わくわく活動日記

山本ゆきこ~子どもこそ未来

「原発はさよなら」と伊首相、開票待たずに敗北宣言

2011-06-14 02:14:01 | 環境・エネルギー
 6月13日、原発再会を問う国民投票で、イタリアの首相が開票を待たずに敗北宣言したというニュースが流れました。
 ドイツはすでに脱原発を決定。
 日本でも世論はすでに脱原発派が優勢。それにしても、日本の政治の舞台は中央も金沢も民意となんと大きくかけ離れていることか!

 <6月11日付け朝日、北陸中日>
 作家の村上春樹さんの「非現実的な夢想家として」と題するカタルーニャ国際賞受賞のスピーチより
 原爆の惨禍を経験した日本人は、核に対する「ノー」を叫び続けるべきだった。
 福島原発事故については、広島、長崎に原爆を投下された日本にとって「2度目の大きな核の被害」、今回は自らの手で過ちを犯した。
 過ちの原因は「効率」優先の考えだ。政府と電力会社が「効率のよい発電システム」である原発を国策として推進した結果、地震国の日本が世界第3の原発大国になった。

<6月11日付け朝日> 池澤 夏樹のエッセー(?)
 ■その気になれば・・・
 核エネルギーはどこか原理的なところで人間の手に負えないのだ。それを無理に使おうとするから嘘で固めなければならなくなる。・・・
 原発とは緩慢に爆発する原爆である。

 原子力優遇策が再生可能エネルギーの開発と実用化を阻んできた。フクシマを機に社会の雰囲気が変われば、日本という高度に工業化された国がその気になれば、エネルギーの風景はがらりと大きく変わりうる。
 ナウシカの住む風の谷は意外に近くにあるのではないか。