公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

新鋭王座決定戦優勝戦

2012-09-29 18:19:33 | 競艇
新鋭王座決定戦 優勝戦(場外締切予定時刻 16:38)

1佐藤 翼 314131

2茅原 悠紀 1215251

3西村 拓也 6231511

4黒井 達矢 1261432

5船岡 洋一郎 31転2212

6青木 玄太 2534132


1号艇に入った佐藤はB1級。青木を除く4人のA1級選手の「プライド」の走りに期待。

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新鋭王座決定戦準優勝戦

2012-09-29 16:59:16 | 競艇
坂元浩仁が8.33でトップ通過。ボーダーは16位が3人並んだ5.83。

得点率ランキング

なお、連覇がかかった松尾昂明は34位(4.67)に終わった。

松尾昂明は連覇の夢散る…/徳山(日刊スポーツ)


レース特記事項はこちら


29日は準優勝戦。


10レース

1佐藤 翼

2大池 佑来

3松崎 祐太郎

4船岡 洋一郎

5秋元 哲

6川下 晃司


結果はこちら。1着佐藤、2着船岡。


11レース

1茅原 悠紀

2井上 大輔

3黒井 達矢

4小山 勉

5乙藤 智史

6篠崎 仁志

結果はこちら。1着茅原、2着黒井。


12レース

1坂元 浩仁

2西村 拓也

3前田 将太

4磯部 誠

5青木 玄太

6水摩 敦

結果はこちら。1着西村、2着青木。なお、坂元はフライング。
コメント (1)
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100歳男性が自転車で100キロ走破

2012-09-29 16:35:06 | スポーツ
100歳男性 自転車で100キロ走破

100歳のフランス人男性が、自転車に乗って100キロメートルを4時間余りで走破することに成功し、フランスの自転車連盟は100歳を超える男性の最高記録だとたたえました。自転車で100キロの走破に成功したのは、フランス人の元消防士、ロベール・マルシャンさん、100歳です。マルシャンさんは28日、フランス中部リヨンの自転車競技場で、スポーツ科学の研究者など大勢の観衆が見守るなか、自転車に乗って、勢いよくバンクを走り出しました。マルシャンさんは最後までペースを乱すことなく、トラック300周を4時間17分27秒のタイムで走り抜き、会場から大きな拍手が贈られました。マルシャンさんは完走後、「腕や背中が痛くなり、最後の数キロは走るのが大変でしたが、思っていたよりも順調にゴールすることができました」と元気に話していました。マルシャンさんは、健康には人一倍、気を遣い、自転車には、60代から本格的に乗り始めたということです。フランスの自転車連盟は、マルシャンさんの記録を100歳の男性としては最速の記録として登録するよう、世界自転車連盟に求めることにしています。


これぞまさに、『60の手習い』ってやつか?

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シリウスステークス

2012-09-29 15:46:00 | 競馬
9/29 阪神11R・シリウスS ダ2000m 発走:15:35(netkeiba.com)

結果はこちら。1着 2・ナイスミーチュー、2着 13・ヤマニンキングリー、3着 10・グレープブランデー。

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向日町崖っぷち!

2012-09-29 08:52:13 | 競輪
TOOL4より

平成24年9月27日

防府記念の売り上げショックが冷めやらぬ中での向日町記念。話題は「競輪は大丈夫ですか」に集中。こゝ向日町は京都府が施行主で向日町市に使用料を払ってる場。現在の処は赤字に成ってなくても黒字でもないギリギリの場とか。それで在り方委員会が立ち上がり、赤字に転落したら廃止の声が挙がってるとの事。それなのに初日は高知FⅠ・伊東FⅡ・松山FⅡだけでなく、富山FⅠまで併売。高知に伊東は終了しても、富山・松山は3日目迄の悲しい日程。メンバーの方も村上兄弟に、稲垣裕之・藤木裕・窓場千加頼・山田久徳の地元組が主力ですが、果たして長塚智広・山口幸二・神山拓弥・山田裕仁・渡邉晴智クラスにファンが注目してくれるかに成れば甚だ疑問。武田豊樹・深谷知広・脇本雄太の大駒が居ないのは痛手。ウィークデーの木曜日初日に13億を越えたら成功ですが、10億やっとの時は覚悟しなければいけないかも。

