東京マーケット・サマリー
<外為市場>
ドル/円JPY= ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY=
午後5時現在 107.63/65 1.1385/89 122.56/60
NY午後5時 107.78/81 1.1368/72 122.54/58
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べて小幅ドル安/円高の107円後半。米中首脳会談を29日に控え、慎重な見方が広がりつつある。為替市場では今回の会談で両国が通商面での話し合い継続を確認するとの見方が大勢だが、警戒感を反映した株安や米長期金利の低下で、ドルの上値は重くなっている。
<株式市場>
日経平均 21275.92円 (62.25円安)
安値─高値 21199.85円─21324.93円
東証出来高 11億5127万株
東証売買代金 2兆0621億円
東京株式市場で日経平均は反落した。前日上昇した分の利益確定や週末を控えたポジション調整の売りが優勢だった。米中首脳会談をあすに控えて様子見ムードが強く、日中は膠着した状態が続いたが、朝方に日米首脳会談を波乱なく通過したことや、為替が1ドル107円台後半で落ち着いたことで、下値は限定的だった。
東証1部騰落数は、値上がり800銘柄に対し、値下がりが1235銘柄、変わらずが113銘柄だった。
<短期金融市場> 18時07分現在
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.076%
ユーロ円金先(19年9月限) 99.995 (+0.010)
安値─高値 99.990─100.000
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.076%になった。実質的四半期末であり、資金調達を控える動きがみられたという。ユーロ円3カ月金利先物はやや強含み。
<円債市場>
国債先物・19年9月限 153.85 (+0.11)
安値─高値 153.75─153.89
10年長期金利(日本相互証券引け値) -0.165% (-0.020)
安値─高値 -0.150─-0.165%
国債先物中心限月9月限は前営業日比11円高の153円85銭で反発して取引を終えた。前日の米債高やこの日の株安を背景にしっかりした展開。日銀の長期・超長期債対象の買い入れ額が前回から据え置きとなったことも、買い戻しを誘った。ただ、全般的には米中首脳会談を前に様子見ムードが強かった。
現物市場もしっかり。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比2bp低下のマイナス0.165%。超長期ゾーンも総じて金利が低下した。
<スワップ市場> 16時12分現在の気配
2年物 -0.05─-0.15
3年物 -0.07─-0.17
4年物 -0.07─-0.17
5年物 -0.06─-0.16
7年物 -0.01─-0.11
10年物 0.07─-0.02
日経平均は62円安と反落、売り一巡後の戻り限定、米中首脳会談を控え様子見=28日後場/国内市況ニュース/モーニングスター 2019/06/28 15:23
28日後場の日経平均株価は前日比62円25銭安の2万1275円92銭と反落。朝方は、前日急上昇の反動や円高・ドル安を受け、売り優勢で始まった。中国・上海総合指数の下げも重しとなり、後場寄り付きには2万1199円85銭(前日比138円32銭安)まで下落した。一巡後は、株価指数先物買い主導で大引けにかけて下げ渋ったが、戻りは限定された。全般は、米中首脳会談をあすに控え、様子見気分となった。
東証1部の出来高は11億5127万株、売買代金は2兆621億円。騰落銘柄数は値上がり800銘柄、値下がり1235銘柄、変わらず113銘柄。
業種別では、JXTG<5020>、コスモエネH<5021>石油石炭製品株や、国際帝石<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株が軟調。野村<8604>、大和証G<8601>などの証券商品先物株も売られた。住友不<8830>、三井不<8801>などの不動産株や、JR東海<9022>、JR九州<9142>などの陸運株も安い。JFE<5411>、日立金<5486>などの鉄鋼株も値を下げた。
半面、東北電<9506>、関西電<9503>などの電気ガス株や、HOYA<7741>、日機装<6376>などの精密株が堅調。日水<1332>、マルハニチロ<1333>などの水産農林株も高い。郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株も買われた。
個別では、セレス<3696>、CYBOZU<4776>、鋳鉄管<5612>、ADワークス<3250>、アダストリア<2685>などの下げが目立った。半面、ハニーズHD<2792>、アジア投資<8518>、デザインワン<6048>、やまみ<2820>、ノムラシス<3940>などの上げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、23業種が下落した。
明日の戦略 6/28 16:30 上げ下げあったが週間では小幅高、来週も雇用統計を前に様子見相場か
東証1部の騰落銘柄数は値上がり800/値下がり1235と売りが優勢。米国でハイテク株が買われた流れを受けてアドバンテストや信越化学、太陽誘電などに強い動きが見られた。証券会社が投資判断を引き上げたNECが大幅上昇。上方修正と増配を発表したハニーズHDや、特別利益を計上すると発表した堀田丸正が急伸した。カルナバイオは4日連続でストップ高と、今週は上方修正を好感した買いが止まらなかった。一方、ZOZOやダイキン、資生堂などが軟調。日経新聞で3Q減益観測が報じられたビックカメラが大幅安となった。リミックスポイントやビットワンなど仮想通貨関連が手じまい売りに押されて急落。直近で騰勢を強めていた多摩川HDや日本鋳鉄管なども一転売りに押された。きょうマザーズに新規上場したリビン・テクノロジーズは高い初値をつけたものの、その後は売りが殺到してストップ安で終えた。
来週は小売を中心に3-5月が決算対象月となる企業の業績発表がいくつか出てくる。3日のニトリHDや4日のセブン&アイ、ABCマート、5日のイオンなどが中でも注目される。きょうは日経観測を受けてビックカメラが大幅安となっているが、この反応を見ると、今回は業績を警戒する、すなわち決算が売り材料となる展開を想定しておいた方が良さそうだ。この期間、大型連休はあったが、連休後には米中の対立が激化して株安も進んだ。訪日需要は引き続き旺盛だが、爆買い傾向は沈静化している。国内も消費増税が実施の方向で固まったことで、この先、消費者の節約志向が強まる懸念がある。これらの点から、上方修正はあまり期待できないだろう。ただそれだけに、逆境に負けず、しっかり利益を積み重ねてきた企業に関しては、勝ち組企業として一気に水準を切り上げる可能性もあると考える。
【来週の見通し】 引き続き方向感に欠ける展開か。29日の米中首脳会談の結果を受けて、週初には大きな動きがあると想定される。ただ、会談が物別れに終わった場合には、米国の利下げや各国の経済対策への期待が高まることから、下はあっても一時的と考える。一方、友好ムードで進んだとしても、米国とイランの対立など中国以外の問題がくすぶっていることから、楽観一辺倒にも傾きづらい。また、来週は週末に米6月雇用統計の発表が控えている。こちらも7月にアメリカの利下げが実施されるかどうかを占う意味では注目の指標となる。今週はG20や米中首脳会談を前に様子見相場となったが、来週も米雇用統計を前に様子見となりやすく、不安定な展開が続くと予想する。
【今週を振り返る】 G20や米中首脳会談を週末に控えて、方向感に欠ける展開となった。為替市場では米国とイランの軍事的緊張の高まりを受けてドル円が一時106円台に突入し、日本株の重しとなった。米国と中国が貿易戦争に関して一時休戦すると伝わったことから大きく買われる場面もあった。しかし、それを打ち消すニュースも流れたことから楽観に傾くこともできず、様子見姿勢の強い地合いが続いた。日経平均は上げ下げあったものの、週間では17円高と小幅な上昇。週足では4週連続で陽線を形成した。
来週の日本株の読み筋=米中首脳会談通過でいったん出尽くしか/国内市況ニュース/モーニングスター 2019/06/28 17:20
来週(7月1-5日)の東京株式市場は、米中首脳会談(6月29日)の通過でいったん材料出尽くしとなる可能性がある。両国首脳会談では、通商交渉での合意がベストシナリオで、ソフトランディングへの期待をつなぐ交渉継続でも及第点とされるが、市場は米中会談を好意的に織り込んできたとみられ、想定内の結果なら株高効果は限定されるだろう。半面、交渉決裂で貿易問題がさらに深刻化するという最悪の事態になれば、売り圧力が増すことにもなる。
一方、株主総会後に支払われる配当の再投資の買いや、7月に増加する傾向がある外国人買いといった需給面での期待要素もある。ただし、同月1週目に限れば、昨年まで3年連続で日経平均株価は前週比で下落した経緯がある。テクニカル面では、日足一目均衡表上の「雲」下限が同指数の上値を押さえる格好となっており、ネック要因として意識される。
スケジュール面では、国内で7月1日に6月調査日銀短観、5日に5月家計調査が発表される。海外では1日に米6月ISM製造業景況指数、3日に米6月ADP雇用統計、米5月貿易収支、米6月ISM非製造業景況指数、5日に米6月雇用統計などが予定されている。
なお、6月28日の日経平均株価は反落し、2万1275円(前日比62円安)引けとなった。朝方は、前日急上昇の反動や円高・ドル安を受け、売りが先行した。中国・上海総合指数安も重しとなり、下げ幅は一時130円を超えた。売り一巡後は、株価指数先物買い主導で大引けにかけて下げ渋ったが、戻りは限定された。全般は、米中首脳会談をあすに控え、様子見気分となった。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証) 1,200.28 -1.63 -0.14% +0.06% -9.38% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証) 999.42 -1.87 -0.19% +0.12% -7.43% 15:00
日経平均株価 21,275.92 -62.25 -0.29% +0.07% -4.47% 15:15
日経500平均 1,999.31 +1.63 +0.08% +0.68% -8.04% 15:15
TOPIX (東証株価指数) 1,551.14 -2.13 -0.14% +0.01% -10.18% 15:00
日経300指数 315.00 -0.59 -0.19% +0.08% -7.39% 15:15
東証REIT指数 1,938.82 +2.51 +0.13% +0.33% +10.08% 15:00
JASDAQ インデックス 147.60 +0.45 +0.31% +0.69% -13.54% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証) 712.70 -1.29 -0.18% +0.01% -6.18% 15:00
東証マザーズ指数 894.45 +6.77 +0.76% -2.93% -16.21% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証) 1,941.44 -2.93 -0.15% -0.39% -16.57% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証) 1,733.58 -0.66 -0.04% -0.06% -12.90% 15:00
