いろいろメモ。

お出かけやマイ弁、パン作りなどを記録しています。
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ヘルシーな油

2010年03月04日 19時38分07秒 | いろいろ
健康によい、ヘルシーな油って、いったいどれなんだろう?

こういうときは、ネットより本のほうが、安心情報を得られる気が。
図書館で本を借りて、にわか勉強。

古い情報では困るし、情報に偏りがあると嫌なので、まずは2冊。
病気がイヤなら「油」を変えなさい! 発行2007年
油の正しい選び方・摂り方 発行2008年

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①から抜粋。この本では、フラックス油を薦めてました。

(1)オメガ3:多価不飽和脂肪酸【積極的に食べよう】
   α-リノレン酸、DHA、EPAが多い油
   →フラックス(亜麻仁)油、シソ(エゴマ)油、青背の魚油など

(2)オメガ6:多価不飽和脂肪酸【摂取量を減らそう】
   リノール酸が多い油
   →サフラワー(紅花)油、コーン油、大豆油など

(3)オメガ9:一価不飽和脂肪酸【良質なものを普段使いに】
   オレイン酸が多い油
   →オリーブ油、キャノーラ(菜種)油、ピーナッツ油など

(4)飽和脂肪酸【食べるなら控えめに】
   動物性油、一部の植物性油
   →バター、ラード、牛や豚の脂身、ココナッツ油など

(5)トランス脂肪酸【食べてはいけない】
   トランス脂肪が入っている不自然な油脂製品
   →マーガリン、ショートニング、食用精製加工油脂など

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②の本では、シソ(エゴマ)油を薦めてました。
この本、実験データを載せて、病気との因果関係を検証したり、
かなり科学的。。。

内容の理解は難しかったものの、①と比べて、同じ面も違う面も。

(2)オメガ6:リノール酸の摂取量が増え、
(1)オメガ3:α-リノレン酸の摂取量が減ってきている。
必須量を満たしていても、オメガ6とオメガ3のバランスが問題。
 →リノール酸を摂りすぎない、α-リノレン酸の欠乏を考慮する。

動脈硬化・心疾患にコレステロールやトランス脂肪酸は関係ない
“動物性脂肪とコレステロールの摂取を抑え、食用油の摂取を増やす”
“バターよりマーガリン”という栄養指導は、長期的には大きな誤り。

“トランス脂肪酸が悪玉コレステロールを増やして心臓病を増やす”
とする根拠は、実のところ、科学的にしっかりした証拠があるわけ
ではない。 →という記述は①にはなく、違う意見として。

だからといって、マーガリンやショートニング:水素添加植物油
(トランス脂肪酸)が安全であるといっているのではない。

エコナの“身体に脂肪がつきにくい”有効性に疑問が出されている
ことや発癌性のほかに、主原料がキャノーラ油であること、その4割
がリノール酸であることを含めると、多く摂ることは勧められない。

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私自身、いつぞやの栄養知識
「動物性脂肪は体に悪い」→植物性脂肪を中心に摂ろう
「コレステロールは体に悪い」→コレステロール減を意識しよう
が漠然と記憶にあるだけで、長期的に誤りだったとは露知らず、
健康イメージ先行だなぁ、とつくづく。

研究は進んでいて、でも安全性・危険性が確定していないのもあり、
栄養知識は「更新」していかなきゃと実感。

でもまあ、加工食品を絶って自然食品に傾向するのも神経過敏で
息苦しいし、、、まずは、油の「種類」を意識するところから!!