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大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

”ホンドテン”の生息確認

2013年11月14日 | 動物

2013_1020_012720p1000162 13/10/20 01:27

ホンドテン(イタチ科) 

先日回収したセンサーカメラに、鮮やかな黄色の毛皮の”ホンドテン”が映っていました。

これまで、雪の上の足跡や里山を流れる川の、橋の上に残された糞から、テンがいるのではと思っていましたが、目にしたことはなく、今回ようやく生息が確認できました。


2013_1024_013424p1000173 13/10/24  01:34

全身が黄色の冬毛になり、ふさふさとした美しい毛並みです。

ホンドテンは、1931年9月の満州事変以後に、国策として毛皮の生産を奨励した時期があり、その後も高級な毛皮として狙われ、生息数を減らしてきたようです。


Photo 13/11/4 0:41

雑食性で、動物質のものはネズミやリス、鳥類、昆虫類、土壌動物など、植物質のものはサルナシ、マタタビ、ヤマブドウの実など何でも食べるそうです。

冬眠せずに、昼夜問わず一年中活動しているようですが、カメラに映ったのはいずれも真夜中でした。

立派な毛並みと黄金の美しい色合いに胸が高鳴り、今後の森林整備や里山再生の取り組みに一段と弾みがつきました。


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