私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

世子が消えた 第9,10話

2024-07-12 21:34:40 | 世子が消えた 韓国ドラマ

無事にイ・ゴンの祖父の元にたどり着く事が出来た3人だが、イ・ゴンが父親たちによって廃位に追い込まれた世子だと知り悩むミョンユン。更に彼女を守るつもりだったイ・ゴンも彼女の父親が自分たち家族を追い込んだ元御医であると知って心が揺れるのだ。ここで直ぐに『彼女を守る』と言える程情報量も多くなく、制約も多すぎだ。ただ、彼の元には王妃が手配した国印がある。

イ・ゴンを追い出し、孫であるトソン大君を世子に据えようとする王妃の父の出自の弱点が発覚。彼の祖母が奴婢出身を隠していた事で、その血を引く者は全員両班の地位を失うという事が分かるのだ。出自が大事な両班の世界では大罪の様で、一気に窮地に追い込まれた彼は、なんと大妃の命を狙う事で全てを闇に葬り去ろうとするのだが、大妃を庇った元御医であるミョンユンの父が傷を負う事になり、起死回生どころではない。

祖父の暴走、大事な御医の命が狙われた事で復讐の炎が燃え上る大妃への対応、更に父である王の体調不良は続く。弟気質のトソン大君には厳しい状況が続く。

復讐の炎がメラメラと燃え上る大妃は、自分たちの二人の幸せの為にトソン大君とミュンユンの婚礼を強行すべく自ら政治の全面に立つ。完全に政治の私物化だ・・・

トソン大君は政略結婚ではなく、本当のミュンユンとの為に、まずは兄であるイ・ゴンの濡れ衣を晴らそうとミュンユンに目覚めない王の診察を頼み、イ・ゴンは父である王に毒を盛ったのが誰なのかをはっきりさせるべく、味見担当の女官が生きているとの情報を真偽を確かめるべく秘密裡に活動。兄弟二人の行動を中心に宮中で繰り広げられる情報戦。参謀もなく、単独で活動する兄弟の力量を比べるとやはり兄であるイ・ゴンの方がかなり長けている事がはっきりしてくる。

イ・ゴンは祖母が奴婢出身という事で脛に傷を負ってしまったトソン大君の祖父を仲間に引き込み、味見担当の女官を探しだそうとするのだ。

*****

宮中の足の引っ張り合いはなかなかえげつない。先の先の先を見通して行動しないと、一瞬にして足をすくわれるのだ。