Creating yourself

「自分発見の旅から自分創造の旅へ」  

もう一人の偉大な人

2010-05-30 09:13:21 | 人生

 

バラの季節。本当に久々に猫以外の写真をとった。

いつも朝起きるのがつらいから、土日ぐらいゆっくり寝ていたいのに、アメ太がミミにちょっかい出すので、ミミのギャーッという声を何度か聞かされて、やむなく起きるはめに。ほかに3匹いるのだから、そっちにちょっかい出せばいいのに、なぜかミミを追いかける。ミミに強烈な悲鳴を浴びせられ、それで私に怒られるのにもめげず、やっと私が追いかけて初めてミミの元を離れ逃げていく。この繰り返しが一日に何度も続く。

アメ太は私の声はまったく無視、私が追い払うという行為をしなければ、絶対離れない。で、、そのすばやく逃げるアメ太がまたなんともかわいい。一応逃げるけど、その後平気の平左でまた繰り返すのだ。これをあきらめないという言葉に言い換えれると、人間ならものすごいものができあがっていると思う。アメ太のミミを追いかけるという行為はなんの足しにもなっていないけどミミのダイエットにはなっているかな。だいぶやせたから。ミミにもストレスになっていそうだけど、なぜかミミは意外とのんびりして見える。

朝起きたとき昨日新聞で読んだ福島智さんのことを考えた。9才で失明し、18才で聴覚を失った。何もしなくていいから、生涯面倒を見てあげるからと言ったお父さんの言葉に、「僕は人形ではない」生きたいんだと言って、大学に入学し、今は東大の教授になっておられる。福島智さんも信じられないくらいものすごいけど、お母さんもサリバン先生以上に偉大だと思った。サリバン先生は少なくとも自分の子供ではないから客観的に接することができたかもしれないが、お母さんはまず、自分の子供の苦しみに身を削られるような苦しみを感じたに違いない。

そのつらさに打ち勝って、指でコミュニケーションをとる方法を生み出したというからお母さんなしにはこれだけの成功はありえなかったかもしれない。

よく、神は耐えられない試練を与えない(God will never give you more than you can handle )とよく言うけど、きっとそんな単純なことではないのだろう。なぜなら、耐えられなくて命を絶つ人もいるのだから。試練に立ったとき人は自分の力でなんとかしようと試みる。そこがまず大前提に必要なのである。そしてその試練があまりに巨大なとき神(または偉大なる何か)に力を貸してくれと祈る気持ちが生じる。神は自らたすくるものを助く(God helps those who help themselves.)ともいうしね。私にとっては逆境をたくましく生き抜いている人が何にもまして人生の手本であり、勇気をもらう対象である。

 


星屑の空 - 別の訳

2010-05-29 13:56:05 | 音楽

これはアメリカの友人に訳してもらったもの。訳というよりもう別の作品ですね。まっ、私の英語を元にして作ったから多少ずれてるところもあると思いますが。

 The setting sun sinks quietly leaving a rosy kiss on the sea

The evening star appears in a sky still tinted

 with the blush of the disappearing sun.

 As darkness comes the tiniest stars and most resplendent stars nestle together

 Shouldn't we earthlings live with each other as peacefully as the stars do?

 Clouds do not do battle in the sky.

We may not be aware of the tears that flow in distance places

 but they are carried home to us by the waves of the sea.

The number of stars may be equal to the number of prayers for peace

But the winds of peace do not yet blow across the Earth

Oh, how I wish that mankind could live as the stars do,

 in harmony spread out across the sky.

 Our yearning for peace is a bright star

whose light all the people of the world can see


Kengoの「星屑の空」 

2010-05-28 23:52:15 | 音楽

数年前、夏の西葛西駅でKengoが歌っているのを聞いて思わず足を引き止められた。それが「星屑の空」という歌だった。切々と歌うのが魅力的に感じられ心にひびいた。名前は売れずとも優秀なミュージシャンてたくさんいるんだろうね。今聞いてもやっぱり好きだな。まだたくさんいい歌あるけど、自分で作った曲というのがいいよね。目も調子悪くて指も痛いけど久々に創作意欲がわいたので英語に訳してみた。下手くそだけどごめんちゃい。外人にも直してもらうよ。

[

 The evening sun sets quietly and throws a kiss to the sea

I found the first evening star in the sky 
that glows like a blushing cheek  .
 
Tiny twinkling stars and dazzlingly shining stars
both lie in the same sky
leaning together
 
They why can't we do the same? 
 
