goo blog サービス終了のお知らせ 

私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

カインとアベル 最終回

2009-05-05 18:51:10 | 韓国ドラマ か行
チュインが執刀する手術しか受けないというソヌのため「お願いだから手術を」という継母の頼みにも頷こうとしないチュイン。
「お前が手術してくれ。殺そうが生かそうがお前の思うままにしてくれ」ソヌが倒れる前に残した言葉が心にひっかかり手術することが出来ないのだ。
「たとえ手術して2年しか生きることが出来なくてもそれでもいいの。最後の挨拶も出来なかった。最後に挨拶をしてやりたいのよ。」という継母の言葉と「手術を出来ない先生の心の痛みはよく分りますから、何も言わなくてもいいです。でもあの中国で相手が誰でも、助からないと分っていても手術をしてくれたあの先生に戻ってもらえたら・・・」というヨンジの言葉に執刀を決意。
しかし、全部の患部を取り去ることなく、傷口を縫合したらしいチュイン。
目覚めても兄ソヌは口を開くことなく・・・

患部を全部取り去らなかったことで、ソヌは何の反応も示していないのか?
このまま何も話すこともなく、歩くこともなく、死を待つことで兄ソヌを罰しようとしたのか?

なんの反応もしないソヌに対して父親が書いた手紙を代わりに読んであげるソヨン。
「チュインが保育器の中にいたとき、僕も息子だ!とお前が言ってくれたなら、お前を愛していると言ってやったのに・・・チュインに救急センターを任せようとしたのは、チュインの本当の父親を助けられなかったからだ。お前は私にそっくりだと思っていた。。。」
チュインに全部注がれていたと思った愛情は、きっちり自分にも向けられていたのだ。親子の誤解がこんな悲劇を生んだのだ。

嫉妬に狂った継母の行動も自分のせいだと謝る兄弟の父親。
この父親が妻にも本当の息子にも優しい言葉の一つでもかけていたならこんな悲劇は起こらなかったのだ。。。。。なんとも。。。。。

「落ち着いたら迎えに来てください」という言葉を残し病院を去ったヨンジを迎えにいくチュイン。
よかった。この兄弟の愛憎入り乱れたドラマを見られたのは、ヨンジとチュインのエピソードがあったから。
愛する人がいれば、誰かを恨むことも止められるかもしれないという希望のある話でよかった。

車椅子に乗ったソヌへのチュインの一言も泣かせる。
「俺が一番許せなかったのは、昔のいい思い出を懐かしく思い出すことが出来なくなったことなんだ。。。」
自分を何時までも守ってやる!と約束してくれた優しい兄。
その兄の優しい思い出を奪った兄が許せなかったというチュイン。

兄弟の骨肉の争いは思いのほか、静かなエンディングだ。
これも兄弟の隣にいる女子二人が戦闘的でなかったから。
癒し系女子二人のお陰で穏やかな最終回でよかった。

ゴールデンウィーク 3日目

2009-05-05 18:49:48 | なんということはない日常
昨日のみどりの日は、その名前に相応しく散策!!と思い、知人と計3名でぶらぶら散歩と思っていたのだが、1名急に都合が悪くなってしまった。
二人で散策でもよかったのだが、「映画の招待券がある」ということで急遽予定変更。
その足で渋谷に行き、昼食後映画、渋谷で買い物、新宿でユニクロ見学、そして早割サービス中という居酒屋の言葉に釣られ、5時半という明るい時間からサワーで乾杯という、みどりの日とは全然関係ない一日となってしまった。


しかし私はいままで全然興味のなかったボサノバでのんびり出来たし、チケットを持っていた知人は「渋谷ってどうなっているの?」とまったく渋谷に不案内だったため、お互いに相手の足りないところを補い合うという非常に有意義な一日となった。

ヴィニシウス/愛とボサノヴァの日々が上映されていた渋谷シアターTSUTAYAは音響も座席も非常にいい。また傾斜が上手い具合についているので、前の人の頭も殆ど気にならないという非常に優れものの映画館だ。
白っぽい外見、一階にカフェが併設されているのも好印象なのだが、如何せん周りが渋谷の○テ○街というややびっくりした環境だ。
しかし人通りも多く隠微な感じはしないのだが、知らない人はここに映画館があるとは思い及ばないだろう。昨日一緒だった友人も「なんでこんな道に入っていくの?」と半分非難の目で私を見つめていたが、ここに映画館があるのだから仕方ない。
この映画館に来るたびに「ここに建てると決めた人の勇気に敬意を表したい」と思ってしまう。
私自身は殆ど気にしないので、かかっている映画が好みなら、普通に足を運ぶ映画館だ。

***
映画館の写真を撮りたかったが、ホテルの入り口などが写ってしまって「問題発覚」などとなったら困るので、自粛。