こうした政治資金の一部は、贅沢な飲み食いにも使われてきました。東京や大阪の高級料理店や一流ホテル、大阪北新地などでの飲食として、08年から11年の4年間で約300万円も出費。この中には大阪・道頓堀の高級ウナギ店「はり重」で18万円も飲食したケースさえありました。また、橋下氏が「知事になれたのは、紳助さんのおかげ」と公言して憚らない、暴力団との交際で芸能界を引退したタレントの島田紳助がオーナーをしている大阪・ミナミの「寿司 はせ川」では5万5600円、奥下ファミリーが経営する大阪市北区兎我野町の飲食店でも、5万7960円を支出しています。その他、ホテルなどでの懇親・飲食費は54万2000円。
話は若干それますが、不可解なことに「大阪維新の会」は10年4月19日、橋本氏を代表にして、大阪府議24人、大阪市議1人、堺市議5人で結成されたことになっています。しかし実は、それより2年前の08年3月、橋下氏の法律事務所「橋下総合法律事務所」内で、同氏の資金管理団体として設立されたのが始まりです。その時の収入はわずか10円。ケチを自認する橋下氏ならではの設立経緯ですが、その後、同年6月から政治団体に変更されたものの、それから1年間は活動実績がありません。翌09年に「政治資金収支報告書」あるいは「解散届け」が提出された痕跡もありません。それが10年4月にローカルパーティー(地方政党)として発足したことになっており、設立に至る過程を見ると、ネーミングも含めて不可解な点がつきまといます。
さて次に、 「大阪維新の会」(日本維新の会)と同じビルに事務所がある「経済人・大阪維新の会」の10年分の「収支報告書」を見てみます。それによりますと、収入は約1644万円で、うちパーティー券収入は全体の40%を占める660万円。また、「経済人・大阪維新の会」の会長であるサラヤの更家史朗会長が150万円、そして日本維新の会が入居している大阪市中央区の三栄長堀ビルのオーナー「三栄建設」(大阪府八尾市)の青山浩章社長も同じく150万円、大阪府市特別顧問である堺屋太一氏が本名の池口小太郎の名前で10万円を寄付しています。支出を見てみますと「大阪維新の会に」860万円を献金(会費10万円含む)しています。
三栄建設は、八尾市の出入り業者の中では2社しかないAクラス業者の1つで、「それこそ、地元八尾市の公共事業、それも大きな事業を次々落札する地元のトップ企業」(八尾市関係者)。ゴルフ場やリゾート施設を経営、海外にも進出するなど幅広く事業を展開しています。「元々は小さな会社だったが、大阪市内の建設会社に勤めていた特攻隊あがりの有名な談合屋を会社に迎え入れてから、急速に勢力を拡大した」(在阪のゼネコン関係者)といいます。同社の青山社長は、松井一郎知事の父親の松井良夫元府議会議長とはツーカーの仲でした。「維新の会が三栄ビルをまるごと借り上げたのは松井知事つながりとしか思えん」(同)と言われるほど、大阪の建設業界関係者の間では、知る人ぞ知る企業なのです。
このブログをみても明らかなのだが、落選の可能性が高かった松井一郎が自民党を抜け出し、橋下を担ぎ上げて作った大阪維新の施政は、昔ながらの自民党の利権政治そのものであり、支持者に税金を還元するだけ。彼らこそ既得権者。目を覚ませ、大阪府民https://t.co/EJKl3r38zQ https://t.co/m2UrGWeV03
— fckisn@松井一郎と私学課の仲間達 (@fckisn) 2017年3月21日
維新の会が森友学園建設会社から献金を受け取っていたことが判明しました。宮原府議が本日の知事質問で明らかにしたもの。 #大阪府議会 pic.twitter.com/msKjXiIhV4
— 大西哲 (@onishisatoru) 2017年3月21日
@noiehoie @gogoichiro 平成28年度 実感・みどり事業者認定https://t.co/dvjtrJRcg2#森友学園 #松井一郎 #大阪維新の会 pic.twitter.com/R8Khwh58Hv
— 市民メディア放送局 (@info_9) 2017年3月20日
さて、皆さんに課題です。森友学園の瑞穂の国小学校に大阪府が交付した、緑化事業の助成金あの助成金を、森友学園と同時に獲得した企業が数社あります課題1)その助成金を受けた企業をリストアップしてみましょう課題2)維新の党本部のビルの持ち主企業を確認してみましょう
— 菅野完 (@noiehoie) 2017年3月20日
@noiehoie 森友学園の他は三栄建設、大阪ガス都市開発、谷岡学園。維新党本部は三栄長堀ビル、オーナーは三栄建設。三栄建設の取締役の 青山浩章は大阪維新の副会長。ズブズブやんけ
— 桜子 (@sakurako87) 2017年3月20日
ご名答。#松井一郎を証人喚問しろ https://t.co/yer2g3DVGp
— 菅野完 (@noiehoie) 2017年3月21日
僕は、「役所VS籠池なら、籠池側。籠池VS子供・保護者なら、子供・保護者側」です。で、もう一つ絶対揺るがない原則があって、「紙を残してる奴と紙を残してない奴なら、紙を残してる奴の話を採用する」です。財務省も大阪府も「廃棄した」しか言わんのだから、籠池の話を採用するしかない
— 菅野完 (@noiehoie) 2017年3月21日
財務省も大阪府も、「将来訴訟になるかもしれない」って認識ありながら、なぜか不思議に、関係書類を全部、廃棄しとるのよね?一方の籠池側はもちろん、進行中のプロジェクトだしリーガルリスクあるから、弁護士の指導の元、関係書類を持っとる。これ、どっちの話、採用する?
— 菅野完 (@noiehoie) 2017年3月21日