YSCCのYSCCによるYSCCからの魂の叫び!!

能書きはいい。読めばわかる!!!

大きな愛を持って・・

2012-11-14 06:23:46 | Weblog
白熱した議論。

昨夜は県の少年、女子、成年の
代表チームの成長に関して、
4時間を越える意見交換がなされました。

各カテゴリー責任者が集い
テクニカルな話をする場なんですが、
非常に洗練された選手育成システムに関する
問題点を洗いざらい自由闊達に議論。

良いと思うんですよ。

順調に行ってるようでもそうでない部分はあります。
再チェックして、基本方針を確認し、ブラさず、
更に良くなるためにはどうしたらよいか?

それぞれ現場のスペシャリストが集まっていますから
建設的な意見交換ができたと思います。

言いたいことを言った方が良い時もあります。
昨日はそうした時間でした。

子どもたちの健全な成長や
成年の生涯スポーツを支えつつ、
神奈川のフットボールピープルとしての
誇りをどのように植え付けるか??
真剣な討議があって現場も
盛り上がるんだと思います。
有意義でしたね。

さて、今朝確認したメールマガジンです。

涙が出る話です。
母性に関して・・
人は皆女性から大きな愛を持って育てられます。

・・・・・・・・・・【母性こそ人を幸せにし、国を豊かにする】より・・・・・・・・・

自分の目の前に子どもがいるという状況を当たり前だと思わないでほしいんです。

自分が子どもを授かったこと、
子どもが「ママ、大好き」と言ってまとわりついてくることは、
奇跡と奇跡が重なり合ってそこに存在するのだと知ってほしいと思うんですね。
 
そのことを知らせるために、私は死産をした一人のお母さんの話をするんです。

そのお母さんは、出産予定日の前日に胎動がないというので来院されました。
急いでエコーで調べたら、すでに赤ちゃんの心臓は止まっていました。
胎内で亡くなった赤ちゃんは異物に変わります。

早く出さないとお母さんの体に異常が起こってきます。
でも、産んでもなんの喜びもない赤ちゃんを産むのは大変なことなんです。

普段なら私たち助産師は、陣痛が5時間でも10時間でも、
ずっと付き合ってお母さんの腰をさすって
「頑張りぃ。元気な赤ちゃんに会えるから頑張りぃ」
と励ましますが、死産をするお母さんにはかける言葉がありません。

赤ちゃんが元気に生まれてきた時の分娩室は賑やかですが、死産のときは本当に静かです。
しーんとした中に、お母さんの泣く声だけが響くんですよ。

そのお母さんは分娩室で胸に抱いた後、「一晩抱っこして寝ていいですか」と言いました。
明日にはお葬式をしないといけない。
せめて今晩一晩だけでも抱っこしていたいというのです。

私たちは「いいですよ」と言って、赤ちゃんにきれいな服を着せて、
お母さんの部屋に連れていきました。

その日の夜、看護師が様子を見に行くと、
お母さんは月明かりに照らされてベッドの上に座り、子どもを抱いていました。

「大丈夫ですか」と声をかけると、「いまね、この子におっぱいあげていたんですよ」
と答えました。
よく見ると、お母さんはじわっと零れてくるお乳を指で掬って、
赤ちゃんの口元まで運んでいたのです。

死産であっても、胎盤が外れた瞬間にホルモンの働きでお乳が出始めます。
死産したお母さんの場合、お乳が張らないような薬を飲ませて止めますが、
すぐには止まりません。

そのお母さんも、赤ちゃんを抱いていたらじわっとお乳が滲んできたので、
それを飲ませようとしていたのです。
飲ませてあげたかったのでしょうね。

死産の子であっても、お母さんにとって子どもは宝物なんです。
生きている子ならなおさらです。

一晩中泣きやまなかったりすると「ああ、うるさいな」と思うかもしれませんが、
それこそ母親にとって最高に幸せなことなんですよ。

母親学級でこういう話をすると、涙を流すお母さんがたくさんいます。
でも、その涙は浄化の涙で、自分に授かった命を慈しもうという気持ちに変わります。

「そんな辛い思いをしながら子どもを産む人がいるのなら私も頑張ろう」
「お乳を飲ませるのは幸せなことなんだな」
と前向きになって、母性のスイッチが入るんですね。


人の成長には大きな愛が必要なんですね。

神奈川のフットボールも色んな人が
各世代に愛情を注いでいることが確認できています。
更なる成長をしたいですね。


コメント
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