Creating yourself

「自分発見の旅から自分創造の旅へ」  

私の一年

2007-12-26 22:15:27 | 人生

今年ももうあと数日残すのみ。あっという間だったなぁ。悲しいかな、年をとると時間の経つのがどんどん早くなる。きっと感動が少なくなるからだよね、と思って色々経験してみるよう努力したつもりだが、でもやっぱり早かった。

2月 ビジネストレーニングでサンフランシスコへ。ラブちゃんの死。

3月に娘とソウルへ。チャングムのロケ地へ。終着駅のはずが、新しい駅ができていて乗り過ごすはめに。

5月京都へ。北山杉だけを見たという、今どき物好きな私と友人だったに違いない。

同じく5月 トークマスター購入。その日以来、ビジネス英語と英会話上級ずっと聞いているんだけど、上達しているかどうかいまいちわからず。たまに外人と話しても、かっこいい英語が話せない。語彙力はあると思うんだけど、幼稚な表現になってしまう。でも、聞く方は進歩していると思いたい。

7月 Lasikの手術。最近やっと手で眼鏡をおさえるくせが収まってきた。そして法政大のスクーリング。文学と物権法。

8月 仕事上、外人のお客さん続きで夏休みのない8月。外食の多い日が続く。

9月 再びソウルへ。ひいきしていた江南のアカスリのお店がクローズと聞いてショックを受ける。初めてチマチョゴリ着る。

9月 アジアユースオーケストラの公演

10月 本村直輝君のコンサート

11月 再三ソウルへ。新しいホテルのラマダ・ホテル&スイーツに宿泊。便利そうで駅からはちょっとあった。でも徳寿宮と南山公園の紅葉がすばらしかった。

9~12月 スクーリング。文学と数学。数学(行列)がけっこう大変だった。簡単なのだけど、すぐ式を忘れてしまう。年をとるってこういうことなのね。何回も何回も復習しないと忘れちゃうんだから。試験が終わってほっとした。

9月~ ヒートヨガとエアロビクスステップを始める。

12月 2年ぶりにサンフランシスコの友人が訪ねてくる。といっても私を訪ねてきたというのではなく、私はついで。20年前飛行機で出会ってから、よくもこうPureな友人関係が続くと思う。おばさんになって中性的になり、ますます、男性の友だちができやすくなった。人によっては男性とは友人になれないっていう人もいるけど。 

9月から11月にかけて、村上春樹と吉本ばななの本むすぼり読んだ。本ていいよね。夢中になれるし、どこでも読める。つまらないおしゃべりしているより(時々滅茶苦茶楽しいおしゃべりもあるけど)ずっとのめりこめる。その点、凡人の語学の勉強って長い道のり。30から最近になるまで勉強しなかったせいもあるけど。やっぱり油ののってるときに勉強しないとね。今ごろ勉強しても進歩が亀より遅い。娘にも言い聞かせたいところだけど聞く耳持たず。

12月 帝劇で見た「モーツァルト」はつまらなかった。期待してたものが臨場感あふれるモーツァルトの音楽をたっぷり聞けるということだったから、落胆は大きかった。

今年は仕事の内容も変わったので、かなりエクセルの独学にいれこんだ。おかげで肩がいつもコチコチ。この年でどんどん新しいことを覚えなければならない運命はありがたいことなのか。ファイルの場所をすぐ忘れるのは致命的。いくらコンピュータの時代とは言えど、紙の数は減らない。カテゴリーの定めにくい紙の管理が大変。

そして、今年も韓国ドラマまだ見つづけている。Face Shopでおまけにもらったクォンサンウのカップを会社で使っていたら、ずいぶんいろんな人に注目を浴びてしまった。

で、今ちょっと興味をもって読んでいるのがインド式計算。


英語落語

2007-12-09 11:59:52 | 英語/韓国語

昨日は、えみりん先生の落語を聞きたくて、中野の芸能小劇場まで行った。案内メールに場所がなかの芸術小劇場と書いてあったのでその場所を捜すのに苦労した。芸術じゃなく芸能なのにね。一文字違うだけでもうその場所のことはネットでは一切見つからないのだから。

正直言って聞いててついうとうとしてしまう方のや、苦しくなってしまう方のもの、また、日本の文化がわかってる人には笑えるけど、外国文化の人には、疲れてしまうようなのもあった。なにしろ私は横目で左斜め前方に座っている外人さんの表情を時々見ていたが、なかなか笑わない。彼は4・5回ぐらいにニヤッとしてたけどその2回はえみりん先生の時だった。

