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大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

大小迫の正月行事

2012年01月04日 | 伝統行事

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権現舞(写真は2011.1.1、小学生の「笹払い(権現様を導く露払い)」からお神酒を頂く権現頭)、

綾里の正月は、まず、権現様でスタートします、各地区ごとに権現の頭(獅子頭)が奉納されており、一つの頭に3人の舞人が入っていて、子どもたちの「笹払い」に導かれながら勇壮な権現舞で家々を回ります。

大小迫は、ここ岩崎地区で最初に舞い始めるところで、年の初めは氏神様への奉納権現舞でスタートしますが、今年は、昨年の大震災で地区の公民館も津波に流され、権現舞の衣装・装束も水につかったので恒例の権現舞は取りやめになりました。

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権現様を迎えるそれぞれの家々では、神棚にしめ縄を飾り、正月3が日はお膳を供え、神様をまつります。

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神棚の向かい側には、年神様があり、神様が降臨する目印に「三階の松(枝が三段になっている松)」としめ縄を飾り、祝います。

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臼や農機具にもしめ縄を飾り、水桶には「若水」を汲み、新しい年に対して祈りと感謝をこめて祝います。

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三十三所観音菩薩石仏もしめ飾りをして正月を迎えました。

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綾里地域を一望する氏神様も、松飾りをして正月様を迎えました。

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加えて氏神様のほこらには、木彫りの仏像が並びました。

昨年、被災地を支援したいと、脳こうそくの後遺症と戦いながら作ったという作品が鎮座しています。高台から被災地の綾里の町の復興を見守ってくれることでしょう。

岩崎地区では権現様などの恒例の正月行事は中止になりましたが、それぞれの家庭では、三階の松やしめ縄飾りなどの伝統行事を執り行い、自然を敬いながら、ヒトと自然との共存を図るべく復興元年がスタートしました。


手もみ茶

2011年06月10日 | 伝統行事

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第一弾の手もみ茶ができました。

味のほどは・・・ 祖母が作ったお茶の味には届きませんが、新茶の香りがします。

茶葉の蒸し時間、ほいろの温度、揉み方など、課題はいっぱいですが祖母の味を目指して再挑戦します。

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茶葉をせいろうに入れて蒸気で蒸す。

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ざるにあけ、うちわで扇ぎながら冷ます。

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加熱された乾燥台で水分を飛ばす。

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揉み板の上で茶葉を転がし、茶葉の組織を破壊して柔らかくする。

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ほいろ・・炭の上でもみ殻を焼いて火力を均一にしています。

30年ぶりに長屋から出した重さ約300Kのほいろです。

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助炭(じょたん)・・和紙を張り合わせ、柿渋を塗った乾燥台。和紙は張り替えました。

ほいろの上に助炭を乗せ、茶をもみながら、形を整えていきます。

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作業を始めて4時間近く、無農薬の手もみ茶が出来上がりました。

祖母が作り、祖母が入れてくれたお茶の香りを忘れることなく、北限の地と言われる環境で、「この味、この香り!」と太鼓判を押せる手もみ茶づくりを目指していきます。


小正月行事

2011年01月20日 | 伝統行事

     2011_0118_073704p1180035 笹とこぶの木

小正月に、まゆ玉を飾る行事は一般的に行われていますが、加えてこの地方には、ササとこぶの木を神前に供える風習があるそうです。こぶの木とは何ぞや?と疑問でした。

小正月は、県外にいましたので、大小迫の小正月行事は省略しましたが、戻ってきて氏神様に奉納物がありびっくり。ササと共に鎮座していたこぶの木とは、ニワトコでした。

なぜ笹とニワトコなのか?

笹→常に青々とした葉をつけているところに「いのち」を甦らせる神秘性があり,生成、発展している姿の象徴だそうです。 七夕の笹・・・・よい神が宿る。笹の葉を使ったお祓い神事等。

ニワトコ→芽立ちが一番早く、木の羽状複葉が対生して向かい合っていることから神「迎え」の霊木として用いられたそうです。尖った葉芽とふっくらとした花芽の両方がそろった混芽も縁起が良いのでしょうか。


七草

2011年01月07日 | 伝統行事

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「せりなずな 御形はこべら 仏の座 すずなすずしろ これぞ七草」

昨日、七草粥の材料をと菜摘に出かけたが、仏の座だけが手に入りませんでした。他の野草は身近にあり、氷点下の寒さに耐えながら、青々とした生命力に驚きました。

*なずな(ぺんぺんぐさ) 御形(ははこぐさ) はこべら(はこべ) 仏の座(こおにたびらこ)  すずな(大根) すずしろ(かぶ)

    2011_0106_201940p1060021 「なずな」は花をつけていました。

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厳寒の中、原木椎茸がコチコチに凍った状態で顔を出していました。春子、秋子はこれまで収穫しましたが、冬子は初めてです。七草の一品不足をこれで補い、七草粥に入れていただきましょう。


大小迫の松飾りと正月行事

2011年01月05日 | 伝統行事

2011_0104_105427p1040081_2 神棚

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     2011_0104_105334p1040079 年神様と三階の松

     2011_0104_105613p1040087 年神様へのお供え

     2011_0104_105815p1040093 おかみの炉

大小迫の正月飾りは、おかみの神棚を中心に松飾りをし、歳神様をお迎えして、一年間の無病息災や家内安全を祈ります。

年神様には、天井につくほどの三階の松(年神様降臨の目印)を飾り、お米やもち、お神酒をお供えします。

暮れは家族揃って、神棚に向かって二礼二拍一礼の儀を行い、お神酒をいただき、おかみの囲炉裏で年越しの膳をとります。

正月三日間はそれぞれの神様に、お膳(主食、汁物,副食3種)を供え、感謝の意を示します。