日経ジャスダック平均 3,405.61 +7.27 +0.21% +0.84% -11.35% 15:00
東証2部 株価指数 6,585.40 +21.51 +0.33% -0.90% -9.91% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証) 1,602.26 -3.11 -0.19% +0.24% -8.84% 15:00
中国 上海総合指数 2,978.88 -17.91 -0.60% +2.37% +6.89% 17:30
中国 上海A株指数 3,119.99 -18.81 -0.60% +2.37% +6.90% 17:30
中国 深センA株指数 1,633.99 -15.86 -0.96% +1.34% +0.38% 16:00
中国 深セン成分指数 9,178.31 -61.17 -0.66% +1.58% +1.17% 16:00
中国 上海B株指数 296.90 -0.17 -0.06% +2.19% +3.10% 17:30
中国 深センB株指数 963.25 -1.14 -0.12% +2.59% -7.42% 16:00
中国 上海50A株指数 2,930.60 -6.53 -0.22% +6.61% +20.84% 17:30
中国 上海180A株指数 8,579.41 -20.73 -0.24% +5.04% +15.81% 17:30
中国 上海新総合指数(G株) 2,515.65 -15.17 -0.60% +2.37% +6.91% 17:30
中国 創業板指数 1,511.51 -13.73 -0.90% +0.42% -2.08% 16:00
上海/シンセン CSI300指数 3,825.59 -9.23 -0.24% +4.18% +11.74% 16:00
中国 深セン総合指数 1,562.42 -15.13 -0.96% +1.35% +0.36% 16:00
香港 ハンセン指数 28,542.62 -78.80 -0.28% +4.21% +0.16% 17:09
ハンセン中国企業株指数(H株) 10,881.85 -15.28 -0.14% +4.47% +0.12% 17:09
ハンセン中国レッドチップ指数 4,446.05 -3.26 -0.07% +3.84% +4.49% 17:09
韓国総合株価指数 2,130.62 -3.70 -0.17% +3.99% -7.93% 18:03
S&P・BSEセンセックス 39,394.64 -191.77 -0.48% -0.89% +12.44% 21:23
インドCNX NIFTY指数 11,788.85 -52.70 -0.44% -1.17% +11.33% 20:09
NZX50種グロス指数 10,501.10 +69.88 +0.67% +3.73% +16.69% 14:55
加権指数 10,730.83 -43.07 -0.40% +4.06% +0.72% 14:49
S&P/ASX200指数 6,618.77 -47.54 -0.71% +2.07% +6.49% 16:44
FTSEブルサマレーシアKLCIインデックス 1,672.13 -0.57 -0.03% +3.57% +0.39% 18:05
ジャカルタ 総合指数 6,358.63 +5.92 +0.09% +5.39% +12.20% 18:15
シンガポール ST指数 3,321.61 -6.99 -0.21% +4.94% +1.97% 18:20
タイ SET指数 1,730.34 -1.30 -0.08% +6.02% +8.18% 19:09
ベトナム VN指数 949.94 +6.83 +0.72% -2.27% -0.77% 17:01
フィリピン 総合指数 7,999.71 -57.93 -0.72% +3.07% +13.20% 16:20
日経平均
現在値 21,275.92↑ (19/06/28 15:15)
前日比 -62.25 (-0.29%)
始値 21,282.22 (09:00) 前日終値 21,338.17 (19/06/27)
高値 21,324.93 (09:03) 年初来高値 22,362.92 (19/04/24)
安値 21,199.85 (12:30) 年初来安値 19,241.37 (19/01/04)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~ 日経平均は反落、ダイキンとファーストリテで約22円分押し下げ(フィスコ) - ニュース・コラム - 16時14分配信
28日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり80銘柄、値下がり141銘柄、変わらず4銘柄となった。
日経平均は反落。27日の米国市場でNYダウは小幅に3日続落し、10ドル安となった。米中摩擦緩和への期待から買いが先行したが、週末の首脳会談の結果を見極めたいとの思惑も強く伸び悩んだ。本日の東京市場はこうした流れを引き継ぎ、利益確定の売りが先行して日経平均は55円安からスタート。前場は薄商いのなかじりじりと値を下げ、後場の寄り付き直後には一時21199.85円(前日比138.32円安)まで下落した。その後も軟調もみ合いが続いたが、引けにかけてやや下げ幅を縮めた。
大引けの日経平均は前日比62.25円安の21275.92円となった。東証1部の売買高は11億5127万株、売買代金は2兆0621億円だった。業種別では、石油・石炭製品、証券、鉱業が下落率上位だった。一方、電気・ガス業、精密機器、水産・農林業が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の57%、対して値上がり銘柄は37%となった。
値下がり寄与トップはダイキン工業<6367>で1銘柄で日経平均を約13円押し下げた。同2位はファーストリテ<9983>で、ユニファミマ<8028>やソフトバンクG<9984>、エーザイ<4523>、資生堂<4911>などが続いた。日経平均構成銘柄の下落率トップは千代化建設<6366>で引き続き日経平均除外による目先の需給懸念などが意識され4.3%安となり、同2位はダイキン工業で2.4%安となった。
一方、値上がり寄与トップはアドバンテス<6857>。同2位は信越化<4063>で、テルモ<4543>や中外製薬<4519>、アステラス薬<4503>などが続いた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップはNEC<6701>で、構造改革成功などを評価した国内証券による投資評価格上げがみられ4.4%高となり、同2位はアドバンテスで3.3%高となった。
*15:00現在
日経平均株価 21275.92(-62.25)
値上がり銘柄数 80(寄与度+45.70)
値下がり銘柄数 141(寄与度-107.95)
変わらず銘柄数 4
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6857> アドバンテ 2965 94 +6.90
<4063> 信越化 10035 135 +4.96
<4543> テルモ 3210 25 +3.67
<4519> 中外薬 7040 60 +2.20
<4503> アステラス薬 1535 11 +2.02
<8035> 東エレク 15120 45 +1.65
<7269> スズキ 5064 45 +1.65
<4901> 富士フイルム 5463 43 +1.58
<6506> 安川電 3660 40 +1.47
<6971> 京セラ 7035 17 +1.25
<6098> リクルートHD 3594 10 +1.10
<6976> 太陽誘電 2005 27 +0.99
<6479> ミネベアミツミ 1825 21 +0.77
<6762> TDK 8340 20 +0.73
<4272> 日化薬 1297 19 +0.70
<8766> 東京海上 5399 37 +0.68
<6701> NEC 4240 180 +0.66
<2871> ニチレイ 2557 35 +0.64
<4578> 大塚HD 3516 17 +0.62
<4751> サイバー 3905 80 +0.59
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6367> ダイキン 14065 -350 -12.85
<9983> ファーストリテ 65130 -260 -9.55
<8028> ユニファミマ 2572 -55 -8.08
<9984> ソフトバンクG 5165 -36 -7.93
<4523> エーザイ 6091 -111 -4.08
<4911> 資生堂 8121 -110 -4.04
<6954> ファナック 19930 -105 -3.86
<7951> ヤマハ 5120 -80 -2.94
<4704> トレンド 4805 -65 -2.39
<4452> 花王 8210 -65 -2.39
<9433> KDDI 2743.5 -9.5 -2.09
<8830> 住友不 3848 -54 -1.98
<8015> 豊通商 3265 -45 -1.65
<8252> 丸井G 2194 -42 -1.54
<9613> NTTデータ 1435 -8 -1.47
<6988> 日東電 5317 -39 -1.43
<7751> キヤノン 3146 -26 -1.43
<5901> 洋缶HD 2138 -37 -1.36
<9022> JR東海 21580 -335 -1.23
<2914> JT 2379.5 -31 -1.14
TOPIX
現在値 1,551.14↑ (19/06/28 15:00)
前日比 -2.13 (-0.14%)
始値 1,550.51 (09:00) 前日終値 1,553.27 (19/06/27)
高値 1,554.59 (09:03) 年初来高値 1,633.96 (19/04/17)
安値 1,544.62 (12:30) 年初来安値 1,446.48 (19/01/04)
東証業種別ランキング:石油・石炭製品が下落率トップ(フィスコ) - ニュース・コラム - 15時33分配信
石油・石炭製品が下落率トップ。出光興産<5019>やコスモエネHD<5021>など全般軟調。そのほか、証券業、鉱業、不動産業、陸運業、鉄鋼業などがさえない。一方で、電力・ガス業が上昇率トップ。東北電力<9506>が3%上昇して指数を支えた。そのほか、精密機器、水産・農林業、海運業、保険業なども堅調。
業種名/現在値/前日比(%)
1. 電力・ガス業 / 409. / 0.96
2. 精密機器 / 6,574.23 / 0.83
3. 水産・農林業 / 532.25 / 0.81
4. 海運業 / 245.18 / 0.49
5. 保険業 / 942.36 / 0.39
6. 医薬品 / 2,659.52 / 0.26
7. その他製品 / 2,682.49 / 0.25
8. その他金融業 / 559.72 / 0.16
9. ゴム製品 / 3,032.29 / 0.14
10. 電気機器 / 2,229.83 / 0.09
11. 輸送用機器 / 2,573.26 / 0.00
12. サービス業 / 2,150.21 / -0.02
13. 空運業 / 286.46 / -0.06
14. 非鉄金属 / 870.75 / -0.07
15. 倉庫・運輸関連業 / 1,611.25 / -0.08
16. 小売業 / 1,106.19 / -0.15
17. 銀行業 / 138.83 / -0.16
18. 食料品 / 1,681.17 / -0.19
19. 化学工業 / 1,908.02 / -0.22
