【中山グランドJ】王者オジュウチョウサン障害G1・3連覇
障害の春の大一番「第19回中山グランドジャンプ」が土曜メインで行われ、昨年の最優秀障害馬オジュウチョウサンが快勝。同レース連覇を飾るとともにカラジ(05〜07年中山GJ)に並ぶJ・G1最多3勝目(3連覇)を挙げ、自身の持つ障害重賞連勝記録を6に伸ばした(グレード制導入以降)。
絶対王者はファンの拍手と歓声を一身に浴びてゴールに飛び込んだ。唯一ピンチに見えたのは最終4角でサンレイデュークに並びかけられたシーン。石神も「サンレイは切れるイメージがあったし、一瞬ヒヤッとした」と振り返ったが、愛馬は全く動じなかった。「手綱を通して“まだ余力あるよ〜”と伝わってきた。障害を大きく跳ばない分、道中で無駄に力を使わないから最後に力が残る」。ラストの伸びが王者の真骨頂。楽々と3馬身半突き放した。
管理する和田郎師はこれが節目のJRA通算100勝目。海外挑戦の可能性を問われると「そういう気持ちもないわけではないが、(中山GJ3連覇の)カラジの上を行くとか国内にも目標がある」と答えた。今後は未定だが、これからは歴史への挑戦となる。石神は「何十勝とできるように頑張って仕上げていきたい。無事なら負けないと思う」と決意表明。王者の進撃はまだまだ続きそうだ。
◆オジュウチョウサン 父ステイゴールド 母シャドウシルエット(母の父シンボリクリスエス)牡6歳 美浦・和田郎厩舎所属 馬主・(株)チョウサン 生産者・北海道平取町の坂東牧場 戦績19戦9勝(うち障害17戦9勝) 総獲得賞金3億5877万1000円(全て障害)。 【レース結果】
【中山グランドJ】戦い終えて
【中山グランドJ】オジュウチョウサンが連覇 JG1・3連覇― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル
第19回中山グランドジャンプ(15日・中山11R4250メートル芝13頭、JG1)1番人気のオジュウチョウサン(石神深一騎乗)が4分50秒8で連覇を飾り、1着賞金6600万円を獲得した。同馬は昨年末の中山大障害も勝っており、JG1・3連覇。石神騎手、和田正一郎調教師とも、このレース2勝目。
好位を進んだオジュウチョウサンは、徐々に先頭に立ち、最後の障害で並びかけてきた6番人気サンレイデューク(2着)を3馬身半振り切った。さらに8馬身差の3着は2番人気のアップトゥデイトだった。
払戻金は単勝が130円、枠連は(4)―(8)で710円、馬連は(5)―(12)で2400円、馬単は(12)―(5)で2750円、3連複は(5)―(6)―(12)で1500円、3連単は(12)―(5)―(6)で7420円、ワイドは(5)―(12)が560円、(6)―(12)が120円、(5)―(6)が910円。
11R 第19回 農林水産省賞典 中山グランドジャンプ(J・GI) 障害4歳以上オープン 4,250 (芝・外) 定量 15:40
本賞金:6600、2600、1700、990、660万円
1 1 ティリアンパープル 牝7 61 山本康志 金成貴史
2 2 ウインヤード 牡6 63 大江原圭 小桧山悟
3 3 ワンダフルワールド 牡6 63 森一馬 高橋義忠
△ 4 4 タイセイドリーム 牡7 63 平沢健治 矢作芳人
★ 4 5 サンレイデューク 牡9 63 難波剛健 高橋義忠
〇 5 6 アップトゥデイト 牡7 63 林満明 佐々木晶
X 5 7 ルペールノエル 牡7 63 高田潤 藤原英昭
▲ 6 8 メイショウヒデタダ 牡8 63 熊沢重文 南井克巳
☆ 6 9 ラステラ 牝6 61 五十嵐雄祐 尾形和幸
7 10 クリノダイコクテン 牡6 63 植野貴也 谷潔
7 11 アイティテイオー 牡9 63 浜野谷憲尚 竹内正洋
◎ 8 12 オジュウチョウサン 牡6 63 石神深一 和田正一
8 13 トーセンハナミズキ 牝7 61 小野寺祐太 池上昌和
1 8 12 オジュウチョウサン 牡6 63.0 石神深一 4:50.8 13.7 510 +2 和田正一郎 1
2 4 5 サンレイデューク 牡9 63.0 難波剛健 4:51.4 3 1/2 13.7 462 -8 高橋義忠 6
3 5 6 アップトゥデイト 牡7 63.0 林満明 4:52.7 8 13.8 534 0 佐々木晶三 2
4 4 4 タイセイドリーム 牡7 63.0 平沢健治 4:53.8 7 13.8 538 -4 矢作芳人 5
5 5 7 ルペールノエル 牡7 63.0 高田潤 4:54.2 2 1/2 13.8 520 -4 藤原英昭 4