平成24年9月28日

向日町記念は又しても大ギヤの弊害なのか、落車のオンパレードに調子を考えて欠場した者を加え、9人欠場。その上に最終レースの発走が遅いため、てんやわんやで早く新聞を発行しなければで、焦りまくりました。ファンもこれでは安心して車券を買えない事を考えたら、手をこまねいて廃れて行くのを見てるだけでなく、早くギヤ制限に踏み切るしかないのでは。スピード本位の単調なレースばかりでは、ファンは離れる一方。競輪しかやれない智と体力のゲームをもっとアピールする制度ルールに戻すべき。30年前に戻す勇気に期待します。売り上げは12億ジャスト、これが良いのか悪いのかは施行者の判断。3日目は何が起こるのか、17号台風以上に心配。



向日町市って何なんだ?

ところで、向日町は来月、ガールズやるぞ

ま、昼間の開催だから、ほとんど望みないけど、それでも、ガールズ近畿初開催だからね。それに期待しようじゃないか。

えっ?平安賞?

今年(1月)やったのにまたやっているんだなぁ、と思うと・・・
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京王閣・ガールズケイリン2日目

2012-09-28 21:37:31 | 競輪
2012/09/29(2日目)第6レース A級ガールズ予選2 発走予定 17:37

1荒牧聖未

2田畑茉利名

3小林莉子

4後閑百合亜

5越田恵美子

6松尾智佳

7浦部郁里

小林と荒牧が互角の勝負。


2012/09/29(2日目)第7レース A級ガールズ予選2 発走予定 18:03

1中村由香里

2尾上明子

3戸田みよ子

4藤原亜衣里

5渡辺ゆかり

6門脇真由美

7岡村育子

初日予選初黒星を喫した中村にズラリ難敵。一応中心も渡辺も互角。藤原の立ち回り、混戦時の門脇の一発も怖い。
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9月28日の優勝戦・重賞結果

2012-09-28 20:05:41 | 各日の公営競技
・競輪

高知

S級 五十嵐力 731

A級 豊岡哲生 221

名古屋

A級 小川将人 111

A3 小竹洋平 221

佐世保

A級 高間悠平 111

A3 佐藤健太 121

・競艇

江戸川 山崎毅 1122211

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9月27日の優勝戦・重賞結果

2012-09-28 09:32:36 | 各日の公営競技
・競輪

伊東

A級 國廣哲治 121

A3 巴直也 111

・競艇

戸田 女子リーグ(GIII) 田口節子 151244411

尼崎 松井繁 2411121311

・地方競馬重賞

門別 フローラルカップ カイカヨソウ

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京王閣・ガールズケイリン初日

2012-09-28 09:17:36 | 競輪
2012/09/28(初日)第6レース A級ガールズ予選1 発走予定 17:37

1藤原亜衣里

2門脇真由美

3浦部郁里

4戸田みよ子

5後閑百合亜

6小林莉子

7越田恵美子

難解な一戦だが、小林が中心か。藤原、門脇、戸田も差なし。


2012/09/28(初日)第7レース A級ガールズ予選1 発走予定 18:03

1松尾智佳

2渡辺ゆかり

3岡村育子

4尾上明子

5荒牧聖未

6田畑茉利名

7中村由香里

これまで、予選では一度も負けていない中村が中心。荒牧も差なく続き、渡辺にも注意。

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新鋭王座決定戦4日目

2012-09-28 09:05:32 | 競艇
茅原悠紀、坂元浩仁、井上大輔が8.00で並んでトップ。得点率ランキング

山田康二、深谷知博のドリーム組がいずれも5.00。果たして準優圏内に入れるか?

