どこにも行かないのになんだか忙しいと思う夏。娘が毎日塾で遅いから、食事は一緒に食べたのはいつだろうって感じだ。最初は冷凍食品をたっぷり冷凍庫に入れていたが、さすが横着の私もちょっとみじめったらしいと思って朝に栄養のあるものを作っておくことにした。少なくとも一日一回は野菜が食べられるようにである。野菜は自然体にしてたら結構食べないでしまうからね。
和食は醤油が味付けの基本ですぐ飽きちゃうのである。たまに鮭の西京漬けとか食べたいと思うけど、なかなか和食は食べない。今年もっともよく作っているのがチジミ。ニラやにんじんやかぼちゃ玉ねぎをいれて、中華だしをいれるととってもおいしくできる。 簡単ピビンバや、ラタトゥィユ、おやつにはバナナブレッドや、フロリダ産（フロリダ産がいいのだ）のグレープフルーツでゼリーまで作ってしまう。食生活を充実させると娘は満ち足りた気持ちになっているように見える。
そして音楽。今はネットでいろんな曲がダウンロードできるからこれも楽しい。朝にニュースをちらりと見てクラシックを聞く。娘が遅く起きるからいいんだよね。
去年買ったハンカチの花（コロンカ）が今年見事に咲いたのに励まされて、７・８種類の鉢植えを買って育てている。パイナップルの葉も水につけてたら根がちゃんと生えてきた。こんな小さなたわいのないことが嬉しい。
先週１週間はスクーリングで憲法の講義を受けた。Ｋ先生の講義は明解で充実しており、考えさせられることの多い興味深い授業だった。午前中授講し、午後は大学の図書館で過ごした。図書館は天国だ。静かで適度に冷房が効いていて、必要な本は手当りしだいだ。机も広々として一人当たりの使える面積が広いぜいたくな空間だ。会社の近くにあるから仕事が終わったあと勉強しに来ようと思う。夜はＷｅｂ Ｍａｉｌを使って仕事。お休みのときに仕事をするのはすごくいやだけど、無理してとった休みだからしょうがない。
労働法のレポートを書こうと思ったら韓国人の書いた新刊本が目に留まり、ついついそちらを読むことに。読んだあと韓国大好きの私だったけどいいとこばっかりじゃないのねとぴしゃりと頬を叩かれたような思いになった。もう一冊別の韓国人の書いた本と、野川忍さんの労働法の本を借りて来た。労働法なんて堅い本のはずなのに、野川さんの文はとても丁寧で美しいとさえ感じる。
というわけでお勉強も楽しくできそうなんだけど韓国ドラマもやめられないので忙しい毎日である。