昨日、30年以上も放置していた長屋の片付けをしました。すると樽の底に体長4センチほどで、まるで松の葉が動いているような生き物がいました。
一瞬、「ナナフシ?」と思いましたが体に節が見当たりません。足は長く4本、ザトウムシ??それともクモ??初めて目にしただけに頭の中が大混乱しましたが、とりあえずカメラの収め、その後、調べてみました。
長い触覚を持ち、背中には羽らしきものがついています。4本脚と思っていましたが前足は揃えて前に突き出していることが分かり、タイワントビナナフシと同定しました。間違っているかもしれませんが・・・・。
タイワントビナナフシは、南の島の台湾や中国、東南アジアでは普通に見られる種のようです。
日本では中部地方以南に生息するナナフシの仲間で、「タイワン」の名が付きますが、外来生物ではないそうです。
もし、タイワントビナナフシであれば、南方系の生き物が寒冷な東北にまで生息域を広げたことになりますね。これも温暖化の影響でしょうか?。
長年放置した長屋から現れた生き物だけに、密かに生きながらえた”珍虫”と期待していましたが、南の島の生き物とは、とても残念です。
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