男が女を養う VS 女の稼ぎも生活費に
最近逆カルチャーショックを受けた。日本ではまだまだ結婚したら、『男が女を養う』という観念があるということ!!
私自身、今までカナダでFull timeで働いていて、ダーリンとの生活費・家賃もすべては50-50%。カナダにおいてはそれが当たり前。何の疑問もなくそれを続けている。事情で仕事をしていない今も、生活費は今まで通りContributionしている。だから、『養ってもらっている』という感じはない。新聞のコラムでも、夫婦の生活費は、50-50%、あるいは給料の差があまりにもある場合は、60-40%とか70-30%などにして、毎月共同口座へお互いContributionする、といったもの。家や家具、車も『二人で買う』という考え。
日本では、それが結婚したら『生活は男の稼ぎで養う』と考えがあるらしい。男の人もそうしたい、と考える人もいるようだし、女の人もそれが当たり前と考える人もいるよう。親の年代にも娘にはお金の心配をさせたくないと考える人もいるよう。女性は社会的立場が弱いから、らしい。昔からある程度稼ぎのある男性や家庭に娘を嫁に入れたい、と思う習慣と幾分変わってないと思った。
でも、男がいっぱい稼いでいれいいば、平均的収入で二人+子供も養うのは、結構大変なのでは?!しかも、統計では最近の平均収入は昔のそれより減っているとか。貯金が全然できないのでは?と思うのは私だけ?
カナダでも女性の社会進出が進んでいるが、統計によれば、それでも給料にはもちろん差があるし、平均的には女性の方が給料が低く、昇進する数も、Exusectivesの数も少ない。でも、生活は夫婦二人のもの。お互いに協力してするのが一般的だし、男性も女性にも生活費を共同で出す、というのを普通に考えている。その代わり、カナダ人男性の間では家事・育児も手伝う人が多い。女性もFull timeで働いて、忙しいし、疲れているし、生活費も折半なのだから、家事・育児ももちろん二人で協力する、という考え。
ドイツ人男性と結婚したアジア人の女性が言っていたのを思い出した。彼女の義理母が、彼女がある短期間働いていなかった時(普段はFull timeで働いている彼女が、たまたま事情で短期間働いていなかった)、『生活費を旦那(義理母の息子)に全部払わせているのか?』と言われていたらしい。これは極端な反対の例かもしれないが、西洋化が進む日本でも、この観念は深いようだ。
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