隣の家にベランダの柵をくぐって器用に行き来するきなこ。ラティスをとりつけました。これで脱走はできなくなります。アイリスオーヤマは猫トイレや猫砂で利用していたけど、気に入っていた流せるひのきの香りの猫砂が販売しなくなったのが残念。値段が高いから?燃やせるヒノキの猫砂がNGだったので連れてダメになったのかもしれないけど、小さく固まって持ちもよかったのに、よさがわからないうちに市場から消えるのは残念。こんなの全然ダメーっていうのがランキング一位だったりすると、世の中どうなってるのーって思います。マーケティングの問題かしら?それにしてもこの会社猫関係は一手に引き受けようという姿勢からか、ラティスまで売っているのは偉いと思いました。
きなこちゃん、夜、猫缶くれというときだけは元気よく大きな口をあけ白いきれいな歯を見せて鳴き、邪魔する猫はぽかんと一発たたいたりして、ものすごくいやしい猫に変身するけど、それ以外は大人しくベランダで寝転んで抱いてもいやがらずいい子ちゃんです。1年にもならないうちにひもにも猫じゃらしにも反応せず遊ばなくなりました。
荷物の箱が届けば空になった箱に入り、買い物から帰ればあいた袋に入ってみるハヌル。そのときもなにやら遊んでいたようだが、突然ギャッと叫び火がついたように部屋の端から端に猛ダッシュ。まるで弾丸のよう。あんなに恐怖に駆られた姿は人間にも猫にもない。おびえて娘の机の奥に隠れている。なんてことはない袋についていたセロハンテープが毛にくっついて袋から抜け出たと思ったのに袋がくっついてくるから、こわくなったようだ。そーっと手をのばして袋をひっぱったらなんと袋の中におしっこが。こわくてちびっちゃったのね。臆病なハヌル君。それからしばらく夕食のときにも出てきません。よほど怖かったのね。ハヌルの恐怖体験事件で周りの猫たちもぴっくりしてクリスもミミも夕食時には顔を出さず。
ハヌルはミミに甘えたいのですが、ミミは甘えさせません。今日も寝ているミミに寄り添りそって寝そべったハヌルにミミは逃げ出しました。いつもふられているハヌルを見ると心が痛みます。ミミは生涯私たち人間とチェリー(死んだ犬)にしか心を許さないのですね。
ベランダで遊んでいたら、急に興奮し出した猫たち。セミを見つけたのね。クリス君、いち早くつかまえて、俺のもんだ、近寄るなっと、うなり声。いつもスウィートな声でしか鳴かないのにあんたも所詮猫だったのね。ふにゃふにゃして爪でもなんでも切らしてくれるのがクリス君。なのに突然野良時代の習性でベランダの室外機に隠れて呼んでも出てこようとしないことがあります。ラブちゃんが生きてた頃は死にそうなセミをつかまえてきては転がして(まだ死んでないのでちょろちょろ動く)遊んでたけど、クリスは誰にもとられたくないので、多分野良の頃は食料にしていたのかな、ギーッとかみ締めて死んでしまいました。セミさんも短い命がますます短くなりました。
アメ太君は1歳は完全に過ぎてミミを除いて一番のお兄ちゃんのはずなのにハヌルと同じくらい遊び好き。水周りが大好きで、お風呂やトイレの掃除はもちろん、台所仕事していてもキッチンカウンターの上に上がってくるようになりました。それも必ず。お皿を洗うんでも何でも。アメ太が寝ているときにこっそりヨーグルトを食べようとしてもダメ。絶対絶対アメ太君は気づくのです。私の手を何度でもひっぱっておねだりするのです。お皿にちょっととってあげても食べずにスプーンでとってあげないといけないのです。お皿にあるのはただすっぱいだけで、私が食べているのが甘いという経験知からですね。
ミミは特別なことはしないけど、存在そのものがいとおしい。どこにも姿が見当たらないと心配で、名前を呼ぶけど、反応なし。決め手はおかか。おかかの袋をあけると出てくるところがかわいい。寝ていて足元にミミが寝ていると嬉しい。ただそれだけでいい。
5匹ともそれぞれかわいさが違うけど、そのユニークなかわいらしさを楽しむ毎日です。