今日のことあれこれと・・・

記念日や行事・歴史・人物など気の向くままに書いているだけですので、内容についての批難、中傷だけはご容赦ください。

妻の日

2006-12-03 | 記念日
今日(12月3日)は、「妻の日」
凸版印刷が1995(平成7)年に制定。
感謝を表す「サン(3)クス」(Thanks)の語呂合せ。1年の最後の月である12月に、1年間の労をねぎらい妻に感謝する日。日本記念日協会にも正式登録された公式記念日ある。
妻の日普及振興会 HPによると、「母の日」、「こどもの日」、「敬老の日」があって、どうして妻の日がないの?・・・そんな素朴な疑問から制定されたようだ。
たしかに、『妻』= 『母』ではない。また1年に一度という事で「誕生日」や、「結婚記念日」があるじゃ~ないかという解釈もあるが、これらは、「お祝い」をする日であるが、「妻の日」は「祝う」というより、むしろ、日ごろの労への『感謝』『労い(ねぎらい)』また、主婦や母としてみるのではなく、妻を一女性としてみつめてあげる日にしようと言うようなものらしい。
確かに、言われてみれば、私も妻には、大変世話になっている。今の時代、こういうことは言わないだろうが、私は、長男だし、一応、よーさん家の跡取りであるため、一家の主としての自覚を持って、臨んできた。父親を早くなくし、母親の女の細腕一つで育てられた事もあり、3人兄弟ではあるが、幼少より、母親の面倒を見るのは私の義務と考えていた。しかし、若い頃は、遊びほうけて、面倒を見るどころか逆に世話を焼かせてきた。そして、結婚の時、女友達は沢山いたが、結婚の相手には母親が気に入って紹介してくれた女性と見合いをし結婚をした。その相手が今の妻である。結婚後も、一家の責任者・・・大黒柱として、家計に対する責任を果たそうと努力はしたが、殆ど家の中のことは、妻にお任せ。そして、日が経ち、私のお袋も最後は病気での入退院を繰り返し、亡くなり、先日13回忌の法要を勤めた。当然、嫁・姑の間には、必ずしも意見の合う事ばかりではなかったことも承知している。しかし、妻は、私のお袋を本当に大事に、病気になってもよく面倒を見てくれた。そして、息子も結婚させ、今は2人だけの生活である。しかし、私は、わがままで、定年退職するまで、仕事一筋で、家はほったらかしで、好きな酒も飲みたいだけ飲んでいた。にもかかわらず、たいした愚痴も言わずに、付いてきてくれた妻には、本当に感謝しているし、頭も上らない思いである。そんな妻に対する感謝の気持はあっても、今まで、それを素直に「有り難う」と口に出して言ったことはない。時代遅れといわれるかも知れないが、私のような年代の男性には結構、同じ様な人が多いのではないだろうか。だから、今日の「妻の日」のような記念日があって、こういう日に、素直に、妻の日ごろの労をねぎらい、この機会に心に思っている「有り難う」の気持ちを伝えるのは大変に良い事だと思う。・・・・できる人は是非そうすべきだと思う。
少し、硬くなるが、妻というのは、男性に対する女性の配偶者のことをいう。そして、それは、婚姻による場合と内縁によるものもある。 そんな、配偶者には、今日、社会的なストレスや単身赴任、リストラから処々の理由で、心身的問題から派生して家庭の中でのドメスティックバイオレンス(DV)が、児童虐待高齢者虐待などと並び、家庭の抱える厄介な問題化している。又、それが、セックスレス夫婦、熟年離婚といった問題にもつながっていると言えるだろう。さしずめ、私のような場合だと、今の世代の人ならば、現役を退いたとたんに、夫は、妻から「はい、さよなら」・・と言われているかかもしれないね~。
一昔前のまだ、私らが若い時代には、「良妻賢母」と言う言葉があった。夫に対してはよい妻であり、子に対しては賢い母であること。それが、永らく日本女性の理想でもあったが、こんな言葉は、今でも生きているのだろうか?。今頃、結婚式で新婦に対して、こんな事を求めたら顰蹙を買うかもしれない。
今日は、「妻の日」であるが、4月27日は「悪妻の日」である。ソクラテスの妻が悪妻として有名であることから、らしいが、誰が、こんな記念日をつくったのかはわからない。以前に私のブログ今日(4月27日)は「悪妻の日」で採りあげたが、ソクラテスが語ったとされる言葉に、「セミは幸せだ。なぜなら物を言わない妻がいるから」 、「ぜひ結婚しなさい。よい妻を持てば幸せになれる。悪い妻を持てば私のように哲学者になれる」 と・・・、そして、そんなにひどい妻なら別れたらいいじゃないか」と言った人に対し、ソクラテスは、「この人とうまくやっていけるようなら、他の誰とでもうまくやっていけるだろうからね」 ・・・と答えたという。このような、エピソードの信憑性には疑問の余地があるものの、ソクラテスの弟子クセノフォンも著書のいくつかのところで彼女の悪妻ぶりに言及しているところがあるようで、あながちすべて作り話だともいえないようだ。先にも書いたように、私達の年代の男性には、猛烈社員がが多く、家のことなど考える暇もなく、兎に角、家の事は、妻に任せて、外での仕事一辺倒だった人たちが多いだろう。今世間では、そんな仕事一辺倒だった団塊世代の男性が定年を迎えると同時に妻から、離婚をいい渡されるのを戦々恐々としているとう。
