本日開花なり

季節のうつろいの中で、日々健気に育っている大好きな植物たちの様子を綴っています

不振なバラ達~page2

2010-06-19 | バラ
ミセス・アイリス・クロウ、5年前に届いたその年が一番花付きが良かった。
いかに私の育て方に問題があるか、が分かります。



日当たりを好むとのことなので、ヤマボウシの陰になるこの場所は不適切なのは分かっています。
でも植え替える場所もなく…
もう一年試して駄目だったら、どうにかしなければ、と思ったのは去年。
果たして、今年もやっぱり><でした。
ブラインドが多く、花芽が付いても房咲きになりにくいのです。



でも今年は2本、ベーサルシュートが出てきました。
気配りして育て、もう一年だけ様子を見ることにします。


アイスバーグも今ひとつ、精彩に欠けます。



例年の透明感が見られません。
花数が少ないし、花びらの枚数も少ないみたい。
咲き出したのも遅かった。

今年は枝を多めに残し、高めに剪定してみたのです。
それが却って良くなかったのかしら…



奥で咲き出したのは、遅咲きのニュー・ドーン。


雨の予報が続いているので、しべが茶色くなってきた花殻を切り取りました。



この写真を見ていて、ふと思ったのだけれど、もしかして栄養分、隣のハクロニシキに行っちゃってるのでは…
間引いても間引いても、追い付かない程、旺盛なんですよね…
肥料や堆肥は、辺りが煉瓦だから、根元にしか施していないし…
問題だ~~~

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不振なバラ達~page1

2010-06-19 | バラ
そんなに多くのバラを育てている訳ではないし、あらゆるバラを見聞した訳でもないけれど、おそらくヘリテージは、私が感じるところの美の極みに位置するバラのひとつだと思います。
その花持ちの悪ささえも、儚げ、という表現に変えてしまう程の気高さを漂わせた美しさ…
が、残念ながら今年の一番花は、その真骨頂が発揮されていません。



この春、毎年うどんこ病に悩まされるアーチに絡んだスイカズラ(オーレオ・レティキュラータ)を抜いて、このヘリテージ(昨年まで花壇の中に植えていたのだけれど、花殻が他の草花の間にどさどさ落ちるのに閉口して、芝の上の花殻の後始末ならラクチンかな…と思い)を植えるつもりだったのですが、ちょっと土を掘ってみてビックリ!
スイカズラのぶっとく、どこまでも続いている逞しい根っこを見ると、とてもじゃないけど、抜く気力が湧いてきませんでした。
そこで考えたのが、スイカズラを短く切って、かなりの量間引いて、あいた隙間に鉢植えのヘリテージを絡める、ということ。



ところが、少し鉢の土が乾いてくると、すぐにグッタリしょげて、ただでさえ花持ちの悪いバラが、一瞬でバッサリと土に戻っていってしまうのです。
少し状態の良い時も、写真の様に色もパッとしません。
一番花の今でこうなのですから、これからの事を考えると…
やはり地植えにすることを検討しなければならないようです。

そして一方のスイカズラですが、何と今のところ、うどんこ粉病が出ていない。
風通しの悪さが原因だったのですね。


(不振なバラのいくつかを載せようと思ったら、長くなってしまったので、page2に続きます。)

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