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畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

堀之内遊歩道へどうぞ

2017-01-12 04:08:09 | 登山

  一昨日1月10日儲けもののような天候に恵まれ一人で山へ。

広域農道からの登山口にはすでに何台かの自動車が停まっていました。

 

  ここが登山口になります。

さて、誰が登っているのかなー。顔見知りにいつでも出会うのですよ。

 

 これは下る際に写した一枚ですが、こんな風に急斜面には木道、木の階段がある。

スベルべが所属する山の会が、年に二回草刈りをしたり整備しています。

 

 急坂と緩斜面の連続を何ヵ所か越えると、前方に頂上が見えます。

ここは、もう一つある登りのコースとの合流点からの風景。

 

 最後の急登を登り終えると、山頂の通称「御嶽山」に到着。

昔からの信仰の山でもあり、「御嶽山」を中心に「八海山」「三笠山」が祭られています。

 

 ここで、標高が306mですから、我が家の山の畑よりも100m高いのかな。

少しでも、時間が取れたら気軽に登ることのできる快適な遊歩道です。

 

 更に進むと、石塔が経っている場所にたどり着く。

三基有った石塔の一つは、中越地震で斜面を落ちてしまい、行方不明です。

 落ちた直後に昨年の春亡くなった同級生と探したけれど見つからなかった。

そして、翌春雪消えを待って再度探したけれども土に埋もれたのか見つからなかったのです。

 

 さらに進むとこんな標識にぶつかります。

記憶に無いけれど、きっと山の会の仕事だと思いますね。

 

 これが、「馬の背」と呼ばれる所以です。

痩せ尾根で、なぜか草も生えない場所で謎の場所でもある。

 

  前回も

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雪の中でキノコを探す

2017-01-11 05:08:09 | 山菜

 ウサギ達の足跡を探し、行動を想像しながら歩きます。

雪は、ゴム長の半分が埋まる程度で、歩くのに邪魔ではあるけれど気持ち良く進める。

 

 じつはこの日雪の山を歩いたのは、キノコを探す目的もありました。

ほら、枯れた木に絡みついた藤蔓の間にキノコが見えますよ。これは平茸、別名「寒茸」です。

 

 手が届く高さではなくて、全身を使って必死によじ登りたたき落としました。

うーん、残念ながら少し採る時期が遅く、傷み始めていましたね。

 

 冬至はとっくに過ぎたと言うのに、まだ日は短く自分の影が長く尾を引き始める。

気温も下がるだろうから、そろそろ帰りましょうか。

 

 同じコースはたどらずに、別のコースを選んで歩きます。

別コースを歩いた方がキノコを見つけられる確率も上がりますからね。

 

 雪が少ないとは言え、さすがに越後三山は真っ白に輝いています。

畑だって、これから雪が降ったら、まだまだ白く埋まってしまいますが。

 

 停めておいた軽トラが見えてきました。

こうして、雪の山を歩く酔狂者はウサギと狸とスベルべだけ。

 まだ、林の中だけを主な住処にしているのかカモシカの足跡は皆無。

冬でも積雪の量によって、色々と遊べますよ。越後魚沼は自然がたっぷりです。

 

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ウサギの歩行者天国

2017-01-10 05:23:33 | 

 この時期に山の畑近くまで軽トラで行けるなんて奇跡的なことです。

一時帰宅したスベルべママの散歩、運動不足の解消に畑まで行って見たのでした。

 

 軽トラを大規模農道に停めて歩き出すと、ぽつぽつとウサギの足跡があります。

ところが、我が家の畑に到着すると足跡だらけ、まるで「ウサギの歩行者天国」でしたよ。

 

 わずかに顔をのぞかせる、残り野菜を点検し採るスベルべママの姿。

後方遠くには真っ白な越後三山が見えます。

 

 手前は「アスパラ菜」で、その向こう側は「チーマディラーパ」です。

「チーマディラーパ」は一昨年と同時期に種まきをしたと言うのに、花を咲かせずに終わった。

 こんなところに秋の異常気象の結果が出てしまいましたね。

でも、こうして残しておいたから、きっと春先には蕾をつけ花を咲かせてくれることでしょう。

 

 「ウサギの歩行者天国」になった理由のその1はこの齧られた大根にある。

雪が無いと、食べ物に困らないウサギ達も雪が降ると畑に押し寄せて餌を探すのです。

 

 理由のその2は、このキャベツですね。

秋の野菜が長雨、日照不足で成長しきれなかった昨年でした。

 キャベツもしっかりとは巻かず、ご覧の通り。

それでも、ウサギ達にはご馳走だったと見え、皆風に齧っていました。

 柿の木の赤い実もまだ全部は落ちずに着いていて鳥たちの格好の餌。

スベルべの畑は雪が降ると、美味しい食べ物、野菜を動物たちに供給しているようです。

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雪の無い雪国の風景(その2)

2017-01-09 05:00:39 | 風景

 誰の足跡も無い雪原に何やら動物たちの足跡。

直線的についた足跡は、キツネでしょうか。でも、ちょっと足を引きずっているようにも見える。 

 

  畑に顔を出しているのは「タラ」の切り株です。

夏季に育成し、秋に切り取って今は大規模なハウスの中で温められ、芽を出していることでしょう。

 

  薄く雪の積もった農道を軽トラを四駆にして走ります。次は向こうの山に向かいましょうか。

途中のカーブでスリップし、路肩から外れそうになり肝を冷やしましたが。

 

  谷一つ隔てた隣の山に行き、走ってきた先ほどの山を振り返ります。

河岸段丘で構成された山は、標高200mほどで平らな地面を形成しています。

 

  この山も途中までは軽トラで進んだけれど、途中から歩きます。

こちらの農道は舗装はしてあっても細く危ないのです。あ、ここにもキツネの足跡ですよ。

 

  山の畑のふちをたどって雪の中を歩きます。

やはり、道を外れ畑の部分に踏み込むと、足元が柔らかくて歩きにくいですね。

            (続く)

 

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雪の無い雪国の風景(その1)

2017-01-08 04:42:46 | 風景

 さて、一昨日の事です。パートを終えてから軽トラで山に向かってみました。

普段は行かない、我が家の畑がある山と谷一つ隔てた隣の山に行って見たのでした。

 集落の左端、山際に緑色の屋根の我が家も見えます。

山と山に挟まれた、狭い盆地に位置することが良く分かりますね。

 

 右、東方に目を転じます。

眼下の跨線橋は40年近くも前にスベルべが監督をして架設した広域農道の上越線を跨ぐ物です。

 

 いつも見る、権現堂山も見る場所によって印象が違いますね。

でも、本当に今の時期としては異様とも言える雪の見えない風景です。

 

 今は人の通ることも無い古い山道が、雪によって現れ出ています。

そして、ほら、人が道をたどるがごとく、動物が登ってきていますよ。

 

 我が家の畑のある山よりもやや低く、標高は200mに満たないと思います。

雪の少ない今年でも、さすがにこの時期に山に登って来る酔狂者はいないようですね。

 

 100mちょっとの標高差でこれだけ積雪量が違い、畑は雪に覆われていました。

畑に見えるのは、野生動物たちの足跡だけです。

            (続く)

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