ゆこちんのトランペット

トランペット奏者 藤井裕子のコンサート情報、トランペット談義のつもりが…こぼれ話や大きな声では言えない話も…毎日更新中♪

11月16日(木)のつぶやき

2017年11月17日 06時16分12秒 | Weblog
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レッスンとは何ぞや??

2017年11月17日 02時47分31秒 | 音楽&トランペット&レッスン
こんばんはー!!いつのまにか寝てさっき起きた藤井です。なんかいつも知らないウチに寝てるではないか(笑)

心の中に「いやー、毎日くたびれたし、明日はちょっとゆっくりできるしー」っつー気持ちがあるからでしょうね(๑˃̵ᴗ˂̵)いや、、明日が早くても気絶はするから、一緒か(笑)


はいはい、それでは本題へ。

レッスンですよね。

うーん、なんかね、自分でもうっかり勘違いしちまうから書いておこうと思います。

レッスン受けたからって、吹けるようにはなりませんよ。先生は魔法使いじゃありません。

何か「あと一歩」ってところまで来てる人、「ちょっとした勘違いで迷い道に入ってた人」なんかは、ちょっと習っただけで「わぁ!!凄い」とビュンと上手くなったりはします。

言ってみれば、「今までも持ってたけど、オモテに出せてなかった能力」を引き出したり、「今まで持ってたけど、間違った方向に行ってたモノに対して正しい方向を示すことで修正したり」ってこと。

あるいは、新しい知識や練習方法、こうなってればいいよ、という方向性を見せる、ということかな。これを踏まえて、そこに生徒が向かってくることが大切。


レッスン受けたからって吹けるようにはなんないよ、ってのは、受け身でやっててもダメで、そこに「チャレンジ」していく気持ちがないと!!

チャレンジしていくのは生徒。

もちろん、チャレンジしたくなるような形でレッスンするのが大事だとは思うけど、とにかく「本人が」チャレンジすることで何かが前に進む。

ただ言われたことをやった、ってんじゃーダメさねー。なんかやってりゃできるって場合もあるだろうけど、どうなんだろ?


吹くのがキツイとことか、まああるよね。大した音域じゃなくても、吹き続けるとキツイとことか。

効率よく上手く吹ければ楽に吹ける、、、とは思う。

ただ、ホントにラクラクかって言ったら、もっとキツイところも吹いてきたから、まあそんくらいはやれるよ、って話じゃないかな??

それなりには頑張ってるけど、へっぽこな学生みたいに、口だけ頑張らせたりはしないで、全身を総動員で吹くから、各パーツの負担が軽いので、そういう意味では楽なんだけど、使うパワーの総量は一緒だろうから疲れるは疲れる。

少ない(カラダの)パーツだけに負担がいくと、そこに物凄く力がかかる。多分、唇や舌やアゴ辺りが、音の高さ、空気のポンプ、背圧を抑える仕事、アタックなんかを全部やっちまうもんで、バランス崩れてプッシュプシュ、、、というね。

カラダの胴体の方にはもっと巨大かつパワフルな筋肉や、肺という大きな空気入れもあるんだから、全部使えば口周りの仕事がかなり軽減。そうすると、楽に感じられるかなと。


そんなわけで、カラダ全部をイキイキと使って、音楽をイキイキと演奏する、というチャレンジをし続けることで、次第にそういう力やバランスを身につけることができるってことなんだけど、そこは「自分」でそれをチャレンジしていかないとね。

何かの「やり方」や「コツ」を聞けば、「方法」を聞けば、すぐにできると思っちゃうと間違える。

やり方を聞いたり、脳が分かったりするだけじゃ、できないこともたくさんある。脳と神経と筋肉が連動するまでには、練習期間が必要だったりする。

そこを「レッスン受ければ解決」って思っちゃうと間違い。

レッスンはスタート地点。


あるいは、それまでに与えられた課題などのやり方や方向、自分のトレーニングしてきたことの方向が間違ってないか、「チェック」する場。


レッスンとレッスンの間の期間に、どんどんチャレンジして、カラダに落とし込む作業が必要で、それは本人にしかできないことかなー。

それなしでできることってのは、ほんのちょっとしたことで、パッと出来たとしても、パッと忘れるレベルのもの。そのパッと出来たことを自分のカラダに落とし込む時間を取らなくては、自分のものにならない。

レッスンでは、「あなたにはこれができるポテンシャルがあるよ!」ということを見せるために、「ほら!できるじゃん?!」っていう状態に持っていくことが多い。

ホントは、「ポテンシャルがある」と分かったら、それを自分のものにするための練習を次のレッスンまでたんまりやって、単に「ポテンシャル」じゃなくて「実力」に変えてくるって作業をしてほしいわけだけど、

レッスンの中でら短時間に出来てしまうと、「なんだ、すぐできる私」などと、勘違いして、「実力」にしないと使えないことに気付かず、その場で安心だけして、でも現実は「実力になってない」から、成長してないというね。で、「できないや、、、」と悲しくなって、心折れたりしてね。「レッスン受けたけど、できない」みたいなさ。

レッスンから、「自分にはできないと思ってたことも、自分には『ポテンシャル』はある、と分かったから、嬉しくなって自信が持てて、だからこそこれをしっかり身につけるために練習する」という流れになると、伸びてくる。なにより本人に自信が付く。トランペット吹きには勇気がいるから、ある程度の自信はとても大切。


レッスンとレッスンの間の練習で実力にすべし!!


そして、練習は常に「チャレンジ精神」を持って。守りに入ると、「イキイキさ」が失われて、カラダ全体を使うことを忘れてしまう。よーし!!これをやるぞー、ヤッホー!!くらいの気持ちで。丁寧に吹く場合も、丁寧であることに「チャレンジ」だ!!どれほど丁寧に吹けるか、そこを「積極的に」やる。どこまでやれるか楽しむ。

それッ!!

お勧めします。

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