【詳細】ロシア ウクライナに軍事侵攻(10月8日の動き) NHK 2024年10月8日 19時03分
ゼレンスキー大統領 “非常に困難な状況” 支援の重要性訴え強調
ウクライナのゼレンスキー大統領は7日、ビデオ演説を行い、ウクライナ東部のドネツク州で、ロシア軍が攻勢を続けていることについて「依然として非常に困難な状況だ」と述べました。
その上で「われわれの戦力の大幅な強化が緊急に必要だということを、仲間の国々に納得させる」と述べて、今月12日にドイツで開かれるウクライナへの軍事支援を協議する首脳級の会合で、あらためて支援の重要性を訴えると強調しました。
一方、イギリス国防省は7日、ロシア軍兵士の1日あたりの死傷者数の平均が9月は1271人で、2022年2月のウクライナへの軍事侵攻開始以降、最も多くなったとの分析を明らかにしました。
背景には、ウクライナ東部のハルキウ州やウクライナ軍の越境攻撃が続くロシア西部クルスク州などで、戦闘地域が拡大していることがあると指摘しています。
また、ロシア軍の死傷者は、あわせて64万8000人を超えた可能性があるとしています。
韓国国防相 北朝鮮 ウクライナに軍部隊派遣“可能性非常に高い”
韓国のキム・ヨンヒョン国防相は8日、国会の国防委員会に出席し、砲弾やミサイルをロシア軍に供給するなど軍事的な協力を深める北朝鮮とロシアについて、「両国の関係は軍事同盟に劣らないほど緊密になっている」と指摘しました。
そして、キム国防相は、北朝鮮がウクライナに軍の部隊を派遣する可能性があるかと問われたのに対し、「派遣する可能性が非常に高い」と述べました。
また、ウクライナ東部のロシア側が支配する地域で、北朝鮮の将校6人がウクライナ軍のミサイル攻撃で死亡したと、ウクライナのメディアが4日に報じたことについては、「さまざまな状況からみて事実である可能性が高い」と述べました。
ウクライナ ゼレンスキー大統領 ロシア越境攻撃続ける考え強調
ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア西部のクルスク州への越境攻撃を開始してから2か月となった6日、ビデオ演説を行いました。
この中で、ゼレンスキー大統領は「クルスク州での軍事作戦は重要な局面を迎えている。仲間の国々から十分な支援があれば、ロシアに圧力をかけ、戦争では何も得られないと悟らせることができる」と述べ、各国に軍事支援を継続するよう訴えました。
その上で「クルスクでの作戦は、捕虜となっているウクライナ人の解放に役立っている」と述べ、越境攻撃で拘束したロシア軍兵士の捕虜の存在が、ロシア側に拘束されたウクライナ軍兵士の捕虜交換の交渉などで役立っていると強調しました。
さらに「私たちは、ロシアにさらに大きな圧力をかけ続けていく。なぜならば、力によってのみ平和に近づくことができるからだ」と述べ、越境攻撃を続けることでロシアへの圧力としたいという考えを強調しました。
一方、ロシア国防省は7日、ウクライナ東部ドネツク州で、ロシア軍が要衝のポクロウシクの東、およそ14キロにある集落を掌握したと発表し、攻勢を強めているとみられます。
ゼレンスキー大統領 “非常に困難な状況” 支援の重要性訴え強調
ウクライナのゼレンスキー大統領は7日、ビデオ演説を行い、ウクライナ東部のドネツク州で、ロシア軍が攻勢を続けていることについて「依然として非常に困難な状況だ」と述べました。
その上で「われわれの戦力の大幅な強化が緊急に必要だということを、仲間の国々に納得させる」と述べて、今月12日にドイツで開かれるウクライナへの軍事支援を協議する首脳級の会合で、あらためて支援の重要性を訴えると強調しました。
一方、イギリス国防省は7日、ロシア軍兵士の1日あたりの死傷者数の平均が9月は1271人で、2022年2月のウクライナへの軍事侵攻開始以降、最も多くなったとの分析を明らかにしました。
背景には、ウクライナ東部のハルキウ州やウクライナ軍の越境攻撃が続くロシア西部クルスク州などで、戦闘地域が拡大していることがあると指摘しています。
また、ロシア軍の死傷者は、あわせて64万8000人を超えた可能性があるとしています。
韓国国防相 北朝鮮 ウクライナに軍部隊派遣“可能性非常に高い”
韓国のキム・ヨンヒョン国防相は8日、国会の国防委員会に出席し、砲弾やミサイルをロシア軍に供給するなど軍事的な協力を深める北朝鮮とロシアについて、「両国の関係は軍事同盟に劣らないほど緊密になっている」と指摘しました。
そして、キム国防相は、北朝鮮がウクライナに軍の部隊を派遣する可能性があるかと問われたのに対し、「派遣する可能性が非常に高い」と述べました。
また、ウクライナ東部のロシア側が支配する地域で、北朝鮮の将校6人がウクライナ軍のミサイル攻撃で死亡したと、ウクライナのメディアが4日に報じたことについては、「さまざまな状況からみて事実である可能性が高い」と述べました。
ウクライナ ゼレンスキー大統領 ロシア越境攻撃続ける考え強調
ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア西部のクルスク州への越境攻撃を開始してから2か月となった6日、ビデオ演説を行いました。
この中で、ゼレンスキー大統領は「クルスク州での軍事作戦は重要な局面を迎えている。仲間の国々から十分な支援があれば、ロシアに圧力をかけ、戦争では何も得られないと悟らせることができる」と述べ、各国に軍事支援を継続するよう訴えました。
その上で「クルスクでの作戦は、捕虜となっているウクライナ人の解放に役立っている」と述べ、越境攻撃で拘束したロシア軍兵士の捕虜の存在が、ロシア側に拘束されたウクライナ軍兵士の捕虜交換の交渉などで役立っていると強調しました。
さらに「私たちは、ロシアにさらに大きな圧力をかけ続けていく。なぜならば、力によってのみ平和に近づくことができるからだ」と述べ、越境攻撃を続けることでロシアへの圧力としたいという考えを強調しました。
一方、ロシア国防省は7日、ウクライナ東部ドネツク州で、ロシア軍が要衝のポクロウシクの東、およそ14キロにある集落を掌握したと発表し、攻勢を強めているとみられます。