
今日、7月1日、スパイ行為の摘発を強化する改正「反スパイ法」が施行された為、ニュース番組でも取り上げれていたが、会社員として個人的にもっと気になるのは、中国で個人方法を中国国外に持ち出す際の規制が6月から強化された事だ。
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今週の月曜日、反スパイ法の件と一緒に中国が個人情報の国外持ち出しについて強化し始めたという記事が新聞に掲載されていた。
勤務先ではかなり規模は非常に小さいが中国と関係のある部署もあり、私も以前は現地法人と拙い英語でメールのやり取り等する事もあった。そんな事もあって、記事の「個人情報を中国の外に持ち出すには、本人への告知と個別の同意取得をした上で所定のひな型に従った契約を結ぶことが必要」「中国の子会社等が持つ従業員や取引先、顧客等の個人情報を日本の本社の担当者が業務システムを通じて閲覧する場合も域外移転とみなされる」という部分を、どの程度の大きさとどの程度の真剣さでとらえていいのか気になる。
何かのトラブルの渦中に放り込まれたら「名前も住所も年齢も従業員の個人情報ですよ」と言われるのかな・・・・等と、考え過ぎとも思えるような事が気になる。