Creating yourself

「自分発見の旅から自分創造の旅へ」  

桜の季節

2006-03-30 21:44:38 | 日記
桜の季節が来ると切ない気持ちなる。森山直太朗の「桜」の歌のせいでもある。彼の歌を聞くと桜を思い、上智大学の土手に咲く桜を思う。上智大学のドイツ語学科に行きたいと思ってた高校時代。色々な事情(と言うほど深刻でもなかったが)があって私はKDDに入社することに。実は担任の先生にこの会社面白そうだからだめもとで受けてみないかという声かけに外人と話をしたいと思ってた自分は「はい、受けてみます!」とニつ返事で答え、結果受かってしまったいうわけである。

皮肉なことにKDDの英会話のトレーニングは四谷の日米会話学院で行われたので、私はなんだかんだと上智大学の付近には縁があったのである。そのあとニューオータニの木版画店にも勤めたことがあるので、そこでも上智付近をうろうろ。

未来は変えることができても過去は変えられない。だからこそ切ない思いがよぎるのであろう。あの当時はオーストリアにあこがれていた自分も今やどこの国にも破格の値段でいける仕事につきながら、一度も行っていないのだから、私のドイツ語熱もたいしたことはなかったのだろう。ドイツ語の学校で生涯つきあえる友人を作ったことだけが収穫だったと思う。

お茶比べ

2006-03-29 00:14:25 | 日記
水原の駅ビルにはデパートが入っていて、その地下でお茶を3種類買った。오미자차(五味子茶)と둥글레차(ドングレ茶)と긍충차(宮廷茶)である。五味茶は民族村で飲んで美味しかったし、宮廷茶は、パッケージから高級感がありどんな味か面白そうと思ったし、ドングレ茶は簡単なパッケージだったけど色々ためそうぐらいの気持ちで選んだ。五味茶は期待にはずれて全然つまらない味だったし、宮廷茶も薬のような味で少し飲んで捨ててしまった。簡単で安そうなパッケージのドングレ茶が1番香ばしくて美味しかった。ドングレ茶ってどんぐりからできてるのかしらなんて思ったけど、違うよねきっと。

アカスリのお店で飲ましてくれた五味茶もおいしかったのに、五味茶って名前だけでだまされて買ってもいけないのね。今度韓国に行くときは五味茶も色々なものを買ってこようと思う。

そうそう、海苔を買ったとき包んでくれないのには驚いた。サンドイッチを買ったときも袋にいれてくれなかった。環境に対して日本よりもっと真剣に取り組んでいるのだろう。スーパーでもなにか聞かれたけど、きっと「袋いりますか?」って聞いていたのに違いない。

リスナーの集いに参加して

2006-03-26 01:45:37 | 英語/韓国語
休日ぐらい遅くまで寝ていたい。部活をやってる娘がいると休日も早く起きなければならないことがほとんどなのでつらい。昼過ぎから、のどが痛くなり咳がで、鼻水がで、寒気がしてきた。このままだったら絶対風邪をひいてしまうと思った自分は、あわててマフラーをして首筋を暖め、熱いお茶をいれて体を暖めた。今日はアメリカンクラブでNHKの英会話講師を囲んでの集いがあるのでなんとしてでも風邪をひいてはいけないと気合でのりきろうと思った。神谷町を歩くときも寒さを感じたが、気合を念じた。おかげで集いが終わる頃には風邪の兆候はなくなっていた。

杉田敏先生、松本茂先生、マーシャ・クラッカワー先生それぞれのcommunicationをテーマにしたスピーチや英語学習に関するエピソードが披露された。マーシャ先生のローリングストーンズとインタービューしたときのエピソードが面白かった。彼女はミックジャガーのように目立ちたがりやタイプよりキースリチャーズのように控えめタイプが好きとのこと。ミックとのインタビューはありきたりだったが、キースとのインタビューのときは、コンサート中彼をよく観察していた彼女は、「あなたはいつも控え目だけど、今日のあなたは自分をアピールしていたわね。どう心境が変わったの?」という質問にキースはよくわかったねというばかりに、色々話してくれたそうだ。インタビューの終わりにはよいインタビューだったことを評して、彼女のひざを両手でたたいたそうだ。Communicationは、自分がしゃべることより相手の聞き手になるためによい質問を投げかけるのが有効だということの例である。質問力という言葉を聞いたことがあるが、確かに思い当たる。自分の友人にも聞き上手な人がいるから。

杉田先生の自分以外の人とのcommunicationはすべて異文化communicationであるというのも興味深かった。communicationのさまたげになるのはnoiseであり、取り除くことが容易なnoise(物理的な騒音など)もあるが、偏見とか建前というnoiseは取り除くのは困難である。