20. 金属製品 / 1,015.25 / -0.25
21. 建設業 / 1,061.63 / -0.30
22. 情報・通信業 / 3,616.37 / -0.37
23. ガラス・土石製品 / 988.54 / -0.42
24. 卸売業 / 1,457.1 / -0.42
25. 繊維業 / 639.49 / -0.52
26. パルプ・紙 / 523.33 / -0.54
27. 機械 / 1,720.61 / -0.57
28. 鉄鋼 / 415.88 / -0.60
29. 陸運業 / 2,231.11 / -0.61
30. 不動産業 / 1,387.89 / -0.70
31. 鉱業 / 279.07 / -0.99
32. 証券業 / 295.66 / -1.06
33. 石油・石炭製品 / 1,168.06 / -1.31
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 13,823.66↑ (19/06/28 15:00)
前日比 -19.18 (-0.14%)
始値 13,820.90 (09:00) 前日終値 13,842.84 (19/06/27)
高値 13,855.14 (09:03) 年初来高値 14,529.91 (19/04/02)
安値 13,761.55 (12:30) 年初来安値 12,830.87 (19/01/04)
JASDAQ平均
現在値 3,405.61↓ (19/06/28 15:00)
前日比 +7.27 (+0.21%)
始値 3,403.01 (09:00) 前日終値 3,398.34 (19/06/27)
高値 3,407.88 (13:18) 年初来高値 3,501.09 (19/03/05)
安値 3,401.71 (09:24) 年初来安値 3,155.33 (19/01/04)
JASDAQ平均は小幅続伸、米中首脳会談を控え個別物色/JASDAQ市況(フィスコ) - ニュース・コラム - 16時48分配信
JASDAQ平均:3405.61 (+7.27)
出来高:9852株
売買代金:369億円
J-Stock Index:2824.44 (+13.09)
本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはいずれも小幅に続伸した。値上がり銘柄数は308(スタンダード289、グロース19)、値下がり銘柄数は262(スタンダード248、グロース14)、変わらずは60(スタンダード58、グロース2)。
本日のJASDAQ市場は、週末に開催される米中首脳会談を控えて、模様眺めムードが広がるなか、指数寄与度の高い時価総額上位銘柄や個別の好材料を発表した銘柄を中心に買われた。ただ、市場では「積極的に上値を買い上がる雰囲気にはない」との声も聞かれ、買い一巡後は次第に様子見ムードが強まった。また、日経平均が軟調に推移しているほか、中国などアジア市場も値を下げ、為替相場も1ドル=107円台後半へとやや円高方向にあり、目先の利益を確保する動きも散見され、全般は狭い値幅での動きに留まった。
値上がり率上位銘柄では、CDC7キナーゼ阻害薬が日本で特許査定を受けたカルナバイオ<4572>がストップ高比例配分となり値上がり率トップとなったほか、免疫生物<4570>、EAJ<6063>、天龍鋸<5945>などがそれに続いてランクインした。
一方で、連日の上昇反動から利食い売りが先行した多摩川HD<6838>が16%安になったほか、ワイエスフード<3358>、マリオン<3494>、セキチュー<9976>、ルーデン<1400>などが値下がり率上位になった。 JASDAQ-TOP20では、ハーモニック<6324>、ユニバーサル<6425>、メイコー<6787>、フェローテク<6890>などが上昇。
マザーズ指数
現在値 894.45↓ (19/06/28 15:00)
前日比 +6.77 (+0.76%)
始値 885.70 (09:00) 前日終値 887.68 (19/06/27)
高値 895.27 (14:18) 年初来高値 979.72 (19/01/21)
安値 884.55 (09:07) 年初来安値 789.79 (19/01/04)
マザーズ指数は続伸、IPOリビン・テクノロジーズの初値は2.3倍/マザーズ市況(フィスコ) - ニュース・コラム - 16時34分配信
[マザーズ市況]*16:34JST
マザーズ指数は続伸、IPOリビン・テクノロジーズの初値は2.3倍 28日のマザーズ指数は続伸となった。前日の米国株式相場で、G20首脳会議の開催を週末に控えて高安まちまちの展開となった流れから、本日のマザーズ市場には朝方から前日上昇分の利益を確定する動きが先行した。その後は、為替市場がじりじりと円安方向に振れるなか、日経平均の下げ渋りも支援材料となり、短期資金がマザーズ市場へと向かった。個人投資家などによる指数インパクトンの大きいマザーズ銘柄に対する買い戻しの動きも散見され、マザーズ指数は後場一段高となった。
なお、売買代金は概算で858.51億円。騰落数は、値上がり154銘柄、値下がり118銘柄、変わらず17銘柄となった。
値上がり率上位銘柄では、カイオム・バイオサイエンス<4583>が11%高になったほか、シェアリングテクノロジー<3989>やレアジョブ<6096>がともに10%超の上昇をみせた。売買代金上位では、そーせい<4565>、オンコリス<4588>、GNI<2160>、Sansan<4443>、オイシックス・ラ・大地<3182>が上昇。
一方で、インパクトホールディングス<6067>、新日本製薬<4931>、HEROZ<4382>、インフォネット<4444>は軟調。
なお、本日マザーズ市場に上場したリビン・テクノロジーズ<4445>の初値は公開価格の約2.3倍となる9000円となり、初値形成時の出来高は21万5100株だった。
東証REIT指数
現在値 1,938.82↑ (19/06/28 15:00)
前日比 +2.51 (+0.13%)
始値 1,940.40 (09:00) 前日終値 1,936.31 (19/06/27)
高値 1,945.73 (10:18) 年初来高値 1,960.88 (19/06/20)
安値 1,935.52 (14:08) 年初来安値 1,750.87 (19/01/04)
日経平均VI
現在値 16.78↓ (19/06/28 15:20)
前日比 +0.43 (+2.63%)
始値 16.62 (09:00) 前日終値 16.35 (19/06/27)
高値 16.97 (14:59) 年初来高値 29.74 (19/01/04)
安値 16.49 (11:08) 年初来安値 14.51 (19/04/17)
東証2部指数
現在値 6,585.40↑ (19/06/28 15:00)
前日比 +21.51 (+0.33%)
始値 6,577.67 (09:00) 前日終値 6,563.89 (19/06/27)
高値 6,585.40 (15:00) 年初来高値 7,003.45 (19/04/04)
安値 6,558.96 (09:58) 年初来安値 6,063.97 (19/01/04)
日経平均先物
現在値 21,190.00↓ (19/06/28 05:30)
前日比 -70.00 (-0.33%)
高値 21,290.00 (16:41) 始値 21,270.00 (16:30)
安値 21,150.00 (19:04) 前日終値 21,260.00 (19/06/27)
TOPIX先物
現在値 1,544.00↓ (19/06/28 05:30)
前日比 -5.00 (-0.32%)
高値 1,551.50 (16:41) 始値 1,549.50 (16:30)
安値 1,542.00 (19:04) 前日終値 1,549.00 (19/06/27)
JPX日経400先物
現在値 13,750.00↓ (19/06/28 05:30)
前日比 -65.00 (-0.47%)
高値 13,825.00 (16:42) 始値 13,810.00 (16:30)
安値 13,745.00 (00:23) 前日終値 13,815.00 (19/06/27)
東証マザーズ指数先物
現在値 858.00↓ (19/06/28 05:30)
前日比 -4.00 (-0.46%)
高値 864.00 (16:30) 始値 864.00 (16:30)
安値 858.00 (05:30) 前日終値 862.00 (19/06/27)
NYダウ先物 円建
現在値 26,516.00↓ (19/06/28 04:56)
前日比 -85.00 (-0.32%)
高値 26,644.00 (16:40) 始値 26,634.00 (16:32)
安値 26,434.00 (19:17) 前日終値 26,601.00 (19/06/27)
CME日経平均先物 円建
現在値 21,210.00↑ (19/06/27 15:59 CST)
前日比 +110.00 (+0.52%)
高値 21,300.00 始値 21,080.00
安値 21,075.00 前日終値 21,100.00 (19/06/26)
SGX日経平均先物
現在値 21,210.00↑ (19/06/28 04:44 SGT)
前日比 -70.00 (-0.33%)
高値 21,300.00 始値 21,280.00
安値 21,155.00 前日終値 21,280.00 (19/06/27)
長期国債先物
現在値 153.790↑ (19/06/28 05:24)
前日比 +0.050 (+0.03%)
高値 153.790 (00:46) 始値 153.740 (15:30)
安値 153.700 (16:22) 前日終値 153.740 (19/06/27)
28日の日本国債市場概況:債券先物は153円85銭で終了(フィスコ) - ニュース・コラム - 18時37分配信
<円債市場>
長期国債先物2019年9月限
寄付153円80銭 高値153円89銭 安値153円75銭 引け153円85銭
売買高総計22505枚
2年 402回 -0.220%
5年 139回 -0.260%
10年 354回 -0.165%
20年 168回 0.220%
債券先物9月限は、153円80銭で取引を開始。5月鉱工業生産速報値の大幅上振れを受けて売られたとみられ、153円75銭まで下げた。その後、日銀が実施した国債買い入れオペで応札倍率が低下したことが好感され、買いが優勢になり153円89銭まで上げた。現物債の取引では、全年限が買われた。
<米国債概況>
2年債は1.75%、10年債は2.02%、30年債は2.54%近辺で推移。
債券利回りはやや上昇。(気配値)
<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は-0.32%、英国債は0.83%(気配値)、オーストラリア10年債は1.32%、NZ10年債は1.55%。
日本国債3年
年利回り -0.228 (19/06/28 02:05)
前日比 0.000
日本国債5年
年利回り -0.247 (19/06/28 02:05)
前日比 +0.001
日本国債10年
年利回り -0.142 (19/06/28 02:05)
前日比 -0.003
アジア株式市場サマリー
東南アジア株式市場の株価は薄商いの中、大半の市場がほぼ横ばいで終えた。四半期末であることや米中首脳会談を控えていることから、投資家は新規のポジション設定を手控えた。
INGはノートで「世界経済の行方の大部分は、今週末の米中首脳会談の結果にかかっている。市場の方向性も同会談の結果に大きく左右される」と指摘した。
マニラ市場の主要株価指数PSEiは0.72%下落し、7999.71。金融株と消費関連株が指数を押し下げた。ユニバーサル・ロビナは4.6%安。SMプライム・ホールディングスは2.1%安。
