アカハナカミキリ(カミキリムシ科)
裏山に咲き誇るトリアシショウマの甘い香りに誘われて、いろいろな昆虫たちが集まってきました。
アカハナカミキリはじめ、さまざまな虫たちが白い花の楽園で吸蜜しています。
トラフシジミ(シジミチョウ科)
トラフシジミが素早く飛んできて、逆さに止まり、吸蜜を始めました。
褐色と白の縞模様をトラフ(虎斑)に見立てて命名。尾上突起が愛らしいですね。
アオハナムグリ(コガネムシ科)
緑色の体に、白点をちりばめた美しいアオハナムグリもやってきました。
イカリモンガ(イカリモンガ科)
蝶のように翅を立てて止まる蛾で、オレンジ色の碇型の模様が名前の由来。
森の中で、ヒラヒラと飛ぶ姿をよく見かける昼行性の蛾。イカリモンガもさわやかな花の香りに誘われ吸蜜しています。
ルリテントウムシダマシ(テントウムシダマシ科)
小さな身体のルリテントウムシダマシも飛んできて、トリアシショウマに止まりました。青みがかった光沢が、白い花に映えていました。
マドガ(マドガ科)
マドガは、日本の固有種で、翅にある半透明の白い斑を窓に見立てて命名。
昼行性で日中飛びまわっている小さな蛾ですが、とても気品のある姿をしています。
マルガタハナカミキリ(カミキリムシ科)
体型から来たネーミングなのでしょうか、丸みのあるハナカミキリもやってきてアカハナカミキリと仲良く吸蜜しています。
ミドリカミキリ(カミキリムシ科)
銅色タイプのミドリカミキリ。
身体は細長く、後肢はバッタのように長いのが特徴で、赤みがかった光沢のある美しいカミキリムシです。
大小迫の裏山には、トリアシショウマの白い花が咲き誇り、花の香りに惹かれてチヨウや蛾、甲虫類が花園に集まり、”うたげ”を楽しんでいるようです。
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