
セブンイレブンにも万博の風が吹いて来たようで、棚には「世界ごはん万博」というポップが掲げられている。
『青椒肉絲&チャーハン』という、日本に一番馴染んでいると思われる中華料理の二大巨頭が一緒に食べられるお弁当を購入。
チャーハンは勿論、青椒肉絲もピーマンと肉の千切り炒めとは呼ばず、誰もが『青椒肉絲』という漢字を見ただけで『チンジャオロースー』と発音出来るのだから、その馴染み具合はやっぱり万博級だろう。
青椒肉絲の味はやや濃い目だが、チャーハンと併せると食が進む。ピーマンのシャキシャキ具合も丁度いい。量は少し少な目なので、成人男性は物足りないかもしれないが、私にはちょうど良い量。
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テレビニュースでは毎日のように何かしら万博の話題が報じられているが、実生活の中では万博の事を考えるチャンスもない。この「世界ごはん万博」というキャンペーンが一番身近な万博だ。
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前回の大阪万博の時、幼稚園生だった私は「大阪に親戚が居ないから万博を観に行けない」とがっかりした事を覚えている。幼稚園でも「万博に行った人!手を挙げて!」等と先生が煽るものだから、益々行けない事が残念だったのだ。
残念に思いながら、新聞の折り込み広告の裏に太陽の塔の絵を描いたりした。あの時代の子どもは誰でも一度はあの太陽の塔の絵を描いた事があったと思う。それ位インパクトのある塔だった。