中国株式市場は反落して引けた。29日の米中首脳会談を前に、両国が通商問題を巡り強硬姿勢を崩していないことを嫌気した。
上海総合指数終値は17.9142ポイント(0.60%)安の2978.8784。
上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数 終値は9.230ポイント(0.24%)安の3825.587。
週間ベースでは上海総合指数が0.8%安、CSI300指数が0.2%安となった。月間では通商交渉に対する楽観的な見方を背景にいずれも上昇し、上海総合指数は2.8%高、CSI300指数は5.4%高となった。
中国の習近平国家主席は28日、一部の先進国が通商摩擦と経済封鎖へとつながる保護主義的措置を取っていると述べ、そうした措置が世界経済における不安定性を増幅させる最大のリスクだとの認識を示した。
一方、米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長は27日、トランプ大統領は習主席との会談に向けていかなる前提条件にも同意しておらず、中国に新たな関税を課す構えを崩していないと強調した。
モルガン・スタンレーのアナリストは28日のリポートで、A株の地合いは短期的に大きく変化しないと予想し、20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)後に通商協議が再開しても、最近のマクロ経済への圧力や通商協議関連ニュースによる株価への影響力低下を踏まえると、センチメントの回復には懐疑的とした。
開源証券は、上海総合指数が60日移動平均を上抜けて同水準を維持できれば4月下旬の水準を回復し、できなければディフェンシブ銘柄に買いが向かうと予想した。29日引け時点の60日移動平均は3010.35。
香港市場も反落。
ハンセン指数終値は78.80ポイント(0.28%)安の2万8542.62。週間では0.2%、月間では6.1%それぞれ上昇した。
ハンセン中国企業株指数(H株指数)終値は15.28ポイント(0.14%)安の1万0881.85。週間では0.4%安。
トランプ大統領は28日、 習主席との会談が生産的なものになると思うと述べた。中国外務省の耿爽報道官は定例会見で、トランプ大統領が歩み寄る姿勢を示し会談を成功させることに期待を示した。
ソウル株式市場の株価は反落。米中の貿易戦争を終わらせるための動きが両国首脳会談で進展するかどうかを巡り懸念が広がった。米中首脳会談は29日に行われる。
総合株価指数(KOSPI)は週間では0.24%高。月間ベースでは4.4%高。
キウム証券のアナリストは、KOSPIは米中首脳会談に対する不透明感から下落したと述べた。
外国人投資家は3117億ウォン相当の買い越し。
出来高は5億2950万株。取引された893銘柄のうち、上昇は269銘柄。
シドニー株式市場の株価は、鉱業株とエネルギー株主導で反落した。米中首脳会談を待って様子見の参加者が多かった。
S&P/ASX200指数は前日終値比0.7%安の6618.80で終了した。四半期ベースでは7.1%高。
米中首脳会談の結果に関する強弱さまざまなニュースが出ており、全般的にセンチメントは低下、不透明感はさらに強まっている。
前日に急伸していた鉱業株に利益確定の売りが出た。鉱業株はこれまで、鉄鉱石価格の上昇に支えられてきた。鉱業株指数は年初来で、26%超上昇している。
リオ・ティントは2.4%安。BHPグループは1.9%安。
金融株指数は序盤の値を消し、小幅に下落して終了。4大銀行株のうち3行は0.1─0.6%のレンジで下落。しかし、ウェストパック銀行は0.8%高。
原油安を受けて、エネルギー株は1.7%下落。ウッドサイド・ペトロリアムは2.1%安。サントスは1.7%安。オイル・サーチは1.8%安。
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
28日の中国本土市場概況:上海総合0.6%安で反落、産金株は高い(フィスコ) - ニュース・コラム - 17時00分配信
28日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比17.91ポイント(0.60%)安の2978.88ポイントと反落した。上海A株指数も下落し、18.81ポイント(0.60%)安の3119.99ポイントで取引を終えている。
米中首脳会談を29日に控え、結果を見極めたいとするスタンスが強まった。通商合意に対する楽観も一部でみられるものの、トランプ政権による追加関税の警戒感も依然としてくすぶっている。
業種別では、ハイテクの下げが目立つ。なかでも、27日に取引再開したスーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(中科曙光:603019/SH)は3.8%安と大幅続落した。米国が禁輸措置を課した中科曙光を巡っては、23日までにファンド各社が株価評価を大幅に引き下げ。24日から売買を一時停止した。取引再開初日の27日にはストップ安している。27日は大手ファンドによる売却が膨らみ、出来高は1億100万株を突破した(売買停止前となる21日の出来高は約2477万株)。このほか運輸株、インフラ関連株、医薬品株、不動産株、消費関連株、自動車株、軍需関連株、金融株なども売られている。
半面、産金株は高い。中金黄金(600489/SH)が4.9%上昇した。セメント株、公益株や交通インフラ株の一角も物色されている。
一方、外貨建てB株は値下がり。上海B株指数が0.17ポイント(0.06%)安の296.90ポイント、深センB株指数が1.14ポイント(0.12%)安の963.25ポイントで終了した。
上海総合指数 中国
▼0.60%
2,978.88
H:2,992.24
L:2,961.22
-17.91
06/28
CSI300指数 中国
▼0.24%
3,825.59
H:3,835.23
L:3,803.05
-9.23
16:01
上海B株 中国
▼0.06%
296.90
H:297.13
L:295.66
-0.17
06/28
深センB株 中国
▼0.12%
963.25
H:965.75
L:958.45
-1.14
06/28
上海A株 中国
▼0.60%
3,119.99
H:3,134.03
L:3,101.48
-18.81
06/28
深センA株 中国
▼0.96%
1,633.99
H:1,648.82
L:1,624.91
-15.86
06/28
28日の香港市場概況:ハンセン0.3%安で3日ぶり反落、米中首脳会談前に買い手控え(フィスコ) - ニュース・コラム - 18時00分配信
28日の香港市場は小幅に値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比78.80ポイント(0.28%)安の28542.62ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が15.28ポイント(0.14%)安の10881.85ポイントとそろって3日ぶりに反落した。売買代金は717億8300万香港ドルと低水準が続いている(27日は784億3100万香港ドル)。
買い手控えムードが広まる流れ。29日の米中首脳会談を前に、結果を見極めたいとするスタンスが強まっている。米中協議を巡っては、中国商務部の報道官が27日、「中国の華為技術(ファーウェイ)に課されている制裁措置について、米国は直ちに撤回する必要がある」と発言した。ただ、米側が撤回に合意する可能性は低いとの見方もあり、両国の歩み寄りが課題となっている。また、米国家経済会議(NEC)のラリー・クドロー委員長は27日、FOXニュースのインタビューに答え、29日の米中首脳会談を前に(一部メディアが報じたような貿易戦争「休戦」の)初期合意は存在しないと述べた。
ハンセン指数の構成銘柄では、米菓・飲料メーカーの中国旺旺HD(151/HK)とブタ肉生産で世界トップの万洲国際(WHグループ:288/HK)がそろって3.2%安、バイオ製薬・中医薬メーカーの中国生物製薬(1177/HK)が2.1%安と下げが目立った。
業種別では、5G関連がさえない。通信設備の京信通信系統HD(2342/HK)が2.8%安、中興通訊(ZTE:763/HK)が2.4%安、通信インフラ工事の中国通信服務(552/HK)が2.9%安、基地局運営の中国鉄塔(788/HK)が1.4%安で引けた。
半面、産金・非鉄(希土類)セクターはしっかり。霊宝黄金集団(3330/HK)が2.8%、招金鉱業(1818/HK)が1.3%、紫金鉱業集団(2899/HK)が0.6%、中国稀土HD(チャイナ・レア・アース:769/HK)が5.7%、江西銅業(358/HK)が1.0%ずつ値を上げた。
空運セクターも物色される。中国南方航空(1055/HK)が1.8%高、中国国際航空(753/HK)が1.7%高、国泰航空(キャセイ航空:293/HK)が1.6%高、中国東方航空(670/HK)が0.9%高と買われた。
他の個別株動向では、取引再開した衛星事業会社の亜洲衛星(アジア・サテライト・テレコム:1135/HK)が13.5%高の9.40香港ドルと急伸。筆頭株主Bowenvale Limitedによる非公開化計画が手がかりだ。TOB価格(10.22香港ドル)は、取引停止前の直近終値(20日:8.28香港ドル)に対して23.4%のプレミアム水準となっている。
香港市場は週明け7月1日、香港特区記念日で休場。翌2日に取引再開する。
一方、本土市場は反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.60%安の2978.88ポイントで取引を終えた。ハイテク株が安い。運輸株、インフラ関連株、医薬品株、不動産株、消費関連株、自動車株、軍需関連株、金融株なども売られている。産金株、セメント株や公益株の一角は買われた。
HangSeng 香港
▼0.28%
28,542.62
H:28,632.59
L:28,416.96
-78.80
16:59
H株指数 香港
▼0.14%
10,881.85
H:10,912.43
L:10,831.85
-15.28
06/28
レッドチップ指数 香港
▼0.07%
4,446.05
H:4,451.30
L:4,429.52
-3.26
06/28
AORD オーストラリア
▼0.71%
6,618.80
H:6,670.10
L:6,618.80
-47.50
15:37
KOSPI 韓国
▼0.17%
2,130.62
H:2,139.24
L:2,123.97
-3.70
18:03
STI シンガポール
▼0.21%
3,321.61
H:3,336.08
L:3,321.38
-6.99
18:20
加権 台湾
▼0.40%
10,730.83
H:10,788.08
L:10,719.08
-43.07
14:33
KLSE マレーシア
▼0.03%
1,672.13
H:1,677.34
L:1,670.81
-0.57
06/28
PSEi フィリピン
▼0.72%
7,999.71
H:8,042.22
L:7,951.34
-57.93
06/28
JKSE インドネシア
▲0.09%
6,358.63
H:6,377.35
L:6,351.51
+5.92
18:15
VN ベトナム
▲0.72%
949.94
H:949.94
L:939.12
+6.83
06/28
SET タイ
▼0.08%
1,730.34
H:1,735.61
L:1,729.46
-1.30
18:54
Sensex インド
▼0.48%
39,394.64
H:39,672.42
L:39,361.92
-191.77
06/28
Nifty インド
▼0.45%
11,788.85
H:11,871.70
L:11,775.50
