月曜日に日本を出て土曜日に帰った。動物がいると旅行中は何かと気になる。娘がいてもいまいち頼りにならないからね。そういうときに海外に通じる携帯電話は本当に便利だ。
ホノルルについて初日は自由行動。仲間がレンタカーしてワイケレのアウトレットに行こうということになった。さぁて買うぞーと意気込んでいるところに娘から電話。アメ太がトイレのホース的なものを噛んで水漏れしているとのこと。バケツを置いているがすぐいっぱいになる。学校におくれるし、水道やさんは9時にならないと開かないとSOS。水の締めかたを説明するがら致があかない。人目をはばからず、ぐずぐずしてないで隣の人を呼びなさい。私は私で近所の知人に電話をかけまくるが、そういうときって国際電話がうまく通じない。+を押して、国番号、ゼロを除いて市外局番、電話番号という順番だが、なぜかテレビ電話モードになったりして、イライラしてくる。
出勤寸前の友人がかけつけてくれて水道栓を締めてくれたのでまずは一安心。そういえば数年前の出張のときも、ラブちゃんが死んだというメールがあり、ゲートを離れた飛行機がたまたま機材に問題ありでもどって挙句の果てにキャンセルになり最後のお別れができたという事件があったことが思い出される。
水道事件の後、携帯電話がこわれ、ずっと圏外表示に。仲間の一人は新しい携帯電話なのに、アメリカで通じないと怒っている。電話会社に問い合わせるとその携帯はヨーロッパやアジアでは使えるけど、アメリカではだめらしい。一体どんな電話なのだ。
旅行から帰ってアメ太を友人とこに連れて行ったら、最初はいつものように家中を探検。堂々としたものだ。この家の猫は18歳のオスだ。ベッドに横たわっている家の主の猫ちゃんを下からしばらくじっと見つめていたが、右足をくねっとまげて一歩ややベッドから離れた方向に踏み出した。その後、こんな歩き方見たことないという、なんとなく弱腰の歩き方で私の方向に近寄ってきた。さすがのアメ太もこの家の主の猫ちゃんには遠慮を感じたようだ。ミミにはあんなに威嚇されてもものともせずちょっかいだしまくったくせにね。この猫ちゃんはなんたって7階のベランダから下に飛び降りて生き残った子だから。アメ太の別の一面を発見。きなこを相手にするとお母さんになるし、ずいぶん色々な顔を持ったアメ太君である。こんな子がいなくなったら本当に寂しくなると思う。