4日目の全カードはこちら

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9/28すぽると

2012-09-27 20:54:27 | オートレース
9/28にフジテレビ「LIVE2012 ニュースJAPAN&すぽると!」で佐藤摩弥選手が紹介されます

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サテライトかしま、まだ営業再開できず

2012-09-27 20:45:51 | 競輪

サテライトかしま(福島県)平成25年3月末までの発売中止決定について(KEIRIN.JP)



サテライトかしま(福島県)では、東日本大震災の影響により、平成24年9月末まで発売を中止しておりましたが、現状において、引き続き平成25年3月末までの発売を中止することが決定いたしましたので、お知らせいたします。なお、発売再開日が決まりましたら、改めてお知らせいたします。お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

問合せ先 いわき市公営競技事務所(電話0246-23-3751)



サテライトかしまがある地域は震災の影響が大きかったところ。だから、しばらく様子を見るしかないだろう。

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「モーニング競輪」4場実施

2012-09-27 20:40:46 | 競輪

「モーニング競輪」の実施について(KEIRIN.JP)


◆高知競輪場
 ・開催日程:平成24年11月1日(木)~3日(土)
  (第8回高知市営競輪 FII)
 ・発走予定時刻  第1R  9:00
             第11R 14:18
 ・発売開始予定時刻    8:40
 ・開門予定時刻       8:00
 ・場外併売(予定):大垣競輪(GIII)

◆別府競輪場
 ・開催日程:平成24年11月3日(土)~5日(月)
  (第8回別府市営競輪 FII)
 ・発走予定時刻 第1R  9:00
            第11R 13:42(11月3日・4日)
                 13:47(11月5日)
 ・発売開始予定時刻    8:40
 ・開門予定時刻       8:00
 ・場外併売(予定):11月3日・4日 大垣競輪(GIII)
                   5日 小田原競輪(FI)

◆防府競輪場
 ・開催日程:平成24年11月5日(月)~7日(水)
  (第9回防府市営競輪 FII)
 ・発走予定時刻  第1R  9:00
             第11R  (調整中)
 ・発売開始予定時刻    8:40
 ・開門予定時刻       8:15
 ・場外併売(予定):京都向日町競輪(FI)

◆豊橋競輪場
 ・開催日程:平成24年11月26日(月)~28日(水)
  (第7回豊橋市営競輪 FII)
 ・発走予定時刻  第1R  9:00
             第11R 14:23(11月26日)
                  14:25(11月27日・28日)
 ・発売開始予定時刻    8:40
 ・開門予定時刻       8:15
 ・場外併売(予定):11月26日     小松島競輪(FI)
                27日・28日  千葉競輪(FI)

 ※なお、「モーニング競輪」の上記日程以降の開催は未定です。決定次第お知らせいたします。



ま、地方場はとりわけ、FIIの取り扱いについては頭を痛めているだろうから、目先を変えるのはいいかもしれないが、果たして、うまくいくかな?

というのは、確か岸和田で以前やったけど、売上を見たら「悲惨」だったからねぇ・・・
コメント (5)
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表紙を変えただけでは・・・

2012-09-27 20:25:20 | 政治経済問題
自民新総裁に安倍氏 表紙を変えただけでは(東京新聞社説)

自民党総裁に安倍晋三元首相が返り咲いた。野田民主党政権と対峙(たいじ)し、政権奪還を目指すが、「表紙」を変えただけでは、国民の信頼は取り戻せない。自民党国会議員にとっては無難な選択なのかもしれない。次期衆院選や来夏の参院選の「顔」として、新鮮さはあるけれども、総裁としての力量は未知数の石破茂氏(55)より総裁経験者の安倍氏(58)の方が適任とみたのだろう。ただ、かつて福田赳夫元首相が「天の声」と呼んだ党員・党友票の選択と異なる結果は、自民党議員と国民感覚とのズレを象徴しているように思える。

