また春がやってきて、土という名のキャンバスに少しずつ色がのっかりはじめると、ここ数年はダイニングから見えるこの場所の青が待ち遠しくてたまりません。
花壇を作って15年という月日が流れました。
当初は植物の名前などほとんど知らず、、、
最近職場で花の話題になると、若い人たちは「花の名前って全然知らないんです~」と言っていますが、そうそう私もそうでした。
まず最初に花壇に植えたのは、実家やご近所さんから分けてもらったものでした。
それから徐々に、園芸雑誌、本を買いあさり(笑)日曜朝の番組を毎週録画して何回も視聴し(苦笑)園芸店に足を運ぶたびに何かしら植物を持ち帰り、それでは満足できずネットで苗を取り寄せ、旅行もガーデニングの参考にすべきところを中心に計画を立て、休みの日は朝から晩まで庭に出て、お陰様で今となってはシミそばかすに悩まされています、、、あっ、話をもとい。
気づいた時にはまとまりのない植栽、そしてあれもこれもやるべきことが多すぎて空回り状態。
腰痛に悩まされ重い鉢も運べない。
それからは植物の取捨選択。
好きで何回植えても環境に合わなくて枯れてしまうもの、花期が短く葉に魅力を感じないもの、自立しないで倒れ込んでしまうようなものなど、かなりの植物に別れを告げました。
そして庭主が好きで、植物もこの庭の環境を好んでくれる、相思相愛のものを残すようにしました。
数えたことはないけれど、今残っている植物は過去に植えたものの三分の一にも満たないのではないかしら、、、
小さな庭だけれど、一つ一つの植物には出来る限りのスペースを提供したいと思いつつの作業、それは今もあちこちでまだ進行形ではあるのだけれど、、、
花壇の中でも最も日陰であるオンファロデス・ベルナの咲くこの場所にも今ままでいろんな植物を植え込んできました。
そして、いろんな植物が消えてゆき、いろんな植物を抜いていった場所。
紆余曲折を経て、2、3年前からはこのオンファロデス・ベルナが君臨するところとなりました。
ゆっくりと着実に自分の居場所を拡げているこの青い花の姿を早春に目にする度に、この庭が「育つ庭」という新たなステージを迎えたような気がして、なんとも満たされた気持ちになります。
これからの庭主は、羽目を外しがちなものの軌道修正や、環境整備といった裏方の役目に徹することになるでしょう。
これからは、「育つ庭」をゆったりと愉しんでいきたいと思っています。
花壇を作って15年という月日が流れました。
当初は植物の名前などほとんど知らず、、、
最近職場で花の話題になると、若い人たちは「花の名前って全然知らないんです~」と言っていますが、そうそう私もそうでした。
まず最初に花壇に植えたのは、実家やご近所さんから分けてもらったものでした。
それから徐々に、園芸雑誌、本を買いあさり(笑)日曜朝の番組を毎週録画して何回も視聴し(苦笑)園芸店に足を運ぶたびに何かしら植物を持ち帰り、それでは満足できずネットで苗を取り寄せ、旅行もガーデニングの参考にすべきところを中心に計画を立て、休みの日は朝から晩まで庭に出て、お陰様で今となってはシミそばかすに悩まされています、、、あっ、話をもとい。
気づいた時にはまとまりのない植栽、そしてあれもこれもやるべきことが多すぎて空回り状態。
腰痛に悩まされ重い鉢も運べない。
それからは植物の取捨選択。
好きで何回植えても環境に合わなくて枯れてしまうもの、花期が短く葉に魅力を感じないもの、自立しないで倒れ込んでしまうようなものなど、かなりの植物に別れを告げました。
そして庭主が好きで、植物もこの庭の環境を好んでくれる、相思相愛のものを残すようにしました。
数えたことはないけれど、今残っている植物は過去に植えたものの三分の一にも満たないのではないかしら、、、
小さな庭だけれど、一つ一つの植物には出来る限りのスペースを提供したいと思いつつの作業、それは今もあちこちでまだ進行形ではあるのだけれど、、、
花壇の中でも最も日陰であるオンファロデス・ベルナの咲くこの場所にも今ままでいろんな植物を植え込んできました。
そして、いろんな植物が消えてゆき、いろんな植物を抜いていった場所。
紆余曲折を経て、2、3年前からはこのオンファロデス・ベルナが君臨するところとなりました。
ゆっくりと着実に自分の居場所を拡げているこの青い花の姿を早春に目にする度に、この庭が「育つ庭」という新たなステージを迎えたような気がして、なんとも満たされた気持ちになります。
これからの庭主は、羽目を外しがちなものの軌道修正や、環境整備といった裏方の役目に徹することになるでしょう。
これからは、「育つ庭」をゆったりと愉しんでいきたいと思っています。