8月10日、地場産業振興センターで金沢市同和教育研究協議会主催の第17回人権・同和教育研究大会がありました。
記念講演は、徳島県人権啓発青少年団体連絡協議会「止揚の会」事務局 中倉 茂樹さんによる「ぬくもりを感じて」でした。
講演の初めに、「ペンを持っている人、必要ありませんよ。」とおっしゃったのですが、本当にそうでした。年間150回も講演されているとのことでしたが、人をそらさない話術もさることながら、何よりもその内容にくぎづけとなりました。
ご自身が被差別出身で小中学校で毎日いじめにあい、学校の行き帰りに石を投げられ続けたので、片道2㎞を走って登下校した。高校で全校生徒の前で15分間マイクを持ち、自分が出身であることを告白した。
ご自身の恋愛、壮絶な結婚差別との闘い、そして、子どもが生まれ、親との和解に至る体験談でした。「親や周囲に祝福されて結婚したい」と親を説得しようと思っても、まず難しい。「子どもが幸せになることが親の幸せ」のはずだから、「幸せになるために結婚しよう」と勘当覚悟で駆け落ちする。
親の反対により家に監禁される、自殺するなど、結婚差別に今なお苦しむ多くのカップルがある。その相談に乗ったり、仲間で応援する活動を続けているとのことでした。
記念講演は、徳島県人権啓発青少年団体連絡協議会「止揚の会」事務局 中倉 茂樹さんによる「ぬくもりを感じて」でした。
講演の初めに、「ペンを持っている人、必要ありませんよ。」とおっしゃったのですが、本当にそうでした。年間150回も講演されているとのことでしたが、人をそらさない話術もさることながら、何よりもその内容にくぎづけとなりました。
ご自身が被差別出身で小中学校で毎日いじめにあい、学校の行き帰りに石を投げられ続けたので、片道2㎞を走って登下校した。高校で全校生徒の前で15分間マイクを持ち、自分が出身であることを告白した。
ご自身の恋愛、壮絶な結婚差別との闘い、そして、子どもが生まれ、親との和解に至る体験談でした。「親や周囲に祝福されて結婚したい」と親を説得しようと思っても、まず難しい。「子どもが幸せになることが親の幸せ」のはずだから、「幸せになるために結婚しよう」と勘当覚悟で駆け落ちする。
親の反対により家に監禁される、自殺するなど、結婚差別に今なお苦しむ多くのカップルがある。その相談に乗ったり、仲間で応援する活動を続けているとのことでした。