大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

8月の里山風景

2011年08月22日 | 里山風景

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7月末に花が咲いた稲は、穂になり頭を垂れ始めました。一時、スズメの集団がやってきて稲穂を食べていましたが、あのスズメ軍団はどこに行ったのでしょう。今は静かになりました。

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13代まで眠る先祖の墓の前は、キツネノカミソリの花で彩られ、お盆には、ご先祖様をお迎えしました。

キツネノカミソリ・・葉の形をカミソリにたとえた。葉は早春に伸び、夏になると枯れ、花茎が伸びて黄赤色の花をつけます。

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畑では、アピオスの花が支柱を伝って伸び、甘い香りを漂わせています。

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今年は、梨が実をたくさんつけました。通称「いしなし」と称して、かたくておいしくない梨のようです。

一昨日遊びに来たユウカちゃんが、梨を見て「食べたい」と言い出しました。

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「食べてもいいけどおいしくないよ」と伝えたが「でも食べたい」と野にある食べ物には目がないユウカちゃん。

「じゃ、とってきてあげる」とミノリちゃんが、1つもいできました。一口味見してユウカちゃんに渡そうと思ったミノリちゃんが、渡さずにどんどん食べ始めました。ユウカちゃんが待ちきれず、自分でもいできて美味しそうに食べ始め、あれよあれよと思う間に食べつくし、こぼれるような笑顔を見せてくれました。

幼少のころ、キイチゴやグミなど、野にあるものを採って食べ、ある時は隣のスモモを失敬して、空腹をしのいだことを思い出しました。

お腹がすいたのも忘れて遊びに夢中になり、時には、木の実など身近にあるものをとって食べ、自然にとけこんで遊んだ子ども時代が懐かしく、綾里っ子たちに想いを重ねてほくそえんでしまいました。

お盆を挟んだ2週間の夏休みは、家族で旅行したり、自由研究や宿題に明け暮れたのか、つむぎの家に遊びに来る子供たちは思いのほか少なかったが、この里山に、綾里っ子たちの絶えない歓声をと願っています。


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