Creating yourself

「自分発見の旅から自分創造の旅へ」  

9月の私

2007-09-23 21:39:23 | 旅行

この夏は、いくつかのプロジェクトに立ち会わなければならず、夏休みは7月中にとった夏スク以外、8月はまったくとらなかった。仕事上のつきあいで夜も食事に出かけたりで、家ではほとんどまともな食事を作ることがなく終わってしまった。

9月になったら、絶対飲み会にはのらないぞと決心。会社の人と行っても仕事の話か、愚痴や人の噂話に終わる確率が高い。誰かと食事に行って勇気ややる気がわいてきたり、わくわくする話に胸が躍ったり、良いインスピレーションをもらえる、そんなつきあいをしたい。

つまらない誘いにのらなくてもいいように秋スクを申し込む。文学と数学。もっと実生活に役に立つものでも学べばいいのだろうけど、実際的じゃないところに現実逃避してるのかもしれない。ここ数年実用的な本しか読んでいなかったけど、夏スクで文学をとって以来ばたばたと村上春樹やよしもとばなな、いしいしんじ、夏目漱石(これは娘の宿題)などを読んだ。そういえば、村上春樹もよしもとばななも米人の友人に薦められたんだっけ。本を読んでて楽しいのは、人の心の中に入れること。ドラマのように必ずしも共感できるものではなくても、そうだよね、こんな考えもできるよねとなんだか嬉しくなったりもする。

そして、先週はソウルに行って来た。韓国の人は相変わらず親切だった。きっと私は、韓国が大好きという態度で接するからだろう。そういう気持ちで接するといいことがおきやすい。ホテルもワンランク上の部屋をもらえたし、買い物しても素適なおまけをもらえたし(Furlaのキーホルダー)、レストランの社長さんがホテルまで帰り送ってくれたし、一緒に行った友人もたくさん喜んでくれた。

道に迷っても、みんな一生懸命教えてくれる。タクシーの運転手さんが3人よってたかってルーペまで持ち出して私たちが行こうとしている場所を地図を見ながら教えてくれるさまは愛らしいと思える光景だった。やっぱり韓国人の男性の方が日本人の男性より優しいよねなんて話してたら、帰りの飛行機は両隣日本人の若い男性だった。右側の男性は私の荷物を頭上の棚に上げさげするのを手伝ってくれ、左側の男性は私がリモコンをうまくセットできないのを見かねて手伝ってくれた。あらっ、日本人の男性もいつのまにかこんなに親切になっている。きっと私がおばさんになったからかもね。年長者に対する敬愛みたいなもので。。。

人のなにげない親切や優しさにふれるって素適なこと。買い物や美味しいものを食べるのも楽しいけど、このような人とのふれあいが1番嬉しい。日々の生活の中にも優しい言葉を使い、ちょっとした思いやりを持ち、小さな旅行気分で一日を過ごしたいと思う。