YUKI

言語、言語で表現できることすべて

自己否定が好きな国…自分探し?まだ何ものでもない君へ?

2015-07-25 01:47:17 | Weblog
結論から言うと…文部科学省が大好きな
①「自分探しの旅」や
②「まだ何ものでもない若者は何にでもなれる」
という言説は、自己否定の強制に他ならない。

心あるカウンセラーや教員は
「自分探し」をしてはいけないと警鐘を鳴らしており
モンカショー自身も、前ほどは使用していないが
末端の教育行政においては、まだまだ使われている。

いったい、自分を探している自分は、何ものなのか?

自分探し=自己否定を意識するあまり、
少なからず精神に失調をきたしつつある者が
少なくないように思われる。

自分探しなんて、
素直で純粋な青少年に言ってはいけない。

今の君が犯罪者でない限り、
君の尊厳と安全は保障されている。

よりよい自分、なりたい自分には
自己否定しなくても、努力しだいでなれるのだ。

「まだ何ものでもない」なんて言説は、
例の「タブララーサ」的発想と
若者に社会的権力が欠けていることを
ごちゃまぜにした、いやらしいものだ。

人は、いきものは、生まれたときから既に
優れて個性的な存在であり、
若者は若者であるというだけで
社会的に重要な存在である、だって未来を担うのだから。

ポカリの宣伝で、短いスカートはいたJKが
あてもなくただ走る映像を、美しいとは思わない。

ステレオタイプを打壊すという
ステレオタイプは茶番でしかない。

「自分」は探すまでもなく、今、ここにある。
「若者」は、すでに何ものかである。

…まぁ、これを悟っちゃったら…
カスみたいな「商品」ほど、売れなくなるんですかねw


まだGHQの洗脳に縛られている日本人
クリエーター情報なし
PHP研究所

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