◆現実的政策見えず

 安倍氏は当選後のあいさつで政権奪還に向けた強い決意を示し、「政権奪還は私たちのためでも自民党のためでもない。日本を取り戻し、強く豊かな日本、子どもたちが生まれたことを誇りに思える日本をつくるためだ」と述べた。その通りだ。政治は国民の暮らしを豊かにする政策実現のためにある。一政党の私物ではない。党利党略が優先されるようなことは断じてあってはならない。ただ残念でならないのは、今回の総裁選を通じて、行き詰まりを見せる日本の政治、外交、経済、社会をどう立て直すのか、国民の暮らしを豊かにするための現実的なシナリオが見えてこなかったことだ。国内総生産(GDP)第三位に転落した経済の長期低迷、国と地方合わせて一千兆円に上る巨額の財政赤字、原発事故を招いた厳格さを欠く原子力行政、天下りに代表される政官業癒着と強固な官僚主導政治、沖縄県民に過重な負担を押し付けることで成り立つ日米安全保障体制、などなど。これらは三年前、民主党政権になって突然始まったのではなく、前政権からの延長線上にある、自民党政治の「負の遺産」だ。


◆声高に叫んでも…

 確かに、自民党の失政が招いた閉塞(へいそく)状況からの脱却を期待し、民主党に政権を託した国民にとっては、裏切られた三年間だった。政治主導の政策実現は期待外れだったばかりか、国民との契約であるマニフェストに反する消費税増税を強行した。政権担当能力不足は否めず、国民の暮らしがよくなったと思える状況でない。政権を選ぶ眼力が国民に不足していたと言われればそれまでだ。しかし、ただ民主党政権を批判するだけでいいのだろうか。自民党にとって今、必要なことは、政権転落の反省に立って、かつて進めた政策を総点検し、今に至る状況を打開するための現実的な解決策を国民に示して、判断を仰ぐことではないのか。その処方箋もなく、ましてや党再生にも死力を尽くさず、ただ民主党の「敵失」で政権に返り咲いたとしても、何も解決しない。かつて、竹下登総裁(首相)から後継就任を打診された伊東正義総務会長(いずれも当時)は「本の表紙だけ変えて、中身は変わっていないということでは駄目だ」と固辞した。総裁が代わっても、党の体質を変えなければ、政権に返り咲く資格などない。石破氏は各地の街頭演説会で、かつての自民党政治を謙虚に反省し、民主党批判ではなく、自民党として何ができるかを示さなければならないと訴えていた。その主張に同調し、自民党の再生が必要だと考える党員・党友が多かったことが、石破氏が地方票の過半数を制した大きな理由だろう。決選投票で敗れたとはいえ、石破氏善戦の意味を、安倍氏は謙虚に受け止めねばならない。安倍氏は、集団的自衛権の行使容認による日米同盟強化や靖国神社への首相参拝など、「タカ派的」主張を繰り返した。自民党本来の支持層を固める狙いがあることは想像できるが、声高に主張するだけで中韓両国など近隣諸国との関係が好転するほど国際情勢は単純ではない。安倍氏は首相当時、靖国参拝に行くとも、行かないとも言わない「あいまい戦術」で中韓との関係改善に努めた。自民党に期待されるのは、そうした経験に裏打ちされた、老練で、したたかな外交であることを想起すべきだ。原子力政策も同様だ。原発を推進し、甘い規制行政を許した歴代の自民党政権は、原発事故の責任から免れられない。この際、原発稼働ゼロに舵(かじ)を切ってはどうか。反対する経済界や米政府を説得できれば、面目躍如だろう。


◆健康不安の払拭を

 安倍氏には五年前、持病である潰瘍性大腸炎の悪化を理由に政権を一年で投げ出した過去がある。病歴は個人のプライバシーだが首相を目指す公人は別だ。米大統領が毎年するように、健康診断結果を公表してはどうか。それが本人の言う「ほぼ完治」を裏付け、健康不安の払拭(ふっしょく)につながる。