”家族のために仕事一筋で頑張ってきた夫。その影で静かに家族を見守ってきた妻。知らず知らずのうちに構築された!溝!は、取り返しのつかないっほど深くなっていたーー。”・・・これは、テレビ朝日のホームドラマ「熟年離婚」のイントロである。評判のドラマと聞くが、それだけ、「熟年離婚」が流行っているというか、世間の関心が強いというか、例によって、マスコミが煽っているのかもしれない・・・。
以下参考の「あなたは悪妻・良妻、どっちだ? 妻の怠慢が許せなくなるとき - 」に、以下のような質問があった。
”夫が仕事から解放されてやっと家に辿り着いたとき…
おかえりなさい! あなた、ごはんとお風呂、どっちが先? 」とキレイにメイクしてオシャレした妻が夫を迎える。「夫が帰って来る時間が何より楽しみ! 」「妻の待つ家に帰るのが嬉しくて仕方ない! 」だったのは…一体いつまでだったのか? もう思い出せもしない…という方はいませんか?”・・・・と。
昔から、男は、女次第と言われてきた。確かに、男には、ワンマンで中には暴力的で、勝手な男もいたかもしれないが、普通の場合、男には家の外に出れば七人の敵がいるといわれ、男が外で、精一杯の仕事をし、能力を発揮できるか出来ないかはその男の女房次第。どんな良い妻を娶るかだといわれ、だから、その男の女房を見れば、その男の甲斐性が分かると言われてきた。これは、言いえて妙である。人間、男であれ、女であれ、昔は、見合い結婚が主であり、ご互いに、身分不相応なもの同士は結婚しないわけであるから、似たりよったり同士の家庭の男と女が結婚したのである。
人間神様ではないので、欠陥のないものなど誰もいないし、戦後の変な思想教育を受けてきた人たちのことはよく知らないが、それ以前の人たちは、もともと赤の他人同士が、結婚をし、同じ屋根の下で生活するわけである。皆それぞれに、言いたい事を皆まで言わず、相手を認め合って生きてきたのではないだろうか。少しばかり男が表面上は偉そうにはしていたが・・・。そして、男と女が、夫々、役割分担をして、家を守ってきた。しかし、戦後、その男女間の役割がなにか、おかしくなり、へんな事になってきている。
「妻の日」があれば「夫の日」があっても良いと思うのだがあるのだろうか???。「母の日」があるからと言って、後から、「父の日」が出来たが、以下参考の「Because/TrendNavi」などを見ても、アンケート調査の結果「母の日」に比べて「父の日」は、何となく影が薄いようだ。
夫にも、いい夫がいれば悪い夫もいるだろう。しかし、妻にもいろいろ有り、良妻もいれば悪妻もいる。妻と名がつけば全て感謝すべき人とは限らない。きょうは、「妻の日」だが、別に「悪妻の日」があるから、今日は、単に「妻の日」とするよりも「良妻の日」とするほうが良いのではないかと思うが・・・今の世の中、どれほど、良妻といえる人がいるだろうかね~。・・・少なくとも私の妻は「良妻」である。どこに出しても恥ずかしくない良き妻がいたため、名誉も金もできなかったが、それでも、思う存分私のやりたい事がやってこれた。今、特に何も言う事はないない。これから先の老後、どうなるかは知らないが、例え1人になっても、安心して生活が出来るようにだけはしておいてやろうと思う。それが、私の感謝の気持ちだ。
以下参考の「あなたは悪妻・良妻、どっちだ? 妻の怠慢が許せなくなるとき - 」には■妻の怠慢度チェックもあるので、興味我があるならチェックしてみたら・・・。
それと、今、「新・良妻賢母のすすめ」という本が全米で300万部を越す大ベストセラー!! となっていると言われているようだが、・・・今流の良妻賢母に興味のある人は読まれるとよい。以下にアクセスすると、本を読んだ人の意見も多く寄せられており、参考になるよ。
(画像は、「新・良妻賢母のすすめ」愛と幸せを約束する26章。ヘレン・アンデリン著 岡喜代子訳)
参考:
妻の日 ホームページ 《12.3 妻の日普及振興会 オフィシャルサイト》
http://www.wifesday.com/
妻 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A6%BB
今日(4月27日)は「悪妻の日」。
http://blog.goo.ne.jp/yousan02/s/%B0%AD%BA%CA%A4%CE%C6%FC
あなたは悪妻・良妻、どっちだ? 妻の怠慢が許せなくなるとき -
http://allabout.co.jp/relationship/divorce/closeup/CU20050817A/index.htm
Because/TrendNavi
https://www.because.ne.jp/trendnavi/contents49/q.html
新・良妻賢母のすすめ―
http://www.cos21.com/books/4-906361-82-X.html
インターネットアンケートの調査結果を集計分析|「父の日」に関するネットアンケート ...
http://www.kikasete.net/marketer/mk/survey/tw/result/mk_tw55.php
ドラマ熟年離婚
http://www.tv-asahi.co.jp/rikon/02_outline/index.html