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京大医学部の水口創太をソフトバンクが育成指名

2022-10-21 01:15:37 | スポーツ
関西学生春季リーグの関学大戦で先発した京大の水口創太投手=京都市右京区のわかさスタジアム京都で2022年5月22日午前10時39分、石川裕士撮影



京大医学部、というと、

「ええっ!」

と驚くのは無理はない。

京大の医学部には、

・医学科



・人間健康科学科

とがあり、水口は後者の学生。

人間健康科学科は、はっきり言って、京大の理系の中では一番下のレベル。座学と同じくらい実習が多い学科なので、大学に入ってから厳しい学科でもある。

それでも、京大に入学することが難しいことは承知の通り。




京大の水口(みなくち)創太投手(23)が20日、ソフトバンクに育成ドラフト7位で指名された。水口は京大医学部生で、入団すれば同学部初の日本野球機構(NPB)所属のプロ野球選手となる。

 理学療法士を目指していたはずの青年に、プロの世界への道が開けた。身長194センチ、体重94キロの偉丈夫で、150キロ超の直球を投げ込む。

 滋賀県屈指の進学校、膳所高出身。甲子園出場はならなかったが、強豪私学出身の選手がいる大学と戦えるため、1浪して京大に入った。

選んだのは、人体の仕組みが学べる医学部人間健康科学科。自主性を重んじる京大で自分なりに工夫したウエートトレーニングと食事による体づくりに励み、球速がぐんぐん上昇した。

 一方、理学療法士になるための実習は時間が長い。練習量は決して多いとは言えず、公式戦の出場機会すら限られた。だが、プロへの思いはあきらめなかった。「本当にやりたいことを目指さないのは本末転倒」と決意し、プロ志望届を提出した。

 実戦経験が限られた分、伸びしろは十分ある。学歴だけでなく、実力で注目を集める投手に成長する可能性が大いにある。

 水口は「評価していただいてうれしい。育成ということなので、自分で考えて結論を出したい」と話した。【岸本悠】
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