IHI原動機が2003年以降に出荷した船舶などのエンジン4300台余りについて、燃料消費率の測定データを改ざんしていた https://t.co/7LGB8gd0VR #gooblog
— bod (@bod91313247) July 31, 2024
IHIの子会社 除雪車の性能試験で長年にわたり不正 NHK 2024年8月1日 4時15分
大手機械メーカーのIHIは、子会社が手がける除雪車の事業で長年にわたって不正が行われ、1200台以上の車両が顧客に示した仕様と異なる形で納入されていたと発表しました。IHIでは別の子会社でも船舶用エンジンなどの燃費データの改ざんが明らかになっています。
不正が行われていたのは、IHIの子会社で新潟県に本社がある「新潟トランシス」が手がける除雪車の事業です。
この子会社は、地方自治体や国などの顧客向けに除雪車を製造していますが、IHIの発表によりますと、実際の製品よりも除雪能力を高く見せるため、性能試験の際に装置の一部の部品を取り替えて試験を行っていたということです。
社員からの報告を受けて調査したところ、2007年から2017年にかけて不正が行われ、10機種の合わせて1239台が出荷されたことがわかったということです。
2006年の性能試験の際に、求められる除雪能力を達成できなかったことをきっかけに不正が始まったということで、会社は「コンプライアンス意識の欠如や職場風土の問題が背景にあったと考えている。事実関係、原因究明の調査結果を踏まえ、再発防止策の策定を進めます」とコメントしています。
IHIではことし4月、別の子会社でも船舶用エンジンなどで燃費データの改ざんが明らかになり、外部の有識者を中心にした特別調査委員会が原因の究明などを進めています。