Creating yourself

「自分発見の旅から自分創造の旅へ」  

加藤諦三先生の講義

2008-01-19 22:44:22 | 心理学

本当はね、スクーリングの真っ最中。おまけに一日は私の勘違いで出遅れ。さらに一日はよりによって会社のトレーニングがいきなり入って休めなくなり、超苦しいスクーリング。おまけは数学をとっているのです。そんな中、加藤諦三先生のご退職前最後の講義が早大の大隈講堂で一般も入れると聞けばそれもじっとしてられない。

加藤諦三先生は高校の頃先輩の影響を受けてよく読んだ。その後は、全然読むことはなかったというか、ほとんんどそういう心理学とは縁のない生活をしていたが、ここ数年気むずかしい人たちのことをよく理解したくて、ネットサーフィンをしていたら、再び諦三先生に遭遇してしまったのだ。日常の興味のわく話題が満載でその後も度々先生のHPを訪れてみた。

最近も読売新聞の記事に加藤先生が「ジャンクリストフ」を愛読されていたことが書かれてあった。 私も若い頃その本を読んで感動したことがあるので、その記事を洗面所に貼っておいた。娘にもさりげなく読んで欲しくてだけど。今回早稲田大学最終講義の話をしたら、娘も貼っておいた記事を見たらしく、何気に話にのってきた。

今読んでも先生の言葉は新鮮だ。私が漠然と生きてきた間も先生はずいぶん活躍されていた様子。とてもなつかしくそして、ますます尊敬してやまない。今でもこうして悩める人たちを勇気付けていらっしゃる。今、講義を聴きにいかなければ、一生チャンスがないかもしれないと思った。

早稲田で降りるが、方向音痴の私はよりによって外人さんに道案内してもらうことに。どうせ私も明日大隈講堂でパーティーがあるから、道を確認ついでにということだ。講堂前には時間前から列が何列もできている。開場時間になると先生の本が色々並べられている。販売かなと思ったらなんと好きな本を一冊プレゼントということだ。どの本も興味深かったけど、私は「やさしさと強さの心理」という本をいただいた。

2時間の講義は長いだろうと思ったのに、すごく短く感じた。先生も最後の方は急いでらしたが、あと30分は必要だったみたい。内容は「現代日本社会の非社会性」とてもとても深くて日本の将来が危惧される内容だった。アメリカの刑務所をそれも武装強盗犯を何ヶ月にもわたってリサーチされたエピソードもすごすぎ。人質になったとしても助けないからという約束で許可を得たとか。

また、私のやりたいことリストに新メニューが追加された。すなわち先生の講義をもっと聞きたいこと、先生の本を読みたいこと。

  


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