6 7 11 アイティテイオー 牡9 63.0 浜野谷憲尚 4:54.8 3 1/2 13.9 468 +4 竹内正洋 11
7 2 2 ウインヤード 牡6 63.0 大江原圭 4:55.3 3 13.9 466 -4 小桧山悟 8
8 3 3 ワンダフルワールド 牡6 63.0 森一馬 4:55.7 2 1/2 13.9 510 0 高橋義忠 7
9 7 10 クリノダイコクテン 牡6 63.0 植野貴也 4:55.7 ハナ 13.9 478 -8 谷潔 10
10 8 13 マル地トーセンハナミズキ 牝7 61.0 小野寺祐太 4:56.4 4 13.9 484 +4 池上昌和 13
11 6 9 ラステラ 牝6 61.0 五十嵐雄祐 4:56.7 2 14.0 484 +4 尾形和幸 9
12 1 1 ティリアンパープル 牝7 61.0 山本康志 4:57.6 5 14.0 476 -6 金成貴史 12
13 6 8 メイショウヒデタダ 牡8 63.0 熊沢重文 4:58.0 2 1/2 14.0 480 -4 南井克巳 3
タイム
上り 1マイル 1分 44秒 0 4F 49.7 - 3F 36.5
コーナー通過順位
1コーナー(2周目) 8-6,12,3(2,4)5-(10,9)7(13,1)-11
2コーナー(2周目) 8-6(12,4)(5,2)3(10,9,7)-13,1-11
3コーナー(2周目) (*8,12)-6,5(4,7)=2,11,3,10,9-(13,1)
4コーナー(3周目) (*12,5)-6(8,4)7-11,2-3,10-9,13-1
単勝 12 130円
複勝 12 110円 05 310円 06 110円
枠連 4-8 710円
馬連 05-12 2400円
ワイド 05-12 560円 06-12 120円 05-06 910円
馬単 12-05 2750円
3連複 05-06-12 1500円
3連単 12-05-06 7420円
もはや、向かうところ敵なし状態のオジュウチョウサンが中山の「大障害レース」で3連覇を達成。
今後は、フジノオー、グランドマーチス、バローネターフ(5連覇)の3頭が達成している「中山の大障害レース4連覇」に挑むことになるが、左記3頭はいずれも最後の直線に置き障害がない「中山大障害」での勝利。オジュウチョウサンは置き障害のある中山グランドジャンプを2連覇している。
障害の春の大一番「第19回中山グランドジャンプ」が土曜メインで行われ、昨年の最優秀障害馬オジュウチョウサンが快勝。同レース連覇を飾るとともにカラジ(05〜07年中山GJ)に並ぶJ・G1最多3勝目(3連覇)を挙げ、自身の持つ障害重賞連勝記録を6に伸ばした(グレード制導入以降)。
絶対王者はファンの拍手と歓声を一身に浴びてゴールに飛び込んだ。唯一ピンチに見えたのは最終4角でサンレイデュークに並びかけられたシーン。石神も「サンレイは切れるイメージがあったし、一瞬ヒヤッとした」と振り返ったが、愛馬は全く動じなかった。「手綱を通して“まだ余力あるよ〜”と伝わってきた。障害を大きく跳ばない分、道中で無駄に力を使わないから最後に力が残る」。ラストの伸びが王者の真骨頂。楽々と3馬身半突き放した。
管理する和田郎師はこれが節目のJRA通算100勝目。海外挑戦の可能性を問われると「そういう気持ちもないわけではないが、(中山GJ3連覇の)カラジの上を行くとか国内にも目標がある」と答えた。今後は未定だが、これからは歴史への挑戦となる。石神は「何十勝とできるように頑張って仕上げていきたい。無事なら負けないと思う」と決意表明。王者の進撃はまだまだ続きそうだ。
◆オジュウチョウサン 父ステイゴールド 母シャドウシルエット(母の父シンボリクリスエス)牡6歳 美浦・和田郎厩舎所属 馬主・(株)チョウサン 生産者・北海道平取町の坂東牧場 戦績19戦9勝(うち障害17戦9勝) 総獲得賞金3億5877万1000円(全て障害)。 【レース結果】
【中山グランドJ】戦い終えて
【中山グランドJ】オジュウチョウサンが連覇 JG1・3連覇― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル
第19回中山グランドジャンプ(15日・中山11R4250メートル芝13頭、JG1)1番人気のオジュウチョウサン(石神深一騎乗)が4分50秒8で連覇を飾り、1着賞金6600万円を獲得した。同馬は昨年末の中山大障害も勝っており、JG1・3連覇。石神騎手、和田正一郎調教師とも、このレース2勝目。
好位を進んだオジュウチョウサンは、徐々に先頭に立ち、最後の障害で並びかけてきた6番人気サンレイデューク(2着)を3馬身半振り切った。さらに8馬身差の3着は2番人気のアップトゥデイトだった。