-52.70
06/28
<外為市場>
ドル/円JPY= ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY=
午後5時現在 107.63/65 1.1385/89 122.56/60
NY午後5時 107.78/81 1.1368/72 122.54/58
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べて小幅ドル安/円高の107円後半。米中首脳会談を29日に控え、慎重な見方が広がりつつある。為替市場では今回の会談で両国が通商面での話し合い継続を確認するとの見方が大勢だが、警戒感を反映した株安や米長期金利の低下で、ドルの上値は重くなっている。
<株式市場>
日経平均 21275.92円 (62.25円安)
安値─高値 21199.85円─21324.93円
東証出来高 11億5127万株
東証売買代金 2兆0621億円
東京株式市場で日経平均は反落した。前日上昇した分の利益確定や週末を控えたポジション調整の売りが優勢だった。米中首脳会談をあすに控えて様子見ムードが強く、日中は膠着した状態が続いたが、朝方に日米首脳会談を波乱なく通過したことや、為替が1ドル107円台後半で落ち着いたことで、下値は限定的だった。
東証1部騰落数は、値上がり800銘柄に対し、値下がりが1235銘柄、変わらずが113銘柄だった。
<短期金融市場> 18時07分現在
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.076%
ユーロ円金先(19年9月限) 99.995 (+0.010)
安値─高値 99.990─100.000
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.076%になった。実質的四半期末であり、資金調達を控える動きがみられたという。ユーロ円3カ月金利先物はやや強含み。
<円債市場>
国債先物・19年9月限 153.85 (+0.11)
安値─高値 153.75─153.89
10年長期金利(日本相互証券引け値) -0.165% (-0.020)
安値─高値 -0.150─-0.165%
国債先物中心限月9月限は前営業日比11円高の153円85銭で反発して取引を終えた。前日の米債高やこの日の株安を背景にしっかりした展開。日銀の長期・超長期債対象の買い入れ額が前回から据え置きとなったことも、買い戻しを誘った。ただ、全般的には米中首脳会談を前に様子見ムードが強かった。
現物市場もしっかり。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比2bp低下のマイナス0.165%。超長期ゾーンも総じて金利が低下した。
<スワップ市場> 16時12分現在の気配
2年物 -0.05─-0.15
3年物 -0.07─-0.17
4年物 -0.07─-0.17
5年物 -0.06─-0.16
7年物 -0.01─-0.11
10年物 0.07─-0.02
日経平均は62円安と反落、売り一巡後の戻り限定、米中首脳会談を控え様子見=28日後場/国内市況ニュース/モーニングスター 2019/06/28 15:23
28日後場の日経平均株価は前日比62円25銭安の2万1275円92銭と反落。朝方は、前日急上昇の反動や円高・ドル安を受け、売り優勢で始まった。中国・上海総合指数の下げも重しとなり、後場寄り付きには2万1199円85銭(前日比138円32銭安)まで下落した。一巡後は、株価指数先物買い主導で大引けにかけて下げ渋ったが、戻りは限定された。全般は、米中首脳会談をあすに控え、様子見気分となった。
東証1部の出来高は11億5127万株、売買代金は2兆621億円。騰落銘柄数は値上がり800銘柄、値下がり1235銘柄、変わらず113銘柄。
業種別では、JXTG<5020>、コスモエネH<5021>石油石炭製品株や、国際帝石<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株が軟調。野村<8604>、大和証G<8601>などの証券商品先物株も売られた。住友不<8830>、三井不<8801>などの不動産株や、JR東海<9022>、JR九州<9142>などの陸運株も安い。JFE<5411>、日立金<5486>などの鉄鋼株も値を下げた。
半面、東北電<9506>、関西電<9503>などの電気ガス株や、HOYA<7741>、日機装<6376>などの精密株が堅調。日水<1332>、マルハニチロ<1333>などの水産農林株も高い。郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株も買われた。
個別では、セレス<3696>、CYBOZU<4776>、鋳鉄管<5612>、ADワークス<3250>、アダストリア<2685>などの下げが目立った。半面、ハニーズHD<2792>、アジア投資<8518>、デザインワン<6048>、やまみ<2820>、ノムラシス<3940>などの上げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、23業種が下落した。
明日の戦略 6/28 16:30 上げ下げあったが週間では小幅高、来週も雇用統計を前に様子見相場か
東証1部の騰落銘柄数は値上がり800/値下がり1235と売りが優勢。米国でハイテク株が買われた流れを受けてアドバンテストや信越化学、太陽誘電などに強い動きが見られた。証券会社が投資判断を引き上げたNECが大幅上昇。上方修正と増配を発表したハニーズHDや、特別利益を計上すると発表した堀田丸正が急伸した。カルナバイオは4日連続でストップ高と、今週は上方修正を好感した買いが止まらなかった。一方、ZOZOやダイキン、資生堂などが軟調。日経新聞で3Q減益観測が報じられたビックカメラが大幅安となった。リミックスポイントやビットワンなど仮想通貨関連が手じまい売りに押されて急落。直近で騰勢を強めていた多摩川HDや日本鋳鉄管なども一転売りに押された。きょうマザーズに新規上場したリビン・テクノロジーズは高い初値をつけたものの、その後は売りが殺到してストップ安で終えた。
来週は小売を中心に3-5月が決算対象月となる企業の業績発表がいくつか出てくる。3日のニトリHDや4日のセブン&アイ、ABCマート、5日のイオンなどが中でも注目される。きょうは日経観測を受けてビックカメラが大幅安となっているが、この反応を見ると、今回は業績を警戒する、すなわち決算が売り材料となる展開を想定しておいた方が良さそうだ。この期間、大型連休はあったが、連休後には米中の対立が激化して株安も進んだ。訪日需要は引き続き旺盛だが、爆買い傾向は沈静化している。国内も消費増税が実施の方向で固まったことで、この先、消費者の節約志向が強まる懸念がある。これらの点から、上方修正はあまり期待できないだろう。ただそれだけに、逆境に負けず、しっかり利益を積み重ねてきた企業に関しては、勝ち組企業として一気に水準を切り上げる可能性もあると考える。
【来週の見通し】 引き続き方向感に欠ける展開か。29日の米中首脳会談の結果を受けて、週初には大きな動きがあると想定される。ただ、会談が物別れに終わった場合には、米国の利下げや各国の経済対策への期待が高まることから、下はあっても一時的と考える。一方、友好ムードで進んだとしても、米国とイランの対立など中国以外の問題がくすぶっていることから、楽観一辺倒にも傾きづらい。また、来週は週末に米6月雇用統計の発表が控えている。こちらも7月にアメリカの利下げが実施されるかどうかを占う意味では注目の指標となる。今週はG20や米中首脳会談を前に様子見相場となったが、来週も米雇用統計を前に様子見となりやすく、不安定な展開が続くと予想する。
【今週を振り返る】 G20や米中首脳会談を週末に控えて、方向感に欠ける展開となった。為替市場では米国とイランの軍事的緊張の高まりを受けてドル円が一時106円台に突入し、日本株の重しとなった。米国と中国が貿易戦争に関して一時休戦すると伝わったことから大きく買われる場面もあった。しかし、それを打ち消すニュースも流れたことから楽観に傾くこともできず、様子見姿勢の強い地合いが続いた。日経平均は上げ下げあったものの、週間では17円高と小幅な上昇。週足では4週連続で陽線を形成した。
来週の日本株の読み筋=米中首脳会談通過でいったん出尽くしか/国内市況ニュース/モーニングスター 2019/06/28 17:20
来週(7月1-5日)の東京株式市場は、米中首脳会談(6月29日)の通過でいったん材料出尽くしとなる可能性がある。両国首脳会談では、通商交渉での合意がベストシナリオで、ソフトランディングへの期待をつなぐ交渉継続でも及第点とされるが、市場は米中会談を好意的に織り込んできたとみられ、想定内の結果なら株高効果は限定されるだろう。半面、交渉決裂で貿易問題がさらに深刻化するという最悪の事態になれば、売り圧力が増すことにもなる。
一方、株主総会後に支払われる配当の再投資の買いや、7月に増加する傾向がある外国人買いといった需給面での期待要素もある。ただし、同月1週目に限れば、昨年まで3年連続で日経平均株価は前週比で下落した経緯がある。テクニカル面では、日足一目均衡表上の「雲」下限が同指数の上値を押さえる格好となっており、ネック要因として意識される。
スケジュール面では、国内で7月1日に6月調査日銀短観、5日に5月家計調査が発表される。海外では1日に米6月ISM製造業景況指数、3日に米6月ADP雇用統計、米5月貿易収支、米6月ISM非製造業景況指数、5日に米6月雇用統計などが予定されている。
なお、6月28日の日経平均株価は反落し、2万1275円(前日比62円安)引けとなった。朝方は、前日急上昇の反動や円高・ドル安を受け、売りが先行した。中国・上海総合指数安も重しとなり、下げ幅は一時130円を超えた。売り一巡後は、株価指数先物買い主導で大引けにかけて下げ渋ったが、戻りは限定された。全般は、米中首脳会談をあすに控え、様子見気分となった。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証) 1,200.28 -1.63 -0.14% +0.06% -9.38% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証) 999.42 -1.87 -0.19% +0.12% -7.43% 15:00
日経平均株価 21,275.92 -62.25 -0.29% +0.07% -4.47% 15:15
日経500平均 1,999.31 +1.63 +0.08% +0.68% -8.04% 15:15
TOPIX (東証株価指数) 1,551.14 -2.13 -0.14% +0.01% -10.18% 15:00
日経300指数 315.00 -0.59 -0.19% +0.08% -7.39% 15:15
東証REIT指数 1,938.82 +2.51 +0.13% +0.33% +10.08% 15:00
JASDAQ インデックス 147.60 +0.45 +0.31% +0.69% -13.54% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証) 712.70 -1.29 -0.18% +0.01% -6.18% 15:00
東証マザーズ指数 894.45 +6.77 +0.76% -2.93% -16.21% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証) 1,941.44 -2.93 -0.15% -0.39% -16.57% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証) 1,733.58 -0.66 -0.04% -0.06% -12.90% 15:00
