「B級映画」は、2本立て上映が主流だったとき
前座として上映されていた映画を指す、"B-movie"がもとになっているそうです。
B-movieは、短時間かつ低予算で製作されるため
安易に話の組み立てやすいカウボーイ、ギャングや
ホラー物のストーリー使われることが多かったとか。
現在、B級と言われるものの多くは、
「マニアック過ぎて普遍的な支持が得られないもの」と言えるのでしょうネ。
残念ながら…というか吉野公佳さんの過去の仕事を見ると
映画デビューの『エコエコアザラク』からして
B級ホラー映画の「王道」を行ってるわけで…
海外での受賞歴もある『牛頭』にしても
三池崇史監督自身がB級ホラー映画テイストを大事にする人だったりします。
☆ ☆ ☆
私自身はB級大好きで、
B級映画の宝庫である「映画秘宝」…11月号は買っちまいました。
その「映画秘宝」で断然目立ってるのが中川翔子。
巻頭のイラストつきコーナーでは、映画秘宝の王道を行く内容の記事を毎月執筆し
読者アンケートの「お願いしたい女優」では常に1位。
ところが…
『チョコレートデリンジャー』主演、爆乳「松本さゆき」が10月号の表紙!
中川の1位危うし…と思われたのだが、実際は、あっさり中川が1位。
9月号表紙の「八代みなせ」に追い上げられて、
中川ファンが危機感を持ったようだw
☆ ☆ ☆
映画ライターの中には「映画秘宝」に記事を書くと、
「そのように」見られてしまうのでオファーがあっても書かない人もいるらしい。
その一方で、「楳図かずお」「ブルース・リー」をネ申とあがめ、
ホラー映画が大好きな中川翔子が「映画秘宝」に連載を持っているというのは
まったくもって、これ以上ないセルフ・プロデュースというもの。
似非ヲタと批判するのは容易いが、人気がなければ連載は打ち切られるもので
まして巻頭なんてのは有り得ない。
中川の個々の作品は、十分にヲタク・クオリティを持っている。
B級ホラー映画、80年代アイドル、アニメ、戦隊もの、ブルース・リー、
コンピュータ・ゲーム…
こういったものが大好きと公言し、嬉々として「映画秘宝」に連載するアイドルは
存在しえなかったのだが…
ヲタクなアイドルという新ジャンルを力ずくで開拓してしまった。
ただし、中川ファンは「ヲタク」という部分に惹かれているわけではなく
「好きなものは好き」という潔さに惹かれているのだと思う。
「個室文化」という特色を持つ現代日本は、多かれ少なかれ
み~んなワガママで、人知れずヲタク趣味。
それでいいんだという強烈な自己肯定メッセージは、
今の時代を生き抜くには、なくてはならないものだろう。
単に変なアイドルが…という色物扱いされてきた中川だが
「どう思われようとも好きなことに才能の総てを注ぎこんで生きる」という
彼女がこの時代に持つ意味合いを、ファンの方が敏感に感じているようだ。
しかも、彼女がブログに書いた、ありえない「夢」は
ほぼ100%、本人の予想を超えて実現している。
分かりやすい具体的な夢を掲げ、叶えてしまう
プチ・サクセス・ストーリー…これっていいじゃない?と思える。
☆ ☆ ☆
吉野さんは、B級ホラー映画の女優というイメージが抜けなくて
困っているのだろうか?
