ATACMS © UPI通信社
ウクライナ南部クリミアにミサイル攻撃 5人死亡 ロシア国防省「米供与のATACMS使用」6/24(月) 1:37配信 TBS NEWS DIG
ロシアが一方的に併合したウクライナ南部クリミア半島に攻撃があり、5人が死亡しました。ロシア国防省は、アメリカがウクライナに供与した長距離ミサイル「ATACMS」が使われたとしています。
クリミア半島のセバストポリの市長は23日、ウクライナ側のミサイル攻撃により、子どもを含む5人が死亡、119人が負傷したと明らかにしました。
ロシア国防省はこの攻撃について「クラスター弾を搭載した長距離ミサイル『ATACMS』で行われた」と発表。アメリカの偵察衛星のデータが使われているとして「アメリカに大きな責任がある」と主張しました。
そのうえで、「このような行動を放置することはない」として報復措置を示唆しました。
ペスコフ大統領報道官は、プーチン大統領が今回の攻撃を受けてロシア軍などと連絡を取り合っているとしています。
一方、ウクライナ北東部のハルキウ市では23日もロシア軍の攻撃がありました。
ハルキウ州知事によりますと、「誘導滑空爆弾」が使われ、1人が死亡、11人がけがをしたということです。
ハルキウ市では22日にも「誘導滑空爆弾」による攻撃があり、3人が死亡しました。