日経ジャスダック平均 3,405.61 +7.27 +0.21% +0.84% -11.35% 15:00
東証2部 株価指数 6,585.40 +21.51 +0.33% -0.90% -9.91% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証) 1,602.26 -3.11 -0.19% +0.24% -8.84% 15:00
中国 上海総合指数 2,978.88 -17.91 -0.60% +2.37% +6.89% 17:30
中国 上海A株指数 3,119.99 -18.81 -0.60% +2.37% +6.90% 17:30
中国 深センA株指数 1,633.99 -15.86 -0.96% +1.34% +0.38% 16:00
中国 深セン成分指数 9,178.31 -61.17 -0.66% +1.58% +1.17% 16:00
中国 上海B株指数 296.90 -0.17 -0.06% +2.19% +3.10% 17:30
中国 深センB株指数 963.25 -1.14 -0.12% +2.59% -7.42% 16:00
中国 上海50A株指数 2,930.60 -6.53 -0.22% +6.61% +20.84% 17:30
中国 上海180A株指数 8,579.41 -20.73 -0.24% +5.04% +15.81% 17:30
中国 上海新総合指数(G株) 2,515.65 -15.17 -0.60% +2.37% +6.91% 17:30
中国 創業板指数 1,511.51 -13.73 -0.90% +0.42% -2.08% 16:00
上海/シンセン CSI300指数 3,825.59 -9.23 -0.24% +4.18% +11.74% 16:00
中国 深セン総合指数 1,562.42 -15.13 -0.96% +1.35% +0.36% 16:00
香港 ハンセン指数 28,542.62 -78.80 -0.28% +4.21% +0.16% 17:09
ハンセン中国企業株指数(H株) 10,881.85 -15.28 -0.14% +4.47% +0.12% 17:09
ハンセン中国レッドチップ指数 4,446.05 -3.26 -0.07% +3.84% +4.49% 17:09
韓国総合株価指数 2,130.62 -3.70 -0.17% +3.99% -7.93% 18:03
S&P・BSEセンセックス 39,394.64 -191.77 -0.48% -0.89% +12.44% 21:23
インドCNX NIFTY指数 11,788.85 -52.70 -0.44% -1.17% +11.33% 20:09
NZX50種グロス指数 10,501.10 +69.88 +0.67% +3.73% +16.69% 14:55
加権指数 10,730.83 -43.07 -0.40% +4.06% +0.72% 14:49
S&P/ASX200指数 6,618.77 -47.54 -0.71% +2.07% +6.49% 16:44
FTSEブルサマレーシアKLCIインデックス 1,672.13 -0.57 -0.03% +3.57% +0.39% 18:05
ジャカルタ 総合指数 6,358.63 +5.92 +0.09% +5.39% +12.20% 18:15
シンガポール ST指数 3,321.61 -6.99 -0.21% +4.94% +1.97% 18:20
タイ SET指数 1,730.34 -1.30 -0.08% +6.02% +8.18% 19:09
ベトナム VN指数 949.94 +6.83 +0.72% -2.27% -0.77% 17:01
フィリピン 総合指数 7,999.71 -57.93 -0.72% +3.07% +13.20% 16:20
日経平均
現在値 21,275.92↑ (19/06/28 15:15)
前日比 -62.25 (-0.29%)
始値 21,282.22 (09:00) 前日終値 21,338.17 (19/06/27)
高値 21,324.93 (09:03) 年初来高値 22,362.92 (19/04/24)
安値 21,199.85 (12:30) 年初来安値 19,241.37 (19/01/04)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~ 日経平均は反落、ダイキンとファーストリテで約22円分押し下げ(フィスコ) - ニュース・コラム - 16時14分配信
28日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり80銘柄、値下がり141銘柄、変わらず4銘柄となった。
日経平均は反落。27日の米国市場でNYダウは小幅に3日続落し、10ドル安となった。米中摩擦緩和への期待から買いが先行したが、週末の首脳会談の結果を見極めたいとの思惑も強く伸び悩んだ。本日の東京市場はこうした流れを引き継ぎ、利益確定の売りが先行して日経平均は55円安からスタート。前場は薄商いのなかじりじりと値を下げ、後場の寄り付き直後には一時21199.85円(前日比138.32円安)まで下落した。その後も軟調もみ合いが続いたが、引けにかけてやや下げ幅を縮めた。
大引けの日経平均は前日比62.25円安の21275.92円となった。東証1部の売買高は11億5127万株、売買代金は2兆0621億円だった。業種別では、石油・石炭製品、証券、鉱業が下落率上位だった。一方、電気・ガス業、精密機器、水産・農林業が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の57%、対して値上がり銘柄は37%となった。
値下がり寄与トップはダイキン工業<6367>で1銘柄で日経平均を約13円押し下げた。同2位はファーストリテ<9983>で、ユニファミマ<8028>やソフトバンクG<9984>、エーザイ<4523>、資生堂<4911>などが続いた。日経平均構成銘柄の下落率トップは千代化建設<6366>で引き続き日経平均除外による目先の需給懸念などが意識され4.3%安となり、同2位はダイキン工業で2.4%安となった。
一方、値上がり寄与トップはアドバンテス<6857>。同2位は信越化<4063>で、テルモ<4543>や中外製薬<4519>、アステラス薬<4503>などが続いた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップはNEC<6701>で、構造改革成功などを評価した国内証券による投資評価格上げがみられ4.4%高となり、同2位はアドバンテスで3.3%高となった。
*15:00現在
日経平均株価 21275.92(-62.25)
値上がり銘柄数 80(寄与度+45.70)
値下がり銘柄数 141(寄与度-107.95)
変わらず銘柄数 4
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6857> アドバンテ 2965 94 +6.90
<4063> 信越化 10035 135 +4.96
<4543> テルモ 3210 25 +3.67
<4519> 中外薬 7040 60 +2.20
<4503> アステラス薬 1535 11 +2.02
<8035> 東エレク 15120 45 +1.65
<7269> スズキ 5064 45 +1.65
<4901> 富士フイルム 5463 43 +1.58
<6506> 安川電 3660 40 +1.47
<6971> 京セラ 7035 17 +1.25
<6098> リクルートHD 3594 10 +1.10
<6976> 太陽誘電 2005 27 +0.99
<6479> ミネベアミツミ 1825 21 +0.77
<6762> TDK 8340 20 +0.73
<4272> 日化薬 1297 19 +0.70
<8766> 東京海上 5399 37 +0.68
<6701> NEC 4240 180 +0.66
<2871> ニチレイ 2557 35 +0.64
<4578> 大塚HD 3516 17 +0.62
<4751> サイバー 3905 80 +0.59
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6367> ダイキン 14065 -350 -12.85
<9983> ファーストリテ 65130 -260 -9.55
<8028> ユニファミマ 2572 -55 -8.08
<9984> ソフトバンクG 5165 -36 -7.93
<4523> エーザイ 6091 -111 -4.08
<4911> 資生堂 8121 -110 -4.04
<6954> ファナック 19930 -105 -3.86
<7951> ヤマハ 5120 -80 -2.94
<4704> トレンド 4805 -65 -2.39
<4452> 花王 8210 -65 -2.39
<9433> KDDI 2743.5 -9.5 -2.09
<8830> 住友不 3848 -54 -1.98
<8015> 豊通商 3265 -45 -1.65
<8252> 丸井G 2194 -42 -1.54
<9613> NTTデータ 1435 -8 -1.47
<6988> 日東電 5317 -39 -1.43
<7751> キヤノン 3146 -26 -1.43
<5901> 洋缶HD 2138 -37 -1.36
<9022> JR東海 21580 -335 -1.23
<2914> JT 2379.5 -31 -1.14
TOPIX
現在値 1,551.14↑ (19/06/28 15:00)
前日比 -2.13 (-0.14%)
始値 1,550.51 (09:00) 前日終値 1,553.27 (19/06/27)
高値 1,554.59 (09:03) 年初来高値 1,633.96 (19/04/17)
安値 1,544.62 (12:30) 年初来安値 1,446.48 (19/01/04)
東証業種別ランキング:石油・石炭製品が下落率トップ(フィスコ) - ニュース・コラム - 15時33分配信
石油・石炭製品が下落率トップ。出光興産<5019>やコスモエネHD<5021>など全般軟調。そのほか、証券業、鉱業、不動産業、陸運業、鉄鋼業などがさえない。一方で、電力・ガス業が上昇率トップ。東北電力<9506>が3%上昇して指数を支えた。そのほか、精密機器、水産・農林業、海運業、保険業なども堅調。
業種名/現在値/前日比(%)
1. 電力・ガス業 / 409. / 0.96
2. 精密機器 / 6,574.23 / 0.83
3. 水産・農林業 / 532.25 / 0.81
4. 海運業 / 245.18 / 0.49
5. 保険業 / 942.36 / 0.39
6. 医薬品 / 2,659.52 / 0.26
7. その他製品 / 2,682.49 / 0.25
8. その他金融業 / 559.72 / 0.16
9. ゴム製品 / 3,032.29 / 0.14
10. 電気機器 / 2,229.83 / 0.09
11. 輸送用機器 / 2,573.26 / 0.00
12. サービス業 / 2,150.21 / -0.02
13. 空運業 / 286.46 / -0.06
14. 非鉄金属 / 870.75 / -0.07
15. 倉庫・運輸関連業 / 1,611.25 / -0.08
16. 小売業 / 1,106.19 / -0.15
17. 銀行業 / 138.83 / -0.16
18. 食料品 / 1,681.17 / -0.19
19. 化学工業 / 1,908.02 / -0.22
20. 金属製品 / 1,015.25 / -0.25
