加圧トレーニングVSスロートレーニング…原理は同じだった

加圧トレーニングというやつ…
専用のウエァ＋講習が必要という、モノモノしいトレーニングですｗ

腕や脚のつけねを専用バンドで縛って血流を制限し、
軽い負荷をかけてトレーニングすることにより

疲労物質の増大→成長ホルモン分泌促進→筋肥大

となるわけですねぇ。

血流が阻害されているなかで筋収縮を繰り返すことで
脳に緊急事態指令を送り込み、
万能薬である成長ホルモンを、より多く分泌させるわけです。

重い負荷だと筋肉のポンプ効果で血流が促進され
効果がなくなるそうです…

軽い負荷なので関節への負担がほとんどなく
リハビリに最適ということですが

もともと、開発者が手足の壊疽寸前まで
自分の体で人体実験を繰り返した結果の産物。

今でも、皮膚の変色などといった副作用じみたものがあるようです。

一方のスロートレーニングは、
通常のトレーニングを超スローに行うだけ。

超スローというのは、反動を一切使わない超ストリクトなので
負荷も軽くしないと、完璧にはできません。

スクワットなんか負荷なしでOK。

このスロトレも実は原理は加圧トレーニングと同じです。

つまり…
人間の筋肉というやつ、超高重量の負荷がかかったり、
動作があまりに遅くなったりすると主導筋だけでなく、
本来はリラックスするはずの拮抗筋まで緊張してしまう性質がある。

スロトレの場合、超スローな動作で拮抗筋も緊張する結果
血管が圧迫され、血流が阻害されるわけです。

しかも、1セットに費やす時間も長くなるわけで、
加圧トレーニングと同様の効果が得られるわけですなぁ♪

加圧トレーニングもスロートレーニングも
石井直方という人が監修というか、関わっています。

ボディビル元日本チャンピオンでもある石井直方は
加圧トレーニングで上腕囲50センチ超を果たし
ボディビル大会に復活したのだとか…

でも、もっぱらスロトレの方を推奨しているようですね、
手軽さ、安全さの面でスロトレの方が、遥かにすぐれていますから。

	スロトレ
	クリエーター情報なし
	高橋書店