私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ニューハート

2009-01-02 17:00:02 | 韓国ドラマ・映画
孤児院出身で三流医科大学出身でありながら、名門医科大学の胸部外科レジデントに滑り込んだ主人公をチソンが演じるメディカルドラマ。
関係者に心臓病患者が多すぎる、医師同士の権力争いがややステレオタイプ、エピソードが複数回に渡っているうちに交通整理にやや手間取る・・・などなど、突っ込みどころも多々あるのだが、23回を見せる原動力となったのは、チソンの明るいレジデントぶりだろう。
自分の立場もわきまえつつ、それでも「人殺しになりたくない。人を助けたい。だから勉強したいんです。」という正攻法な思いは、結構心地よく伝わってくる。
チソンファンでなくても、「なんていい青年なんでしょう」と思わせる明るい力あり。
お互いにたった一人の同期として、病院に泊り込む設定の女性レジデント@ヘソク(キム・ミンジョン)が「いつの間にか好きになったの・・・」と告白する場面があるが、あの好青年ぶりを見ていれば「好きになるのも当然」と思わせる。

非常に生々しい手術場面の多いドラマなのに、後半はレジデント二人の恋物語も多くなり、どちらに比重を置くつもりなのか分からなくなってくるのも、韓国ドラマらしい迷走ぶり。
そんな中、消毒した手を掲げながら手術室に入ってくる教授役のチョ・ジェヒョンはやはり上手く、彼を見て「そうそうこれはメディカルドラマだった」と思い出したことも1度や2度ではない。
ちょっと迷走しそうなストーリーを男優二人の力で最後まで引っ張ったという感じだろうか?

チソンと一緒に病院に泊り込むレジデント役を演じたキム・ミンジョンだが、メークを殆どしていなかったのではないかと思う。
24時間仕事なのに、メークばっちりでは嘘っぽい。彼女のノーメーク姿はリアリティがあって○だった。

メディカルドラマなのに、こんなシーンの印象が強いのもこのドラマの特徴だと思われる。








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