払戻金は単勝が130円、枠連は(4)―(8)で710円、馬連は(5)―(12)で2400円、馬単は(12)―(5)で2750円、3連複は(5)―(6)―(12)で1500円、3連単は(12)―(5)―(6)で7420円、ワイドは(5)―(12)が560円、(6)―(12)が120円、(5)―(6)が910円。
11R 第19回 農林水産省賞典 中山グランドジャンプ(J・GI) 障害4歳以上オープン 4,250 (芝・外) 定量 15:40
本賞金:6600、2600、1700、990、660万円
1 1 ティリアンパープル 牝7 61 山本康志 金成貴史
2 2 ウインヤード 牡6 63 大江原圭 小桧山悟
3 3 ワンダフルワールド 牡6 63 森一馬 高橋義忠
△ 4 4 タイセイドリーム 牡7 63 平沢健治 矢作芳人
★ 4 5 サンレイデューク 牡9 63 難波剛健 高橋義忠
〇 5 6 アップトゥデイト 牡7 63 林満明 佐々木晶
X 5 7 ルペールノエル 牡7 63 高田潤 藤原英昭
▲ 6 8 メイショウヒデタダ 牡8 63 熊沢重文 南井克巳
☆ 6 9 ラステラ 牝6 61 五十嵐雄祐 尾形和幸
7 10 クリノダイコクテン 牡6 63 植野貴也 谷潔
7 11 アイティテイオー 牡9 63 浜野谷憲尚 竹内正洋
◎ 8 12 オジュウチョウサン 牡6 63 石神深一 和田正一
8 13 トーセンハナミズキ 牝7 61 小野寺祐太 池上昌和
1 8 12 オジュウチョウサン 牡6 63.0 石神深一 4:50.8 13.7 510 +2 和田正一郎 1
2 4 5 サンレイデューク 牡9 63.0 難波剛健 4:51.4 3 1/2 13.7 462 -8 高橋義忠 6
3 5 6 アップトゥデイト 牡7 63.0 林満明 4:52.7 8 13.8 534 0 佐々木晶三 2
4 4 4 タイセイドリーム 牡7 63.0 平沢健治 4:53.8 7 13.8 538 -4 矢作芳人 5
5 5 7 ルペールノエル 牡7 63.0 高田潤 4:54.2 2 1/2 13.8 520 -4 藤原英昭 4
6 7 11 アイティテイオー 牡9 63.0 浜野谷憲尚 4:54.8 3 1/2 13.9 468 +4 竹内正洋 11
7 2 2 ウインヤード 牡6 63.0 大江原圭 4:55.3 3 13.9 466 -4 小桧山悟 8
8 3 3 ワンダフルワールド 牡6 63.0 森一馬 4:55.7 2 1/2 13.9 510 0 高橋義忠 7
9 7 10 クリノダイコクテン 牡6 63.0 植野貴也 4:55.7 ハナ 13.9 478 -8 谷潔 10
10 8 13 マル地トーセンハナミズキ 牝7 61.0 小野寺祐太 4:56.4 4 13.9 484 +4 池上昌和 13
11 6 9 ラステラ 牝6 61.0 五十嵐雄祐 4:56.7 2 14.0 484 +4 尾形和幸 9
12 1 1 ティリアンパープル 牝7 61.0 山本康志 4:57.6 5 14.0 476 -6 金成貴史 12
13 6 8 メイショウヒデタダ 牡8 63.0 熊沢重文 4:58.0 2 1/2 14.0 480 -4 南井克巳 3
タイム
上り 1マイル 1分 44秒 0 4F 49.7 - 3F 36.5
コーナー通過順位
1コーナー(2周目) 8-6,12,3(2,4)5-(10,9)7(13,1)-11
2コーナー(2周目) 8-6(12,4)(5,2)3(10,9,7)-13,1-11
3コーナー(2周目) (*8,12)-6,5(4,7)=2,11,3,10,9-(13,1)
4コーナー(3周目) (*12,5)-6(8,4)7-11,2-3,10-9,13-1
単勝 12 130円
複勝 12 110円 05 310円 06 110円
枠連 4-8 710円
馬連 05-12 2400円
ワイド 05-12 560円 06-12 120円 05-06 910円
馬単 12-05 2750円
3連複 05-06-12 1500円
3連単 12-05-06 7420円
もはや、向かうところ敵なし状態のオジュウチョウサンが中山の「大障害レース」で3連覇を達成。
今後は、フジノオー、グランドマーチス、バローネターフ(5連覇)の3頭が達成している「中山の大障害レース4連覇」に挑むことになるが、左記3頭はいずれも最後の直線に置き障害がない「中山大障害」での勝利。オジュウチョウサンは置き障害のある中山グランドジャンプを2連覇している。