Fighting.clouds fill the sky
The.tears.shed somewhere far away gathered here drifting on waves
 
Tonight the stars as many prayers twinkle 
Peaceful winds are still far away
 
I wish we lived under the same sky in harmony one another
Here comes the shooting star triggered by the force of peoples wish
 
静かに沈む夕日は海にキスを送る
頬を染めたような空に一番星を見つけた
 
小さく輝く星もまぶしくきらめく星も
一つに広がる空に
寄り添いながら生きている
 
なぜにぼくたちはそれができないのだろう
争いの雲はこの空をゆずらない
遠くで流れた涙が
波に運ばれてくるよ
 
人の祈りの数だけ
今夜も星が輝く
安らぎの風は
今もまだもどらない
一つに広がる空に
寄り添いながら生きたい
人の願いの重さで
また一つ星が流れた

 


育て方は同じでも

2010-05-23 09:57:02 | ペット

ハヌルの最近のお気に入りの場所は食器棚の上。カメラを向けると寝ていてもすぐ目を開ける。夕べは珍しく私の隣に猫の感触があったので誰かなと思って見た途端にもう離れてしまった、ハヌだったけど。人間を信頼してないのね。抱っこしてもいやがるし。でも物をわかったそうな目つきをしているので、なんか引き付けられるんだよね。

アメ太の日常的スタイル。クリスとアメ太は存分いじくりまわしても平気なタイプ。アメ太はダイソンの大きな音の出る掃除機も平気で、毛まで吸わせてくれるし、クリスは手をつかめば自在に体操させてもくれる。一番の甘えん坊でもある。


One after another

2010-05-17 22:24:25 | 日記

 

いつどこから見ても賢そうな顔しているハヌル。必ずカメラ目線。

最近病院に行くのが趣味かと思えるくらいよく病院に行っている。PET検査で異常がないことがわかって一息つくや、今度は結膜炎。結膜炎なんてさっぱり同情されない目の病気だけど、けっこうつらいものである。めったに会社を休まない私だけど、目が不快すぎて仕事が手につかず休んだくらいだ。どうも医者からもらった薬にアレルギー反応を起こしたようなのである。よくなるどころか余計痛くなったりして。別の薬をもらって1週間目にしてやっと快復してきたけど。

そして今は右指の痛み。キーボードは鉛筆の頭でたたきながらでも打てるけど、ピアニストは大変だろうな。ピアノのキーなんて想像しただけで痛そう。うちには若い猫が5匹もいるから負けないよう健康維持に気をつけなければといまさらながら思う。

そんな最近の私のささやかな楽しみは会社帰りにコーヒーショップに入り、ケーキやドーナツを食べながら、コーヒーを飲むこと。友人とおしゃべりすることではないのです。人の噂や愚痴や世間話は今一番関心がないこと。良い刺激になる話だったらいいけどね。コーヒーショップで小一時間ぐらい本を読む。一冊4.5千円するハードカバーばっかり。お勉強の本だからね、安くはありません。英語で読む。本の中味を楽しみながら英語の勉強にもなるから一石二鳥。仕事よりこっちの方に興味があるから、ランチの時間も本をお供に一人行動。

猫の話。


アメリカの友人が世界で一番賢いといって自慢してた猫を失くした、私も一度会ったことがあるけど、とてもいい猫で一目で好きになった。猫格ができているというかね。わかっている気なんだよね。その猫とどうやって会ったの?と聞くと自分の家の玄関のところにいたというのである。これは飼う運命としかいえない。うちのハヌルとクリスもマンションの前でギャァギャァ(正確に言えばファファとハッハッという感じ)鳴いていたからこれも運命と言えば運命だけど。

まぁ、とにかくその出来すぎた猫ちゃんは穏やかで、友人が旅行から帰った後はぐるぐる友人の周りを回り続けるかわいい猫だったのだ。ちなみにうちの猫たちは私が帰ると早くめしくれやーと言う感じの鳴き方しかしないけどね。きなこなんて怒ってるからね。帰りが遅すぎるよーって。

その友人の猫が死んで、友人自身もけっこうな年齢なのだけど、かわいそうな猫をあと一匹ぐらい助けられるかなぁと言ってきた。あなたの方が先に死ぬんじゃないのともいえず、だまってたら、うまい具合に、よぼよぼで弱っていて何回か餌をやったことがある猫が、とっくに死んだんじゃないかと思っていたのに、やはり玄関にたたずんでいたそうなのだ。ウィルス性の病気にかかっていて、少ない年金ぐらしの友人にはまたもや痛い出費にはなったけど、結局めんどうをみることになりそうだ。

また一匹幸せな猫が増えるのは嬉しいことだ。きっと友人も長生きすることを祈る。何十年関節通と戦ってきた友人が今になって痛みから解放されたというから、猫がもたらした奇跡の治癒だったのかななんて思ったりする、