「綺麗ア・ラ・モード」の奇跡

綺麗ア・ラ・モードがオリコン・デイリー4位なのはいいとしても、
3位がAKBというのは…いかがなものか。

まぁ、AKBはあっという間に落ちていくことになっているし、
売り方そのものが「初動型」

グレンラガン系の場合、4種類程度出て私も2種類買ってるが、
今回のしょこたんは、シンプルにDVD付きとCDのみの2種類のみ。
これで4位はまぁ、上出来。

あまりにキャラの個性が強烈だから、まともに聞いてくれる人が
まだまだ少ないということもあるだろうし…

私自身も、今日初めて、カーラジオから流れてきたフル・コーラスを
まともに聴いた…感涙。

「ネ申が作った歌」というが、そんなもんじゃぁなくて
「ネ申がしょこたんのために特別に作った歌」じゃぁないか！

二番なんか、しょこたんファンは涙なくして聴けない歌詞だ。

☆　　　☆　　　☆

少女が恋する乙女に変わる瞬間。

自分を愛せないネガティブしょこが、
ようやく自分を愛し始めて「過去からはみだしていく」

松本隆の歌詞は、妙に具体的な細部に支えられながら、
恋する乙女の「普遍」だけでなく
しょこたんの「自伝」から「未来」まで写し出しているではないか！

ネ申のいたずらなのか、中川翔子にしか本当の意味で歌えない歌…

☆　　　☆　　　☆

アニソンと松田聖子に励まされ、かろうじて生きてきた女の子…

松田聖子を松田聖子にしたネ申が、
その女の子自身を歌う楽曲を
その子に提供するなんて、普通は有り得ない。

ちょっとでも中川を知っている人なら『綺麗ア・ラ・モード』は、
そう！まさに「奇跡」。

初動型ではなく、じわじわと売れてほしい名曲。
念願の10万枚を突破して、紅白出場に向けて弾みをつけてほしいものです！！