私自身に対するEvaluationと言えば、去年はすごく頑張ったと思ってたのに(ただもがいていただけかもしれないけど)、あまりよくなかった。というか普通だった。どう考えても気にいらないと思って、異議を申し立てたりして。これが私の悪いとこ。昔から上司にはたてをつくのが癖。友人が娘に「あなたのお母さんは変わってるのよ。普通上司にはごまをするものなのにね、絶対それをしないの。それどころか、文句を言うのよ」って、そこまで何も知らない娘に言うことないじゃない。
昔、パソコンのない頃、コピーをたくさん頼む上司がいて、その頃はコピーマシーンもよく紙がつまって、多量にコピーするのは大変な時代だった。「本当にそれだけのコピー必要なんですか?!」とか、「仕事を頼むのなら帰る間際はよしてくださいね。不要な残業代がかかるでしょ」とか言うもんだから、仕事を頼まれるときやけに頭を低くして依頼されていた。そのせいかどうも仕事が忙しくて死にそうなんて状態にはならなかったけど。
去年は異議を申し立てたけど、今年は去年ほどがんばらなかったからって、自己評価をやや低めに出したら、今度はやたら評価がよかったりして、なんだか悪いことしたわねと思ってしまった。気をつかわせちゃってということである。
でもね、評価がいいとがんばっちゃうのである。おかげで昨日今日と人の分まで余計な仕事を作ってやってしまったわ。私みたいな単純な人間は、ちょっとほめられるとすぐやる気を起こしちゃう。その代わりだめな評価だと立ち上がれなくなるのよね。
評価の目的が給料だったらそりゃぁ、なるべく客観的にしなければならないのだろうが、相手をやる気にして生産性をあげさせるためだったら相手の性格を見抜いてしないといけないのかもね。
本当に人を評価するってむずかしい。いっそそういうことをしなければならない仕事でないマイペースの仕事(職人気質の)をしたいとも思う。それにしても人の評価で揺れ動くこと自体人間的に未熟な証拠。誰のためでもない自分のために仕事をしているってことを忘れてはいけないわね。
今まで色々な仕事をしたけど、上司にだけはめぐまれてた。めんどうくさい私のような部下を寛大に受け止めてくれていた器の大きな人たち。私の数少ない運の一つともいえる。