21. 建設業 / 1,061.63 / -0.30
22. 情報・通信業 / 3,616.37 / -0.37
23. ガラス・土石製品 / 988.54 / -0.42
24. 卸売業 / 1,457.1 / -0.42
25. 繊維業 / 639.49 / -0.52
26. パルプ・紙 / 523.33 / -0.54
27. 機械 / 1,720.61 / -0.57
28. 鉄鋼 / 415.88 / -0.60
29. 陸運業 / 2,231.11 / -0.61
30. 不動産業 / 1,387.89 / -0.70
31. 鉱業 / 279.07 / -0.99
32. 証券業 / 295.66 / -1.06
33. 石油・石炭製品 / 1,168.06 / -1.31
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 13,823.66↑ (19/06/28 15:00)
前日比 -19.18 (-0.14%)
始値 13,820.90 (09:00) 前日終値 13,842.84 (19/06/27)
高値 13,855.14 (09:03) 年初来高値 14,529.91 (19/04/02)
安値 13,761.55 (12:30) 年初来安値 12,830.87 (19/01/04)
JASDAQ平均
現在値 3,405.61↓ (19/06/28 15:00)
前日比 +7.27 (+0.21%)
始値 3,403.01 (09:00) 前日終値 3,398.34 (19/06/27)
高値 3,407.88 (13:18) 年初来高値 3,501.09 (19/03/05)
安値 3,401.71 (09:24) 年初来安値 3,155.33 (19/01/04)
JASDAQ平均は小幅続伸、米中首脳会談を控え個別物色/JASDAQ市況(フィスコ) - ニュース・コラム - 16時48分配信
JASDAQ平均:3405.61 (+7.27)
出来高:9852株
売買代金:369億円
J-Stock Index:2824.44 (+13.09)
本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはいずれも小幅に続伸した。値上がり銘柄数は308(スタンダード289、グロース19)、値下がり銘柄数は262(スタンダード248、グロース14)、変わらずは60(スタンダード58、グロース2)。
本日のJASDAQ市場は、週末に開催される米中首脳会談を控えて、模様眺めムードが広がるなか、指数寄与度の高い時価総額上位銘柄や個別の好材料を発表した銘柄を中心に買われた。ただ、市場では「積極的に上値を買い上がる雰囲気にはない」との声も聞かれ、買い一巡後は次第に様子見ムードが強まった。また、日経平均が軟調に推移しているほか、中国などアジア市場も値を下げ、為替相場も1ドル=107円台後半へとやや円高方向にあり、目先の利益を確保する動きも散見され、全般は狭い値幅での動きに留まった。
値上がり率上位銘柄では、CDC7キナーゼ阻害薬が日本で特許査定を受けたカルナバイオ<4572>がストップ高比例配分となり値上がり率トップとなったほか、免疫生物<4570>、EAJ<6063>、天龍鋸<5945>などがそれに続いてランクインした。
一方で、連日の上昇反動から利食い売りが先行した多摩川HD<6838>が16%安になったほか、ワイエスフード<3358>、マリオン<3494>、セキチュー<9976>、ルーデン<1400>などが値下がり率上位になった。 JASDAQ-TOP20では、ハーモニック<6324>、ユニバーサル<6425>、メイコー<6787>、フェローテク<6890>などが上昇。
マザーズ指数
現在値 894.45↓ (19/06/28 15:00)
前日比 +6.77 (+0.76%)
始値 885.70 (09:00) 前日終値 887.68 (19/06/27)
高値 895.27 (14:18) 年初来高値 979.72 (19/01/21)
安値 884.55 (09:07) 年初来安値 789.79 (19/01/04)
マザーズ指数は続伸、IPOリビン・テクノロジーズの初値は2.3倍/マザーズ市況(フィスコ) - ニュース・コラム - 16時34分配信
[マザーズ市況]*16:34JST
マザーズ指数は続伸、IPOリビン・テクノロジーズの初値は2.3倍 28日のマザーズ指数は続伸となった。前日の米国株式相場で、G20首脳会議の開催を週末に控えて高安まちまちの展開となった流れから、本日のマザーズ市場には朝方から前日上昇分の利益を確定する動きが先行した。その後は、為替市場がじりじりと円安方向に振れるなか、日経平均の下げ渋りも支援材料となり、短期資金がマザーズ市場へと向かった。個人投資家などによる指数インパクトンの大きいマザーズ銘柄に対する買い戻しの動きも散見され、マザーズ指数は後場一段高となった。
なお、売買代金は概算で858.51億円。騰落数は、値上がり154銘柄、値下がり118銘柄、変わらず17銘柄となった。
値上がり率上位銘柄では、カイオム・バイオサイエンス<4583>が11%高になったほか、シェアリングテクノロジー<3989>やレアジョブ<6096>がともに10%超の上昇をみせた。売買代金上位では、そーせい<4565>、オンコリス<4588>、GNI<2160>、Sansan<4443>、オイシックス・ラ・大地<3182>が上昇。
一方で、インパクトホールディングス<6067>、新日本製薬<4931>、HEROZ<4382>、インフォネット<4444>は軟調。
なお、本日マザーズ市場に上場したリビン・テクノロジーズ<4445>の初値は公開価格の約2.3倍となる9000円となり、初値形成時の出来高は21万5100株だった。
東証REIT指数
現在値 1,938.82↑ (19/06/28 15:00)
前日比 +2.51 (+0.13%)
始値 1,940.40 (09:00) 前日終値 1,936.31 (19/06/27)
高値 1,945.73 (10:18) 年初来高値 1,960.88 (19/06/20)
安値 1,935.52 (14:08) 年初来安値 1,750.87 (19/01/04)
日経平均VI
現在値 16.78↓ (19/06/28 15:20)
前日比 +0.43 (+2.63%)
始値 16.62 (09:00) 前日終値 16.35 (19/06/27)
高値 16.97 (14:59) 年初来高値 29.74 (19/01/04)
安値 16.49 (11:08) 年初来安値 14.51 (19/04/17)
東証2部指数
現在値 6,585.40↑ (19/06/28 15:00)
前日比 +21.51 (+0.33%)
始値 6,577.67 (09:00) 前日終値 6,563.89 (19/06/27)
高値 6,585.40 (15:00) 年初来高値 7,003.45 (19/04/04)
安値 6,558.96 (09:58) 年初来安値 6,063.97 (19/01/04)
日経平均先物
現在値 21,190.00↓ (19/06/28 05:30)
前日比 -70.00 (-0.33%)
高値 21,290.00 (16:41) 始値 21,270.00 (16:30)
安値 21,150.00 (19:04) 前日終値 21,260.00 (19/06/27)
TOPIX先物
現在値 1,544.00↓ (19/06/28 05:30)
前日比 -5.00 (-0.32%)
高値 1,551.50 (16:41) 始値 1,549.50 (16:30)
安値 1,542.00 (19:04) 前日終値 1,549.00 (19/06/27)
JPX日経400先物
現在値 13,750.00↓ (19/06/28 05:30)
前日比 -65.00 (-0.47%)
高値 13,825.00 (16:42) 始値 13,810.00 (16:30)
安値 13,745.00 (00:23) 前日終値 13,815.00 (19/06/27)
東証マザーズ指数先物
現在値 858.00↓ (19/06/28 05:30)
前日比 -4.00 (-0.46%)
高値 864.00 (16:30) 始値 864.00 (16:30)
安値 858.00 (05:30) 前日終値 862.00 (19/06/27)
NYダウ先物 円建
現在値 26,516.00↓ (19/06/28 04:56)
前日比 -85.00 (-0.32%)
高値 26,644.00 (16:40) 始値 26,634.00 (16:32)
安値 26,434.00 (19:17) 前日終値 26,601.00 (19/06/27)
CME日経平均先物 円建
現在値 21,210.00↑ (19/06/27 15:59 CST)
前日比 +110.00 (+0.52%)
高値 21,300.00 始値 21,080.00
安値 21,075.00 前日終値 21,100.00 (19/06/26)
SGX日経平均先物
現在値 21,210.00↑ (19/06/28 04:44 SGT)
前日比 -70.00 (-0.33%)
高値 21,300.00 始値 21,280.00
安値 21,155.00 前日終値 21,280.00 (19/06/27)
長期国債先物
現在値 153.790↑ (19/06/28 05:24)
前日比 +0.050 (+0.03%)
高値 153.790 (00:46) 始値 153.740 (15:30)
安値 153.700 (16:22) 前日終値 153.740 (19/06/27)
28日の日本国債市場概況:債券先物は153円85銭で終了(フィスコ) - ニュース・コラム - 18時37分配信
<円債市場>
長期国債先物2019年9月限
寄付153円80銭 高値153円89銭 安値153円75銭 引け153円85銭
売買高総計22505枚
2年 402回 -0.220%
5年 139回 -0.260%
10年 354回 -0.165%
20年 168回 0.220%
債券先物9月限は、153円80銭で取引を開始。5月鉱工業生産速報値の大幅上振れを受けて売られたとみられ、153円75銭まで下げた。その後、日銀が実施した国債買い入れオペで応札倍率が低下したことが好感され、買いが優勢になり153円89銭まで上げた。現物債の取引では、全年限が買われた。
<米国債概況>
2年債は1.75%、10年債は2.02%、30年債は2.54%近辺で推移。
債券利回りはやや上昇。(気配値)
<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は-0.32%、英国債は0.83%(気配値)、オーストラリア10年債は1.32%、NZ10年債は1.55%。
日本国債3年
年利回り -0.228 (19/06/28 02:05)
前日比 0.000
日本国債5年
年利回り -0.247 (19/06/28 02:05)
前日比 +0.001
日本国債10年
年利回り -0.142 (19/06/28 02:05)
前日比 -0.003
アジア株式市場サマリー
東南アジア株式市場の株価は薄商いの中、大半の市場がほぼ横ばいで終えた。四半期末であることや米中首脳会談を控えていることから、投資家は新規のポジション設定を手控えた。
INGはノートで「世界経済の行方の大部分は、今週末の米中首脳会談の結果にかかっている。市場の方向性も同会談の結果に大きく左右される」と指摘した。
マニラ市場の主要株価指数PSEiは0.72%下落し、7999.71。金融株と消費関連株が指数を押し下げた。ユニバーサル・ロビナは4.6%安。SMプライム・ホールディングス
