YUKI

言語、言語で表現できることすべて

ロマン・ポルノ と AV

2008-08-11 06:19:53 | Weblog
にっかつ(日活)ロマンポルノは経営の苦しくなった日活の苦肉の策。
1971年から1988年にかけて製作されました。

名作『八月の濡れた砂』は、その直前に製作されていたわけで
いままで、日活ロマンポルノの1作なんだとばかり思ってますたw

でも、それは根拠のないことではないのです。
藤田敏八監督は、ロマンポルノも撮ってたのですから。

『八月はエロスの匂い』 (1972年8月16日)
監督:藤田敏八、主演:川村真樹
『エロスは甘き香り』 (1973年3月24日)
監督:藤田敏八、主演:伊佐山ひろ子、桃井かおり

ロマンポルノに桃井かおり!!が出てるんですよね~。
その内容は…amazonから…

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監督、俳優として活躍した藤田敏八がメガホンを取り、
『サヨナラCOLOR』の伊佐山ひろ子と桃井かおりが共演するエロスドラマ。
若い男女4人が始めた密室での同棲生活、
その彼らの鬱屈した心情と歪んだ青春を描く。
“日活名作ロマンシリーズ”。R-18作品。
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日活がロマンポルノに移行する際、
半分以上のスタッフはテレビに行ったり、
田舎に帰ったりしたそうで、
残ったのは根っからの「映画」好きばかり。
低予算にあえぎながらも、
映画人としての誇りを持った作品群を残したわけです。

にっかつロマンポルノはDMMでも、扱われてたりしますよ♪

ロマンポルノは、
主演女優が、まず、決まってたそうです。
(AVでいえば、単体女優ものかな?)
撮影は7日間、セリフはアフレコ。
そして3作くらいは同時進行で製作!!
すべては低予算対策…

一方、AVの撮影は2日間。
単体もの、企画単体もの、企画もの…なんてあったりします。

そもそも「性行為」を見せるというのが目的であり、
「映画」というよりは
「性風俗産業」というか「射精産業」なんですなぁ。
ドラマ仕立ての台本なんて、ないのが普通!

創○学会によれば、AVも芸術らすぃのですが…
ロマン・ポルノとAVは、似て非なるものというか
全然、似てすらいないと思うのです。

「MUTEKI シリーズは、ロマンポルノw」
というレスが2ちゃんにありましたが
芸能人限定なら、最も良い使い方であり、
AVみたいに消費して使い潰していくのよりも
はるかに商売になるはず。

MUTEKI で復活させ、芸能界で仕事をさせ、
さらに大きくなったところでまた、MUTEKI に出るなら
「養殖」としてもいいんじゃまいか?
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