ま、谷垣総裁時代の自民党は、特太字で取り上げた部分についての「反省」及び「提言」はないに等しかったからね。ほんと、3年前の総選挙の結果についてはいまだに、

『何で俺たちが惨敗・下野したのか?不思議でならない。』

と思っている自民党議員は少なくないだろうからね。

民主党は2005年の「郵政選挙」で大惨敗を喫した後、ま、(当時は)できるできないは別にして、政策を大きく転換した。ひいてはこれがもとになって政権交代を実現したのは事実だろう。

ま、ひょっとすると、次の総選挙において、「比較第一党」の座は自民党が握るかもしれない。しかし、与党になった場合における「あるべき姿」を今打ち出さないことには、恐らく、仮に来年の9月に「新政権」が誕生したとしても、翌年3月に予算成立の代わりに「解散」なんてことになりかねないかも。

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何を言ってるんだ?

2012-09-27 12:11:35 | 政治経済問題
小沢氏控訴審 本質的な疑問に答えよ(信濃毎日新聞)

資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、政治資金規正法違反の罪に問われた小沢一郎氏の控訴審初公判が東京高裁であった。審理は一日で終わり、11月に判決が言い渡される。

 小沢氏が元秘書と共謀して収支報告書にうその記載をした、とされる事件である。

 一審の東京地裁の判決は無罪。裁判長は、元秘書3人が小沢氏の提供した4億円を収支報告書に記載せず、土地取引の時期をずらしたことを「(小沢氏も)報告を受け、了承した」と認めた。その上で、小沢氏が「違法であることを認識していなかった可能性を否定できない」と結論付けた。

 控訴審では、この「認識」の有無が焦点になる。高裁は、検察官役の指定弁護士が請求した新証拠をすべて却下した。証人尋問も認めなかった。「無罪を見直す場合、事実認定がよほど不合理でなければ一審を尊重すべき」との最高裁判例もあり、判決を覆すのは難しいとみられている。

 小沢氏は以前、秘書が政治資金規正法に違反した場合の「連座制」導入を提唱していた。それだけの見識を持つ政治家が、一審では「報告、了承」を否定したばかりか、収支報告書を一度も見たことがないとまで言い切った。

 地裁の裁判長は、この証言を「信じられない」と断じている。高裁はどのように判断するのか、判決を注視したい。

 仮に一審判決が支持されるにせよ、幕引きとはいかない。小沢氏が事件の背後にある数々の疑問に答えていないからだ。

 一つは4億円の出どころだ。検察は当初、ゼネコンからの裏献金だと疑っていた。小沢氏のこれまでの説明も二転三転していて、はっきりしない。

 もう一つは、4億円を複数の銀行に入金し、これを担保に同額の融資を受けていた点である。やましいお金でないのなら、なぜ高額の利息を払ってまで資金操作する必要があったのか。

 検察審査会が小沢氏の起訴を決めたのも、こうした疑念を拭えなかったからだ。小沢氏は民主党を離れ、「国民の生活が第一」の代表に就いた。再出発を図るのなら、まず有権者への説明責任を果たさなければならない。

 陸山会事件を通じ、政治資金規正法や国会議員の資産公開法の不備が浮かび上がった。リクルート事件、佐川急便事件など「政治とカネ」の問題は後を絶たない。透明性が高まる法整備を急ぐよう、すべての政治家に求める。




しかしながら、信濃毎日新聞も十年一日、「同じことばかり」書いているね。

一つは4億円の出どころだ。検察は当初、ゼネコンからの裏献金だと疑っていた。小沢氏のこれまでの説明も二転三転していて、はっきりしない。もう一つは、4億円を複数の銀行に入金し、これを担保に同額の融資を受けていた点である。やましいお金でないのなら、なぜ高額の利息を払ってまで資金操作する必要があったのか。

それはここに書いてある。

【小沢一郎】 法廷証言11時間 洗いざらい語った4億円「原資」の全真相(日刊ゲンダイ2012年1月12日)


