YUKI

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学校教育…研究指定校制の誤り

2013-08-16 10:02:39 | Weblog
文部科学省は「スーパー」が好きで
学校もスーパー、教師もスーパーでなければならんようだw

普通の教師が普通にやって、ある程度の成果が出せる
というのが優れた「制度」の特徴のはずなんだが…

現場に過度な負担を掛ける割には現場蔑視なんだようねぇ…

ど~しても戦争用語になるんだが

プロは兵站(ロジスティクス)を語り
素人は戦略を語るんだとか…


まぁ、もともと研究指定校制には問題がある。
特別に予算を付けて、人員を加配して、
学習指導要領も無視していいですよという
いわば物量作戦による短期決戦で出た結果を

予算も加配もない、学習指導要領にがんじがらめにしばられた
普通の学校に強要してくるわけですからねぇ。

間違ってませんか?

しかも!スーパーなんとか高校「跡地」は悲惨を極めるわけで。

つまり、短期決戦で疲弊した学校が「普通」に戻ったころには
校長はじめ研究の中心だった人は「ご栄転」してしまい
残るのは、過去の影響と取り残されたひとたちばかり…

これって原理的に無理がある制度ですよねぇ。

公教育に対する対GDP財政支出割合は
国際比較で日本が最低だそうです。

すべての学校に、今の研究指定校のように
予算を付けて、加配して、学習指導要領の拘束力をなくせば
いいだけの話なんだけどな。

日本の教育を殺している教科書検定制度廃止が
早急には無理なら、
TTPで少なくとも英語教科書検定に
外国からも参入できるようにすればいいかも♪

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国際人養成に「グローバル校」 文科省、100校指定へ
朝日新聞デジタル 8月16日(金)5時42分配信

 【岡雄一郎】
海外でも活躍できる「グローバル人材」を育てるため、
文部科学省は来春から、先進的な高校を
「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」に指定して支援する。
初年度は全国の100校を指定し、英語力だけでなく、
幅広い教養や問題解決力も身につけた生徒の育成を促すという。

 文科省は、100校の指定を前提に、留学経費や人件費などを支える国費として、
20億~30億円程度を来年度予算の概算要求に盛り込む予定だ。

 SGHは、「世界と戦えるグローバルリーダーを育てる新しいタイプの高校」として、
安倍政権が6月にまとめた成長戦略に盛り込まれた。
英語を中心とした外国語力に加え、
課題を見つけて解決する能力や歴史・文化などの教養も重視して教える。
必要に応じて、学習指導要領によらない教育が可能な
「教育課程特例校」にも指定する。
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