杉田先生は私を覚えてくれていた。また、Aera EnglishのEditorのO氏も私を覚えてくれて声をかけてくれた。誘ってくれた友人以外、知らない人ばかりと思っていたので少し嬉しかった。最近は韓国語にかまけて英語の勉強は朝の基礎英語を聞く程度だが、この会に参加した人たちは皆英語学習に余念がない。久々に刺激を受けた。韓国語4級受かったら私もTOEICの勉強でも始めようかな。

最後にビンゴゲームがあったが、私のビンゴ運はいつも終わり頃賞品が残り少なくなった頃にあるようだ。私が当ったのはシャンパンでHenriot Rose Millesime Brut1993 市価約1万1千円で杉田先生のサイン入りである。気合がこんなところにも通じたらしい。娘は今日から合宿なので、明日は遅くまで寝ていられるのがありがたい。

ソウルの地下鉄

2006-03-24 21:41:29 | 旅行
韓国の地下鉄の車内はにぎやかだ。携帯電話は特に禁じられていないのか、みんな平気で電話している。日本ではマナー違反とされているが、携帯でなくてもおしゃべりしてる人もいるわけだから、携帯で電話をするのがなんなのさということかもしれない。またお金を乞う人々も頻繁に車両を渡り歩く。私は見てないけど行商の人も多いらしく、ソウルで合流した友人は針を売る行商人に出くわしたとのこと。色々なサイズの針を売っているので買おうかと思ったが空港の手荷物検査で引っかかるのもなんなのでやめたそうだ。(私の友人ははで好きで、高級感のある衣類や装身具に興味があるのだけど、針にまで興味があるのだ知ってちょっと驚いた)

昼間だからだと思うが、けっこうおばさんが多かった。夜(9時頃)は日本の朝の地下鉄のように江南駅は混んでいた。各駅が番号で表示されているのでとてもわかりやすい。地下鉄はソウルの人の足としてすっかり定着しているようだ。

韓国旅行

2006-03-23 22:24:09 | 旅行
韓国から今日帰った。

20日4時半に起きて、ANAの8時15分発フライトでソウルに向った。2時間ちょっとで静かな朝の国に着いた。地下鉄に乗って、1時間ぐらいでソフィテルアンバサダーのある、東大入口駅に到着。その後、電車で東大門に行き、買い物。2日目はソウル駅からムグンファ号に乗って水原の民族村を観光。3日目の朝は昌徳宮を見学。午後からは友人が加わってイテワンで買い物。その後初めての汗蒸幕・あかすり・マッサージを体験。

たった3泊4日だったけど中味の濃い旅行ができて満足だった。

卒業式

2006-03-18 22:35:59 | 日記
最近、授業参観や文化祭にも私が来ることをいやがる娘。めっきり学校行事も参加しなくなった(仕事が忙しいし、社交的なお母さま方との会話にもついていけないから別にいいのだが)。卒業式はどうかな?行ったほうがいい?行かないほうがいい?卒業式すらもしや行かないで済んだらそれでもいいと思う万年疲労気味の母。「そんなこと聞かないでよ」「わかった、勝手にする」やっぱり来てほしいんだ。普通、中学校の卒業式ぐらい親は行くよね、確かに。いやだったら、「来ないで」とか「えーっ来るの?」なんていうから。ちょっといつもより丁寧に化粧する。カバンは20年前に会社の制服といっしょに支給されたCoachの黒いバッグを未だに活用。私の持っているこのauthenticなデザインは今も変わらず製造されている。

しかし、高校へそのまま持ち上がりの私立中学の卒業式は形式的なもので感動がない。卒業生の親代表のあいさつの言葉もなにか不自然。現在完了形のような挨拶はあわない。現在進行形的でないとと理屈っぽく考えたりもした。

それはともかく、いつものことだが、卒業式の日にがんばったなあと思えるような学業を普段から積んで欲しいと思う親。それとはうらはらに、のんびり気楽な生活をしている娘、これでいいのだろうか。夕べ遅くまで30人分のホワイトデーのチョコレートを作っていた(友チョコのお返しらしい)。今朝になって、着ていくブラウスが全部洗濯機の中にあることにも無頓着なので、私が、急いで洗い、脱水して、乾燥機がないから扇風機にあてて乾かした。昨日締め切りだった合宿の申しこみも今ごろになって出すので(それも私が言わなきゃずっと忘れてただろう)、朝1番に銀行に寄って振り込み。このグータラ娘に振り回されるのは大変疲れる。