中国株式市場は反落して引けた。29日の米中首脳会談を前に、両国が通商問題を巡り強硬姿勢を崩していないことを嫌気した。
上海総合指数終値は17.9142ポイント(0.60%)安の2978.8784。
上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数 終値は9.230ポイント(0.24%)安の3825.587。
週間ベースでは上海総合指数が0.8%安、CSI300指数が0.2%安となった。月間では通商交渉に対する楽観的な見方を背景にいずれも上昇し、上海総合指数は2.8%高、CSI300指数は5.4%高となった。
中国の習近平国家主席は28日、一部の先進国が通商摩擦と経済封鎖へとつながる保護主義的措置を取っていると述べ、そうした措置が世界経済における不安定性を増幅させる最大のリスクだとの認識を示した。
一方、米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長は27日、トランプ大統領は習主席との会談に向けていかなる前提条件にも同意しておらず、中国に新たな関税を課す構えを崩していないと強調した。
モルガン・スタンレーのアナリストは28日のリポートで、A株の地合いは短期的に大きく変化しないと予想し、20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)後に通商協議が再開しても、最近のマクロ経済への圧力や通商協議関連ニュースによる株価への影響力低下を踏まえると、センチメントの回復には懐疑的とした。
開源証券は、上海総合指数が60日移動平均を上抜けて同水準を維持できれば4月下旬の水準を回復し、できなければディフェンシブ銘柄に買いが向かうと予想した。29日引け時点の60日移動平均は3010.35。
香港市場も反落。
ハンセン指数終値は78.80ポイント(0.28%)安の2万8542.62。週間では0.2%、月間では6.1%それぞれ上昇した。
ハンセン中国企業株指数(H株指数)終値は15.28ポイント(0.14%)安の1万0881.85。週間では0.4%安。
トランプ大統領は28日、 習主席との会談が生産的なものになると思うと述べた。中国外務省の耿爽報道官は定例会見で、トランプ大統領が歩み寄る姿勢を示し会談を成功させることに期待を示した。
ソウル株式市場の株価は反落。米中の貿易戦争を終わらせるための動きが両国首脳会談で進展するかどうかを巡り懸念が広がった。米中首脳会談は29日に行われる。
総合株価指数(KOSPI)は週間では0.24%高。月間ベースでは4.4%高。
キウム証券のアナリストは、KOSPIは米中首脳会談に対する不透明感から下落したと述べた。
外国人投資家は3117億ウォン相当の買い越し。
出来高は5億2950万株。取引された893銘柄のうち、上昇は269銘柄。
シドニー株式市場の株価は、鉱業株とエネルギー株主導で反落した。米中首脳会談を待って様子見の参加者が多かった。
S&P/ASX200指数は前日終値比0.7%安の6618.80で終了した。四半期ベースでは7.1%高。
米中首脳会談の結果に関する強弱さまざまなニュースが出ており、全般的にセンチメントは低下、不透明感はさらに強まっている。
前日に急伸していた鉱業株に利益確定の売りが出た。鉱業株はこれまで、鉄鉱石価格の上昇に支えられてきた。鉱業株指数は年初来で、26%超上昇している。
リオ・ティントは2.4%安。BHPグループは1.9%安。
金融株指数は序盤の値を消し、小幅に下落して終了。4大銀行株のうち3行は0.1─0.6%のレンジで下落。しかし、ウェストパック銀行は0.8%高。
原油安を受けて、エネルギー株は1.7%下落。ウッドサイド・ペトロリアムは2.1%安。サントスは1.7%安。オイル・サーチは1.8%安。
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
28日の中国本土市場概況:上海総合0.6%安で反落、産金株は高い(フィスコ) - ニュース・コラム - 17時00分配信
28日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比17.91ポイント(0.60%)安の2978.88ポイントと反落した。上海A株指数も下落し、18.81ポイント(0.60%)安の3119.99ポイントで取引を終えている。
米中首脳会談を29日に控え、結果を見極めたいとするスタンスが強まった。通商合意に対する楽観も一部でみられるものの、トランプ政権による追加関税の警戒感も依然としてくすぶっている。
業種別では、ハイテクの下げが目立つ。なかでも、27日に取引再開したスーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(中科曙光:603019/SH)は3.8%安と大幅続落した。米国が禁輸措置を課した中科曙光を巡っては、23日までにファンド各社が株価評価を大幅に引き下げ。24日から売買を一時停止した。取引再開初日の27日にはストップ安している。27日は大手ファンドによる売却が膨らみ、出来高は1億100万株を突破した(売買停止前となる21日の出来高は約2477万株)。このほか運輸株、インフラ関連株、医薬品株、不動産株、消費関連株、自動車株、軍需関連株、金融株なども売られている。
半面、産金株は高い。中金黄金(600489/SH)が4.9%上昇した。セメント株、公益株や交通インフラ株の一角も物色されている。
一方、外貨建てB株は値下がり。上海B株指数が0.17ポイント(0.06%)安の296.90ポイント、深センB株指数が1.14ポイント(0.12%)安の963.25ポイントで終了した。
上海総合指数 中国
▼0.60%
2,978.88
H:2,992.24
L:2,961.22
-17.91
06/28
CSI300指数 中国
▼0.24%
3,825.59
H:3,835.23
L:3,803.05
-9.23
16:01
上海B株 中国
▼0.06%
296.90
H:297.13
L:295.66
-0.17
06/28
深センB株 中国
▼0.12%
963.25
H:965.75
L:958.45
-1.14
06/28
上海A株 中国
▼0.60%
3,119.99
H:3,134.03
L:3,101.48
-18.81
06/28
深センA株 中国
▼0.96%
1,633.99
H:1,648.82
L:1,624.91
-15.86
06/28
28日の香港市場概況:ハンセン0.3%安で3日ぶり反落、米中首脳会談前に買い手控え(フィスコ) - ニュース・コラム - 18時00分配信
28日の香港市場は小幅に値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比78.80ポイント(0.28%)安の28542.62ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が15.28ポイント(0.14%)安の10881.85ポイントとそろって3日ぶりに反落した。売買代金は717億8300万香港ドルと低水準が続いている(27日は784億3100万香港ドル)。
買い手控えムードが広まる流れ。29日の米中首脳会談を前に、結果を見極めたいとするスタンスが強まっている。米中協議を巡っては、中国商務部の報道官が27日、「中国の華為技術(ファーウェイ)に課されている制裁措置について、米国は直ちに撤回する必要がある」と発言した。ただ、米側が撤回に合意する可能性は低いとの見方もあり、両国の歩み寄りが課題となっている。また、米国家経済会議(NEC)のラリー・クドロー委員長は27日、FOXニュースのインタビューに答え、29日の米中首脳会談を前に(一部メディアが報じたような貿易戦争「休戦」の)初期合意は存在しないと述べた。
ハンセン指数の構成銘柄では、米菓・飲料メーカーの中国旺旺HD(151/HK)とブタ肉生産で世界トップの万洲国際(WHグループ:288/HK)がそろって3.2%安、バイオ製薬・中医薬メーカーの中国生物製薬(1177/HK)が2.1%安と下げが目立った。
業種別では、5G関連がさえない。通信設備の京信通信系統HD(2342/HK)が2.8%安、中興通訊(ZTE:763/HK)が2.4%安、通信インフラ工事の中国通信服務(552/HK)が2.9%安、基地局運営の中国鉄塔(788/HK)が1.4%安で引けた。
半面、産金・非鉄(希土類)セクターはしっかり。霊宝黄金集団(3330/HK)が2.8%、招金鉱業(1818/HK)が1.3%、紫金鉱業集団(2899/HK)が0.6%、中国稀土HD(チャイナ・レア・アース:769/HK)が5.7%、江西銅業(358/HK)が1.0%ずつ値を上げた。
空運セクターも物色される。中国南方航空(1055/HK)が1.8%高、中国国際航空(753/HK)が1.7%高、国泰航空(キャセイ航空:293/HK)が1.6%高、中国東方航空(670/HK)が0.9%高と買われた。
他の個別株動向では、取引再開した衛星事業会社の亜洲衛星(アジア・サテライト・テレコム:1135/HK)が13.5%高の9.40香港ドルと急伸。筆頭株主Bowenvale Limitedによる非公開化計画が手がかりだ。TOB価格(10.22香港ドル)は、取引停止前の直近終値(20日:8.28香港ドル)に対して23.4%のプレミアム水準となっている。
香港市場は週明け7月1日、香港特区記念日で休場。翌2日に取引再開する。
一方、本土市場は反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.60%安の2978.88ポイントで取引を終えた。ハイテク株が安い。運輸株、インフラ関連株、医薬品株、不動産株、消費関連株、自動車株、軍需関連株、金融株なども売られている。産金株、セメント株や公益株の一角は買われた。
HangSeng 香港
▼0.28%
28,542.62
H:28,632.59
L:28,416.96
-78.80
16:59
H株指数 香港
▼0.14%
10,881.85
H:10,912.43
L:10,831.85
-15.28
06/28
レッドチップ指数 香港
▼0.07%
4,446.05
H:4,451.30
L:4,429.52
-3.26
06/28
AORD オーストラリア
▼0.71%
6,618.80
H:6,670.10
L:6,618.80
-47.50
15:37
KOSPI 韓国
▼0.17%
2,130.62
H:2,139.24
L:2,123.97
-3.70
18:03
STI シンガポール
▼0.21%
3,321.61
H:3,336.08
L:3,321.38
-6.99
18:20
加権 台湾
▼0.40%
10,730.83
H:10,788.08
L:10,719.08
-43.07
14:33
KLSE マレーシア
▼0.03%
1,672.13
H:1,677.34
L:1,670.81
-0.57
06/28
PSEi フィリピン
▼0.72%
7,999.71
H:8,042.22
L:7,951.34
-57.93
06/28
JKSE インドネシア
▲0.09%
6,358.63
H:6,377.35
L:6,351.51
+5.92
18:15
VN ベトナム
▲0.72%
949.94
H:949.94
L:939.12
+6.83
06/28
SET タイ
▼0.08%
1,730.34
H:1,735.61
L:1,729.46
-1.30
18:54
Sensex インド
▼0.48%
39,394.64
H:39,672.42
L:39,361.92
-191.77
06/28
Nifty インド
▼0.45%
11,788.85
H:11,871.70
L:11,775.50
-52.70
06/28