YUKI

言語、言語で表現できることすべて

持てる者 持たざる者

2008-07-22 18:42:21 | Weblog
コミュニケーションは、大抵の場合、非対称の関係で
どちらかがどちらかに新情報を「教える」ということで成り立つものだ。
turn taking がうまくいくかどうかが、
コミュニケーションの質を決める。

日本の場合は、年功序列のせいで
turn taking という概念そのものがないに等しい。
年や役職が上だと、下の者に対して全知全能だと思い込むらしい。

さて、世の中は「持てる者」と「持たざる者」が存在するから
市場経済が成り立つのであって、
価値の等価交換のために貨幣というものが発達した…

この貨幣のおかげで、あらゆるものが商品に成り得る。
知的なものも痴的なものもネ!!

「知的」なものの商品生産能力は、総合的に見ると衰えずに蓄積されていくが
「痴的」なものとしての商品価値は、衰えやすい。

歴史的には 春を売る人にも 知性が求められたことがあり
古代では女王にもなったりしたようなのだが…

とまれ、民主主義を誤解して何でも平等?というのは可笑しい。
持てる者、持たざる者が貨幣を仲介して
虚虚実実のやりとりを繰り広げるのが、現世というものなのであろう…
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