外資系企業に勤めていてもメールを英語でやりとりするくらいで英語を話す機会はほとんどない。たまに話す機会があったとしても、若いときのようにはりきって話す気分じゃなく、外人と話すのめんどうくさいと思うこのごろ。
昨日は米国商工会議所設立60周年とかでシンポジアムがあったので参加させてもらった。何か自己啓発になるのかもと漠然とした期待の元に承諾したのだが、6時間の村だったらのVidep使ったPresentationは英語を聞きっぱなしはすごく疲れた。テーマがCorporate Social Responsibility。なんにも下調べもしないで参加したから聞いててもよくわからず、退屈なだけ。衆議院議員の上川 陽子さんのメッセージは日本語だったので、これだけはよくわかったけど。Michael Hastings氏の「世界が100人人の村だったら」のVideoを使ったPresentationは簡潔でわかりやすく、ここまでは良かった。それ以降のスピーチやパネルディスカッションは正直テーマが興味がなかったこともあって付いていけなかった。
Authenticity という言葉の意味がわからなくて後で参加者に聞いてみたけど、psychologyの言葉なんだそうだ。Authenticity" in psychology refers to the courage to live one's life according to the needs of one's inner being, rather than the demands of society or one's early conditioning. 他人や世間で認められている価値観ではなく自分の内なる声を聞いてその価値観に基づいて生きる勇気ってこと。 つくづくいい言葉だなぁ。この言葉に出会っただけでも参加した甲斐があったかもね。またこの言葉は哲学用語でもあり、perhaps the earliest account of authenticity that remains popular is Socrates' admonition that "the unexamined life is not worth living". In philosophy of art, "authenticity" describes the perception of art as faithful to the artist's self, rather than conforming to external values such as historical tradition, or commercial worth.
何年先になるかわからないけど、卒論のテーマにでもしたくなる言葉だ。
今日は本社からお客様で、authentic Japanese foodを食べに行った。英語で食事、それも会社のえらい人とというだけで尻込みしちゃうのだが、会社の地位で人を見るのではなく人間としてどういう人なのか知るには良い機会だしと思ってちょっとがんばって参加した。初めて日本に来たわりには日本のとうがんの煮物や柚子こしょうで食べるてんぷら、ゆばなどをおいしいといって食べていた。味のわかる人ってそれだけで好感がもてる。疲れたけど、意外と楽しい会食だった。