えみりん先生は、落語でもかなり早口だし、表現も豊かだし、テンポが良くて、やはり他の人よりは外人受けしてたと思う。えみりん先生の英語、落語を聞くだけでも行った甲斐があったけど、彼女の笑顔がまた素晴らしいと思った。暖かい笑顔を見ているだけでこちらにも自然に笑顔が移ってしまう。スマイルコンテストなんかがあったら、私はえみりん先生を推薦したいところ。

最初に出たフジケンさんは、話し方がゆっくりと時々素人っぽさが出て言葉につまっているところもあったが、お人柄の柔和さがいい味を出しててよかったと思う。食いしん坊亭ばんざいさんは英語も話し方もなめらかで、すごく上手だったが、それがかえってつまらなくしているような気もした。もう少しとぼけた雰囲気が出たらもっと良いと思う。

批評は楽だけど、15分ぐらいの英語をそれも落語として話すのはそう簡単なことではない。大体日本の笑いの文化を他国の人にわかってもらうなんてものすごいチャレンジだよね。でも、すべてをひっくるめて楽しめた。

ところでえみりん先生のブログを読んだら、彼女もLasikを受けたそうだ。術後、私と同じく急に近くが見えなくなってあわてたとか。でもそのうち、片眼が近くを片眼が遠くを見られるようになり、今は遠近どちらも眼鏡なしで見られるとのこと。まったく私と同じ状況。これも自然治癒力の一種ね。運動なんかしているとやはり眼鏡がないのは楽。この年になってよくやるねといったI眼科の先生。どうせいつかは白内障になるとしても人生一回きり。色々経験してみようではありませんか。


エアロビクスは楽しい

2007-12-01 22:15:53 | 日記

冬空の下、半そでのTシャツに短いパンツで汗を流しながら歩く。なんてことはない、エアロビクスの帰りだ。ついつい年をとると昔の話が頻繁に出て癪だが、私が初めてエアロビクスをしたのは30年近く前。もしかして、日本にエアロビクスというものが紹介された頃のかもしれない。流行に無関心の私も何気に時代の先端を歩いてきたのかしら。ヨガだって日本に流行る前にやはり30年前ぐらいにはやってたし(アメリカにちょこっといたとき)、ニューエージっぽいことにもずいぶん前から興味もっていたし。話はもどるが、エアロビクスってタフだなぁって思って一回やっただけであきらめた私。(若いときは意外と元気がなかったみたい)その私がこの年になって、う~んエアロビクスって楽しいなんて思えるのだから世の中わからない。若いときは自意識過剰だからかっこよくできなければ恥ずかしいなんて思うことが多かったけど、今は自分が楽しめればいいさと思えるから、心の中がもっと自由になった気がする。

今日は3時ぐらいまでぐだぐだと仕事中に読みきれていないメールを読んだ。うかうかしてると、すぐメールボックスがいっぱいだよって通知が来るから、どんどん読んでどんどん処理してかなければならない。と言ってもどうしてこんなに長いメール書く人多いの?おまけに添付ファイルまで。さらに英語だからね。そのあとこの情報はどこにしまっておこうかなんて考えていると、うんざりしてしまう。

このところbad newsもいくつかあったけど、幸い嘆くひまもないくらい忙しかった。おまけに貧乏だし。でも、不幸の要因なんて数えてもなんのたしにもならない。ある人が私にかつて言ったことがある。「Yukoさんは私のもってないものすべて持ってるわね」って。多分私は彼女の持っていないもの3つはもっていた。子ども、彼女が入社したい会社に私が合格したこと、そして彼女が獲得したかった賞。彼女は私の持っていない数多くのものを持っていることを考えてもみなかっただろう。

結局は心の持ち方なのよね。心の持ち方ひとつで幸福にも不幸にもなれる。高校の頃よく加藤諦三さんの本に励まされていたけど彼が愛読していた本がロマンロランのジャンクリストフだったと最近新聞で読んで知った。私もその本を読んだことあるけどジャンクリストフの言葉は何一つ覚えていなかった。ブラームスが嫌いなのは印象に残っていたけど。Anyway、人間は幸福になるために生まれてきたのではない。汝のなるべきものになれと言っていたらしい。最近、この言葉が頭にこびりついて離れない。