わくわく活動日記

山本ゆきこ~子どもこそ未来

「愛編む宮古」の皆さんと楽しく交流ー本気で震災復興支援を

2013-08-18 22:16:58 | まちづくり・地域おこし
岩手県宮古で、震災により職を失った女性たちが立ち上げた事業協働組合、それが「愛編む宮古」です。
元は、起業支援団体WWBジャパンさんと第三世界ショップ さんが被災地での仕事づくりと生きがいづくりの重要性を感じて立ち上げた”ソーシャルニットネットワーク・プロジェクト”から生まれた集まりです。
全国から毛糸を提供してもらい、それを編んでステキなバッグや小物を作って販売しています。

金沢のフェアトレード・ショップ「アジール」で「愛編む宮古」での作品を販売し、編み手さんと交流があることから、今回の訪問に私も仲間入りさせていただきました。
津波で家や身内を流された方、津波の恐怖が頭から離れないなど、つらい体験をお持ちの方たちでしょうに、とても明るく元気いっぱいに私たちを歓迎してくださいました。

事務所でさっそく商談に。作品見本を見ながら注文したり、こんな作品を作ってほしいと要望したり・・・

避難生活の中で暗くなっていく気分も、皆で集まっておしゃべりしながら、手先を使って集中して作業をすることによって紛れるという効果もあるのだとか。

メンバーが集える拠点である事務所が絶対必要です。来年3月までは第三世界ショップより家賃をまかなってもらえるそうですが、それ以降は自前で払わなくてはならず、それは厳しいとのことでした。
国の震災復興予算は十分活用されていなかったり、流用されたり・・・。
自立・復興をめざしている人のために有効に使われていないもどかしさに腹立たしい思いがします。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。