かといって、「恐怖とエロス」という持ち味のうち
エロス路線に走るのは、得策とは思えない。
ジャパニーズ・ホラーが海外でも注目されているのだし
「楳図かずお」の『おろち』に「木村佳乃」というA級女優が主演を張る時代。
エロス路線よりは、まだB級テイストのホラー映画主演が良いと思うのだが…
それを核に「コメディ」などにも出て、
演じる幅を広げていくのが最も確実なステップ。アップと思える。
…とまぁ、まともな事務所なら展開できるんだが。
ブログにも変な「禁則事項」設けずに、
天然のまま書かせた方がブレイクするのにな…
前座として上映されていた映画を指す、"B-movie"がもとになっているそうです。
B-movieは、短時間かつ低予算で製作されるため
安易に話の組み立てやすいカウボーイ、ギャングや
ホラー物のストーリー使われることが多かったとか。
現在、B級と言われるものの多くは、
「マニアック過ぎて普遍的な支持が得られないもの」と言えるのでしょうネ。
残念ながら…というか吉野公佳さんの過去の仕事を見ると
映画デビューの『エコエコアザラク』からして
B級ホラー映画の「王道」を行ってるわけで…
海外での受賞歴もある『牛頭』にしても
三池崇史監督自身がB級ホラー映画テイストを大事にする人だったりします。
☆ ☆ ☆
私自身はB級大好きで、
B級映画の宝庫である「映画秘宝」…11月号は買っちまいました。
その「映画秘宝」で断然目立ってるのが中川翔子。
巻頭のイラストつきコーナーでは、映画秘宝の王道を行く内容の記事を毎月執筆し
読者アンケートの「お願いしたい女優」では常に1位。
ところが…
『チョコレートデリンジャー』主演、爆乳「松本さゆき」が10月号の表紙!
中川の1位危うし…と思われたのだが、実際は、あっさり中川が1位。
9月号表紙の「八代みなせ」に追い上げられて、
中川ファンが危機感を持ったようだw
☆ ☆ ☆
映画ライターの中には「映画秘宝」に記事を書くと、
「そのように」見られてしまうのでオファーがあっても書かない人もいるらしい。
その一方で、「楳図かずお」「ブルース・リー」をネ申とあがめ、
ホラー映画が大好きな中川翔子が「映画秘宝」に連載を持っているというのは
まったくもって、これ以上ないセルフ・プロデュースというもの。
似非ヲタと批判するのは容易いが、人気がなければ連載は打ち切られるもので
まして巻頭なんてのは有り得ない。
中川の個々の作品は、十分にヲタク・クオリティを持っている。
B級ホラー映画、80年代アイドル、アニメ、戦隊もの、ブルース・リー、
コンピュータ・ゲーム…
こういったものが大好きと公言し、嬉々として「映画秘宝」に連載するアイドルは
存在しえなかったのだが…
ヲタクなアイドルという新ジャンルを力ずくで開拓してしまった。
ただし、中川ファンは「ヲタク」という部分に惹かれているわけではなく
「好きなものは好き」という潔さに惹かれているのだと思う。
「個室文化」という特色を持つ現代日本は、多かれ少なかれ
み~んなワガママで、人知れずヲタク趣味。
それでいいんだという強烈な自己肯定メッセージは、
今の時代を生き抜くには、なくてはならないものだろう。
単に変なアイドルが…という色物扱いされてきた中川だが
「どう思われようとも好きなことに才能の総てを注ぎこんで生きる」という
彼女がこの時代に持つ意味合いを、ファンの方が敏感に感じているようだ。
しかも、彼女がブログに書いた、ありえない「夢」は
ほぼ100%、本人の予想を超えて実現している。
分かりやすい具体的な夢を掲げ、叶えてしまう
プチ・サクセス・ストーリー…これっていいじゃない?と思える。
☆ ☆ ☆
吉野さんは、B級ホラー映画の女優というイメージが抜けなくて
困っているのだろうか?
かといって、「恐怖とエロス」という持ち味のうち
エロス路線に走るのは、得策とは思えない。
ジャパニーズ・ホラーが海外でも注目されているのだし
「楳図かずお」の『おろち』に「木村佳乃」というA級女優が主演を張る時代。
エロス路線よりは、まだB級テイストのホラー映画主演が良いと思うのだが…
それを核に「コメディ」などにも出て、
演じる幅を広げていくのが最も確実なステップ。アップと思える。
…とまぁ、まともな事務所なら展開できるんだが。
ブログにも変な「禁則事項」設けずに、
天然のまま書かせた方がブレイクするのにな…