<2口座から引き出した5億6000万円>

 民主党の小沢一郎元代表(69)が土地購入資金の現金4億円の原資について詳細に証言した。「法廷で真実を述べる」という“公約”通り。2日間にわたった自身の被告人質問で、「いつ口座から下ろして」というカネの流れまで、洗いざらい打ち明けた。これ以上どんな説明をすれば、大マスコミは納得するのか。

 11日の公判で小沢は、10年1月の特捜部の聴取にあたり、金融機関に資料提供を要請したことを明かした。自分の手元に十分な現金があったという客観証拠を手に入れるためだ。

 10年以上前の古い記録を全て入手することはできず、最小限確認できたのは2つの銀行の出金記録だった。(1)旧大和銀行衆院支店の本人口座から、89年11月21日に下ろした2億円(2)旧安田信託銀行神田支店の家族名義の口座から、97年12月15日に引き出した3億円と、00年4月4日に引き出した6000万円――計5億6000万円である。

 小沢は(1)について、「湯島の旧宅を売って、世田谷に新しい土地を購入した際の残金」、(2)は「心臓病で入院後、万が一のことを考えて預金。その後、金融危機の頃に解約した」と説明した。特捜部も出金記録を把握し、小沢の供述調書にも記録が残っている。4億円を用立てても、釣りがきたほどの現金が小沢の手元にあったことを検察はとっくに知っていたのだ。

 指定弁護士は(2)の3億円を引き出した当日に、ほぼ同額が小沢の妻名義の口座に入金された事実を問題視したが、その後の弁護側の質問で、妻名義の口座から98年7月3日に再びほぼ同額が出金されたことが判明した。もともと小沢本人の預金である以上、回り回って小沢の手元に戻っても何ら不自然ではない。

<湯島の旧宅は15億円で売却、世田谷の自宅は9億円>

 被告人質問の初日で、4億円の原資を「相続した土地」と説明した小沢だが、この日も発言を裏付けるように、巨額の不動産売買を次々と披露していった。

「当時(85年10月)は不動産価格が急激に上がっていたので、湯島の不動産は14億~15億円で買い取ってもらった」

「世田谷の土地は中心部と違って(地価が)上がっていなかったので、坪200万円より少なかったのは記憶している。9億円前後だった」

 差し引き約5億円の残金だ。さらに湯島の旧宅のほか、「東京・上野広小路の松坂屋から上野駅寄り。大通りに面した土地」も相続し、「当時の価格で1億円程度」で売れたという。

 4億円の原資については「政治資金」「銀行融資」「個人の資産」という説明の変遷も、大マスコミはやり玉に挙げた。しかし、最初の「政治資金」は、前任者との引き継ぎ不足で、当時の担当秘書が勘違いしたこと。「銀行融資」と「個人の資産」は、用立てた4億円を元手にした定期預金担保融資が複雑で、どちらにも解釈できること。

 いずれも公判を通じて明らかで、小沢弁護団の弘中惇一郎弁護士は「説明は二転三転どころか、一転もしていない」と、閉廷後の会見で豪語してみせた。

 小沢が原資を明かした途端、メディアは一切に「4億円もの大金を秘書に任せきりなんて市民感覚とかけ離れている」と、批判の矛先を変え始めた。結局、金持ちは政治家になるなと言いたいのか。もはや、大マスコミの小沢批判は単なる言いがかり、やっかみに過ぎない。

(日刊ゲンダイ2012年1月12日掲載)



というわけで、「解決」したね。

あっ、それと、4億円ものカネを預金担保するわけだから、利息はせいぜい1%程度。ということはせいぜい400万円程度。はっきりいって、小沢ほどの「金持ち」に『高額』と言えるカネなのか?


但し、

陸山会事件を通じ、政治資金規正法や国会議員の資産公開法の不備が浮かび上がった。リクルート事件、佐川急便事件など「政治とカネ」の問題は後を絶たない。透明性が高まる法整備を急ぐよう、すべての政治家に求める。

というのはあながち間違ってはいない。

なぜなら、地獄への階段を見ると、「あの」共産党までが何と、疑惑のカネにまみれているんだからねぇ・・・

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