帰りの電車、世界的に有名なプロバスケットボール選手のいとこと結婚した友人に会った。彼女の息子は、運動神経抜群で某高校の特待生として、入学が決定したそうな。お金のかからない息子で親孝行だと喜んでいた。歌も上手で、かっこう良くて、優しくて、親として息子がいい子に育ってくれてとても幸せだと言っていた。比べてはいけないと必死で言い聞かせる自分。無条件の愛なんてきれいごとは言ってられなくなった。

卒業式。3年前の入学式はかわいかったのに。


ソウルに行きます。

2006-03-17 23:20:38 | 旅行
다음 주 서울에 갑니다.매우 기다려집니다.
오늘 처음으로 한국어를 했습니다.
친구가 한국의 사람을 나에게 소개했습니다.
나는 조금 밖에 이야기할 수 없었습니다.
그 사람은, 발음이 좋다고 해 주었습니다.
기뻤습니다.
외국어를 이야기하는 것은 매우 흥미롭습니다.

韓国語を勉強していると言ったら韓国の方を友人が紹介してくれました。韓国語をまともに話そうとしたのは今日が初めてです。片言でコミュニケートしましたが、大変楽しい経験でした。独学でやったとは信じられないと言ってくださいましたが、けっこうvocabularyは増えていると思いました。といっても100語にみたっているかどうかですが。

近くて遠い国だった韓国がこんなに急速に近い存在になるとは...

ちなみに私の1番好きなドラマは「コッチ」だったのですが、最近では「止まらぬ愛」が好きです。女心の動きがなんとも上手に描けていると思います。オヨンスがなんとも言えずいい味出してます。

ソウルに行ったらたくさん写真をとるのが楽しみ。きっと、買い物にしか興味のない娘が
文句ばっかり言うだろうな。

うしろ姿

2006-03-14 23:34:01 | 日記
うしろ姿が気になる。この人年とったなぁとか、さっそうとしてカッコいいなぁとか、さびしげだなぁと、うしろ姿はその人の人生そのものが露骨にあらわれるように思う。すべてのうしろ姿が人生を物語っているとは言い切れないけど、たのむからもう少ししゃきっと歩いてよと思える人がいる。あんなに若いときははつらつとしていたのに、中年になっていきなり老けてしまった人。そう苦労をしてるとは思えないのに、うしろ姿が物語っているように言葉のはしばしが後ろ向き。

時々自分の声が母に似ていると思ってはっとする。似たくなくても年をとると親に似てくるものなのだろう。そういえばうしろ姿が母にそっくりと兄に言われたことがある。20以上も年が違うのに、かなりショック。大またでさっそうと歩こう。時々ショーウィンドーに自分の姿をチェックし、姿勢を正そう。私的つっぱり人生。



落ちこぼれから始まる人生

2006-03-05 17:38:01 | 人生
平日忙しい自分は土日にまとめて一週間分の新聞を読む。かなりはしょって読んでも2時間以上はかかる。

今日、気になった記事は、中学まで通知票が1と2だらけだった人の話である。いじめられてばかりで学校が大嫌い。中学を卒業して間もなく両親をなくし、自分も働きはじめる。しかし、後、結婚することになる恋人が贈ってくれたvideoがきっかけで大学に行きたいと思うようになり猛烈に勉強し始めたという。そのvideo がアインシュタインの「光は波か、粒か」をテーマにしたテレビ番組の録画である。彼はそのVideoを見て以来、物理学を勉強したいと思い、九九のマスターから始め中学校の勉強をやり直し、定時制高校に通い、大学そして大学院まで進級した。今春、37歳になって初めて愛知県の高校で教鞭をとることになったということである。

私はこういう話が好きである。親にお膳立てされた人生をまっすぐ歩むのではなく、落ちこぼれで始まる何があるかわからない人生ドラマの展開。「自分が落ちこぼれだったから生徒がどこでつまづくかわかるし、いじめられたときの悔しさもわかる」という宮本延春さんにエールをおくりたい。

何故かいつも私の視界にいる猫

歴史

2006-03-04 01:47:18 | 日記
飲んで帰ったら0時過ぎ。その後娘の試験勉強に無理やりつきあわされ、Martin Luther Kingのstoryを読む羽目に。黒人差別の時代。Jim Crow Lawへの怒り。Busで白人のために席をゆずることを拒否したRosa Parks。黒人が一致団結して行ったバス会社へのボイコット。ガンジーに学ぶLuther。暴力なき戦い。

 
最後まで重い一週間だった。
さぁ、軽い本でも読んで寝よう。