていたし・・・。
なんか、ゾクゾクしてきましたねー。
戦近しですね!
今週の喜び
というわけで、容保公も、
「皆を残し、江戸に逃げ帰った僕ちゃん、駄目でした。ごめんねごめんねー」
って、言ってましたけど、まあ、家臣とすれば、何も言えないよねー。
まあ、すべてを飲み込んだ神保修理が死んでくれたおかげで、かっこうはついたんですけど、殿のお気持ちは、苛まれるばかりでしょうから・・・ねえ。
しかし、面白くなってきましたよね。
まあ、世良修蔵さんが火をつけてしまう格好になるわけですが、奥羽列藩同盟も出来上がってくるし、新撰組もいるし、
なにしろ、スーパースナイパーの八重さんがいるわけですからねー。
戦いは頂点へ・・・まあ、会津藩は容保公の元に結集して、戦うでしょうからねー。
いやあ、盛り上がってきましたよー。
しかし、佐川官兵衛さん、相変わらず、良い味出してますよね。
男・・・その男くささがまたいいですよね。
なんかねー。元気もらえますよ。
ほんと、いい大河ドラマだよね。
元気もらって、今日も楽しく生きて行きましょう!
さ、サイクルトレーニングに行っちゃおっかな。ルンルン。
今週のあれ、どうなん?
覚馬さんの書いた手紙、全然文字読めなかったけど・・・ま、そういうもんなんでしょうねー。