首相指名選挙で、投票箱の前で紙を掲げて排除されるれいわ新選組共同代表の大石晃子衆院議員＝1日午後、衆院本会議場（桐原正道撮影）©産経新聞
れいわ新選組の大石晃子氏が首相指名選挙で紙掲げ、衛視が強制降壇 議場で「なんやねん、この茶番」と叫び Zakzak 2024.10/1 14:29
自民党の石破茂総裁（67）を第102代首相に選出する1日午後の衆院本会議の首相指名選挙の最中にトラブルが発生した。れいわ新選組共同代表の大石晃子衆院議員（比例近畿）が投票箱のある壇上を陣取り、紙を掲げ、衛視に排除される事態となった。
大石氏は投票の点呼が始まった直後に呼ばれたが、登壇後に「能登の補正予算を」「裏金隠しの解散やめろ」などと記された紙を掲げ、「こういう茶番はやめろ」「なんやねん、この茶番は」などと議場に叫び続けた。
額賀福志郎議長が「演壇で物品を掲げる行為はおやめください」「降壇を命じます」などと再三注意したのち、点呼をいったん停止。「議場を混乱させてはいけません」と注意を続けた。議場からもやじが飛んだが、それでも応じなかったため、額賀氏が「議場の混乱を正常化する」ため、執行を命じ、大石氏は複数の衛視によって排除された。
