木の枝が落下 男性が下敷きになり死亡 東京 日野 | NHK 2024年9月12日 22時18分
12日夜、東京・日野市の住宅街にあるいちょう並木の木の枝が落下して、男性が下敷きになり、病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。警視庁が現場の詳しい状況を調べています。
警視庁によりますと、12日午後6時30分すぎ、東京・日野市多摩平で「木が何本も倒れていて、人が下敷きになっている」と通報がありました。
現場では住宅街の緑地にあるいちょう並木の長さ数メートルある木の枝が複数落下して、30代くらいの男性が下敷きになっており、救助されましたが、およそ2時間後に搬送先の病院で死亡が確認されました。
現場はJR豊田駅から北に700メートルほど離れた団地などが建ち並ぶ住宅街の一角です。
警視庁が亡くなった男性の身元の確認を進めるとともに、詳しい状況を調べています。
近くに住む70代の男性は「並木は団地と駅の間にあって、散歩に使う人も多く、子どももよく通ります。50年かそれ以上前からある古い木で、台風の後に枝が散乱することはありましたが、突然枝が落ちたことに驚いています」と話していました。
気象庁によりますと、現場から西におよそ6キロ離れた隣の八王子市の観測点では、午後6時40分の風速が6.4メートルでした。
当時、日野市に強風注意報は出ていませんでした。